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12月9日のフジテレビの「笑っていいとも」のテレフォンショッキングにゲスト出演していた
宮里藍とタモリの会話を聞いて、練習の段階では誰もが良いコンディションで臨むのに、
いざ試合となると途端に普段の実力が出せなくなるということで、ゴルファーは技術以上に
メンタルの強さが重要であることが分かったが、それなら意外と僧侶などはゴルフが上手い
のではないかと思った。ところで同日に千原ジュニアとの会話において、タモリはAKB48の
新曲、「鈴懸の木の道で『君の微笑みを夢に見る』と言ってしまったら僕たちの関係はどう
変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」
という長いタイトルをすぐに覚えられたと語っていた。私が感心したのは、タモリの記憶力
ではない。おそらくタモリは言葉を丸暗記するのではなく、言葉からイメージされる情景を
想像して覚えているはずで、タモリが上記の“世界観”を理解出来るほど感性が若いところ
に驚くのである。ちなみにその「鈴懸なんちゃら」はテレビのパフォーマンス用に短縮された
ヴァージョンは良い曲とは思えないのであるが、フルヴァージョンで聴くとドラマティックな
展開が楽しめて曲の良さが分かる。両手を前に垂らすパフォーマンスは鈴を表しており、
「チャンチャラチャラチャラチャチャンチャチャン」という歌詞は鈴が鳴っている音である。