朝8時頃から降り出した冷たい雨
午前中は断続的に降るという見込み…
雨でも走ろうと思えるのは10月初頭まで
11月の雨降りは寒くて
とてもそんな気にはなれない
ハーフ大会まであと1週間あまり
雨の中を走って風邪でも引いたら
それこそ目も当てられないし…
そんなことを思いつつ休足日にしたところ
タイミングよく？初孫くんは今日も休園日
我が家で預からなきゃならないことに…
昨日の夕方お嫁さんに
行きつけの小児科に連れられて診て貰ったが
どうやらアデノウィルス感染らしいと…
ひょっとして
雨の中を走って風邪を引くよりも
初孫くんからアデノウィルスを移される
そっちの方がもっとヤバいような…
4日連続となった初孫くんのお守り
昨日からジジイのお腹がちょっと緩いのは…
てっきり
2日間のガチのチートデイが過ぎたのかと
そう思ってたけど…
まさか
マサカ
まさか…
それでも
今日も初孫くんを預からないわけにはいかず
半ば覚悟しながらの朝からの孫守り
カミさんは
初孫くんに出来るだけ触れないように…
もう熱は下がって平熱になったのはいいが
そうなると元気が出過ぎて逆に困って…
こんな園児たち何十人もの面倒を見る
園の先生たちって大変だなぁと
つくづく感じさせられる
いくらそれが仕事とはいえ…
でもたぶん
ジジババのいうことは
なかなか聞いてくれないけど
先生の言うことはちゃんと聞くんだろうなぁ
我が家ではワガママ三昧の初孫くんも
送迎時に園で見かける様子は違って
ものわかりの良さそうな顔つき…
それがみんなと一緒になる社会の中で
生きていくために必要な成長だけど…
つまらない世間や下らない常識に縛られて
思いのままに生きていけなくなる
哀しいオトナへの始まりでもあり…
そう思ったところで
それもまた致し方のないことか…
ただチャラ息子や初孫くんが
いまの僕と同じような歳周りになったとき
思うように生きられないまま
ポンコツになっちまった僕みたいに
後悔しなければいいと願うだけ…
だけど…
後悔のひとつもない人生なんて
あるはずもないか？
どう生きたって…
そう考えると
生まれたときから哀しい生き物なんだろう
人間なんて…
ましてや
この歳になってまだ
道ならぬアヤマチを犯そうとしている僕は
救いようのない愚か者に違いないと…
それでも…
道…って何だろう？
人が生きるべき道って…
果たして
何が正解で何が誤りなのか…
正解と誤りの差って…
そんな愚かなことを思いつつ
カミさんが買い物に出かけた後
ひとりベランダに出てタバコを喫っていた
この子を聴きながら…
そんな僕に
リビングの中で小学1年生用のドリルを
必死に考えながら解いている初孫くんが
わからないことがあると訊きにきて…
その都度部屋に戻って
ただ正解を教えるんじゃなくて
初孫くんにわかるように理屈を並べつつ…
理屈を並べながら教えると
わからない問題や間違った答えに
何とか理解を示す初孫くん
すでに年長組にして
小学1年生のドリルはほぼこなせるほどで
嬉しく思ってしまう
親バカならぬジジバカか？
だけど…
ドリルは正解が決まってて
簡単に解けるけど…
人生…
人間の生き方って
正解があるようでないような…
初孫くんがそんなことに気づくのは
まだまだ先のことなんだろうなぁ
アラ古希になった老いぼれジジイでさえ
どんな生き方が正解なのかわからないのに…
いまだに…
どう生きても間違いのような
どう生きても正解のような…
それこそ
答えの出ないまま死んでいくんだろうか？
そうかもしれない…
そうなのだろう…
オトナであろうとなかろうと
哀しい人間か
誰もみな…
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