道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

6/11筋肉痛が気持ちいい休足日②(もう少しだけでいいから…)

2024-06-11 19:59:00 | 日記

昨夜ブログを入力しながら
寝落ちしそうだったので急遽中途半端なまま
切り上げてアップしたのだが…

何を書きたかったのか
すっかり失念しちまって…

読み返してみても思い出せないのは
かなり酔っていたからかもしれない
酔ってたというか疲れが抜けてなかった?

とにかく
71キロウルトラは何とか完走出来て…

去年の前回は雨の降り続く中
アラ古希某カオルさんとの
老いらくデートの実現のために
無我夢中というか一心不乱で
完走することだけを目指してたけど…

(不純な動機?笑)

今回は老いらくデートもなくて
なおかつ右足首痛を抱えながらだったけど
曇天で涼しい中を結構楽しく走れたと…

なぜかは自分でもわからないが…

沿道で応援してくれてる人たちにも
ありがとうと必ず御礼を返したり
バテバテで死んじゃうよ〜とか
そんな冗談もたまに放ちながら…

去年は中盤前から吐き気で気持ち悪くて
エイドでは水すらもあまり飲めなかったが
今回は胃薬をあらかじめ飲んだためか
中盤まで割と充分に給水も給食もできて…

途中の関門でもそこそこ余裕があったし…

それでも後半には前回と同じ吐き気に襲われ
下り坂や平坦コースが続いたのに
大幅なペースダウンを…

慌てて胃薬を無理やり飲み込んだものの
効き目がなくゴールまで苦しむことに…




制限時間の7〜8分前にゴールしたとき
係員のJKから完走メダルをかけてもらい
大喜びしたかったけれど…

喉元まで込み上げて来る吐き気を抑えるのに
必死で無惨なゴールシーンになった
幸いにも吐くまでにはギリ至らなかったが…

そのあと
ゴール後の写真を撮ってもらおうと
メンバーたちを探してみたけど…

100キロコースのメンバーたち
確か一人が僕より先にゴールしてたはずで…

でもなかなか連絡が取れなくて
というより何度も連絡を繰り返す
そんな元気すら湧かなくて…



仕方なく?
通りすがりの係員の美人お姉さんというか
若いオバちゃんと記念のツーショットを…

おそらくチャラ息子と同じ世代であろう
美人の若いオバちゃんは
気軽というよりノリノリで
ポンコツジジイの要望に応えてくれて…

思いのほかラッキーなツーショット!
ありがとう!お姉さん…

この一瞬だけ吐き気が飛んだのは
さすがにチャラいエロジジイだと…








大会が終わって2日目の今日
僕と似たような走力で
追い越したり越されたりしてたランナーたち
何人もいたっけなぁ

スポーツブラからはみ出るような
脇や腰の肉たっぷりなTシャツ姿の
エロかった若見えおネエちゃんや…

多分僕と似たような年代で
背が高く白髪のスレンダーで
スマートだったダンディな爺さん

斜めに傾きながら必死に走ってた
背の低いバァさんランナーなど…

ほとんど後ろ姿しか覚えてないけど
彼ら彼女たちも大会が終わって
いまはもう普通の暮らしというか
日常に戻ってるんだろうなぁ

メンバーたちも
翌日の昨日から仕事をしてるし…

ポンコツジジイはプーだから
ムリせずゆっくりしてればいいけど…

それにしても筋肉痛のヒドさよ!
やっぱり2日目がピークなのか?

まぁヒドければヒドいほど
快感に感じる部分もあるにはあって…

老いぼれ筋肉たちもシッカリ回復しようと
一生懸命に頑張っている?ならイジらしい

似たようなペースで走ってたランナーたちも
みんなそうなんだろうか?

死ぬほど?苦しい思いをしながら
たぶんお互いに抜きつ抜かれつを意識しつつ
共に一生懸命に走り続けてたと思うけど…

同じコースを前に後ろになって走りながら
仲間意識みたいのも僕は感じていたものの
ゴールして大会が終われば会うこともなく
見知らぬ他人として散って行くのだと…

そして
たくさんのランナーたちの走りを見守った
険しい坂道や山道そして街中の道路も
無味乾燥な普段の道の顔にもう戻ってるか?

半ば意識朦朧としながらも
頑張って走り続けていた中で
路面に白テープで貼られた大きな矢印が
あれほど頼もしく感じるなんて…

老いぼれジジイの70年近くの人生にも
あんな風に大きな道しるべが見えていたなら
もっと良い人生を歩めたかもしれないと…

なぜか
そんなことを今日は強く感じてて…

だけど
道しるべもその向こうも
何もハッキリ見えないのが
人生というもんだからなぁ

簡単には行かないよなぁ







走り終えた翌日に送ったLINE報告の数々
送ったのはほとんど女性ばかりで…

真っ先に送ったのは
アラ古希某カオルさん
もちろんスタート前にも送ったし…



もう老いらくデートは二度と出来ないけれど
それでも心を寄せてくれてるのは間違いなく
素直に喜んでくれてありがたいと…

そしてこの間初めてLINEを交換した
近所のオバちゃん女子ランナーにも…



返ってきた返事は
ウルトラを走らない人にとっては
まさしくそんな印象なんだろうなぁ

実際に僕もウルトラを走る前は
まさにそう思ってたから…

そんな変態呼ばわりが
実は嬉しいのがウルトラランナーの
変態たる所以だろう
きっと…

美人の彼女とも仲良くなりたいと思って
LINE報告をしてみたけれど
世の中はそんなに甘くないからなぁ

もう70年近くも生きて来たから
それくらいはわかってるつもり

だけどもう少しは変態でもいいと…
変態のままで走り続けていたいと…

もう少しだけでいいから…




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