道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

6/16熱中症気味のゆるジョグ9㎞(いつ死んでも…)

2024-06-16 16:45:00 | 日記

朝起きて
自室のカーテンを開けた瞬間
明るい陽射しに照らされた裏庭が眼に入り…

今日も暑くなるんだろうなぁと
やや食傷気味の暑さの感覚

ちょうど1週間前の71キロウルトラ本番が
こんな暑さじゃなくて本当に良かったと…

でも真夏の暑さに比べればまだまだ序の口
へこたれることはないさと思い直して起床

お天気アプリが示す最高気温は
昨日と同じ29℃だから走れないことはない

ただ少し遅く目覚めた分だけ
走る時間帯が遅れ気温が高くなるかも…

そう思いつつ朝のルーティンを済ませ
ゆっくりとジョグの準備に…

今日こそ筋肉痛は消えてるだろうと
淡い期待を抱きつつ…

この子をお供にして…



まだ少し左腿外側に痛みが残ってるものの
筋肉痛はほぼ消えたも同然だと安心しながら
ジョグをスタート

坐骨神経痛はいつものとおりだけど
この調子なら以前のジョグに戻れるはず…

そう思って走り出した1〜2キロは
確かに順調に思えたけど…

2キロ付近のちっちゃな美容室を
通り過ぎようとしたあたりから
すでに汗だくになってしまってて…

暑い!
とにかく暑いのだ!
暑くてしょうがないのだ!

おそらく
気温だけじゃなく湿度が高いのだろう
昨日よりも断然暑く感じて…

そう思いながら
いつもの7キロ付近の長い上り坂を
やっとのことで上り切ると…

それまでのペースが嘘のように止まって
息苦しさを感じ始めた

この覚えのある感覚
熱中症気味の症状に違いないと…

とりあえずは
10キロまで頑張って行こうと思いつつも
追い風で無風状態とほぼ同然の状況下…

少し脚の感覚が鈍くなり始めたのは
坐骨神経痛のせいじゃなさそうで
これってもしかしてヤバいかもと…

そう思って10キロ走るのを急遽やめて
9キロ地点で強制終了



10キロまで
走れないことはなかったと思うけど
明日へのダメージを考えると
早くやめた方が正解だったんじゃ?

実際に昨日の10キロのペースよりは
遅くなってしまうほどの結果で…

帰宅してからすぐに
冷水シャワーを浴びたが
昨日ほどの元気は残ってなかった

もしかすると
本当にヤバかったのかもしれない

昼食のパスタを食べたあと
椅子に座ったまま食器の後片付けもせず
そのまま30分ばかり寝入ってしまい…

よっぽどバテていたに違いないと…

9キロでやめて大正解だったと…







今日はどうやら父の日らしいが…

父の日といっても
すっかりジジイになっちまった
僕には関係なく…

父の日って
まだ現役で働いてるお父さんたちに
感謝する日だろうと…

リタイアしてプーになってからは
感謝される価値がほとんどなくなったと
自分でも思ってる

少しの家事や初孫くんのお守りは
それなりにするけど…

もう父親じゃないと…
ジジイでしかないと…
いつ死んでもいい…

もちろんまだ当分は死なないだろうし
もう少しは走り続けていたいけど…

だけど生きてる価値って…

まだ自分が生活できるだけの
年金は貰えてるけど
そんなもんでしかない

68歳で亡くなったオヤジは
定年になってから10年ばかりの余生
これからが本当の老後という時期で…

そういう意味では
僕もこれからが本当の老後になると…

オヤジが亡くなったあと
年齢とともに僕が酒に強くなったのは
酒の強かったオヤジ譲りだと思ってたけど
実際は僕はそんなにお酒に強くなくて…

もともとはマジに弱い方で
100キロ近くまで太った身体と引き換えに
強くなったのだと…

オヤジもまだ若かった頃は
そんなに太ってなかったはずで
歳を取るとともに大きな身体になったのは
もしかして僕と同じだったのかも…

大正末期生まれにしては
背丈も僕とそんなに変わらず
縦横ともにデカくて…

それがガンを患ってから
亡くなるまでの一年半でみるみる痩せて
ちっぽけなジイさんになっちまい…

ひょっとして
このポンコツジジイも
同じ運命を辿ることになるかもしれず…

僕的にはそんな風になる前
家族たちに迷惑をかけないよう
元気なうちにポックリと逝きたくて…

認知症になったり
寝たきりにならない前に…

つい数日前
大都会のグウタラ娘とのLINEで
そんなやり取りをしたのだが…

グウタラ娘から
せめて初孫娘が小学校に上がる頃までは
生きていてほしいと…

チャラ息子たちと違い
遠く離れて暮らしてて
初孫娘の面倒を見るわけでもないのに…

オヤジが亡くなったのは
グウタラ娘が2歳のときで
オヤジのことをほとんど覚えてないらしく…

チャラ息子は4歳のときで
かろうじて記憶はあるそうだが…

そんなことから
初孫娘がジジイの僕を認識出来るまでは
生きていてほしいということか?

でもマジメだったオヤジと違って
こんなチャラい素行不良のジジイのことを
覚えてたってなぁ

だけどたとえ
初孫娘が僕を認識できる前に死んだとしても
カミさんからあなたのジイちゃんは
サンザンでサイテーな人だったのよと
そう教えられるのがオチか?

それならどっちでもいいってことか?

いつ死んでも…

父の日に
そんな想いのポンコツジジイの最期
いったいいつのことになるやら…




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