道しるべの向こう

ありふれた人生 
もう何も考えまい 
君が欲しかったものも 
僕が欲しかったものも 
生きていくことの愚かささえも…

4/30ゆるジョグ再開10㎞(走り続けていたいから…)

2024-04-30 17:18:00 | 日記

ハーフ大会が終わって2日目
さすがに今日は走れるだろうと…

もちろん疲れはまだ取れないけど
やっぱり所詮ハーフだから
フルほどの疲れは残らないはず…

そう心に念じるだけで
不思議なことに力が湧いてくる?
単純なジジイだから…

ということで
今日から日課のゆるジョグ再開

この子をお供にして…



ハーフを走り終えて2日目だから
当然の如く大会の疲労抜きゆるジョグ

スタートから無理せず
老体の疲れ具合を窺いながら…

思ったほど疲労は溜まってないと
最初は感じたけれど…

3〜4キロほど走った頃から
小雨が当たりだしてきて…

汗だくの身体に
涼しく感じるシャワーランは良かったけど
同時に臀部に段々と鈍い重さも…

力が湧いてくると思っていたものの
69歳のポンコツ老体は正直だ
すぐにネを上げてしまうみたい

まぁ
そんな苦しさを楽しみながら
口をへの字にして走るのも一興さと
苦笑いしつつ…

でも
今日は大会の疲労抜きゆるジョグだから
無理をしないでゆっくりと…

そう言い聞かせて…



結果
キロ7分切りのペースは想定どおり

それでいいんだ
それで十分さ

急げば急ぐほど
マラソン人生の寿命も縮まるからなぁ

まだまだ走り足りないから
慌てることはないさ

まだまだ
走り続けていたいから…








一昨日のハーフ大会での出来事
いろいろあったんだけれど…

その中で気になったというか
強く印象に残ったことがひとつ

後半は遅いランナーたちを
追い越して走るのが快感で…

もちろん
そんな僕を追い越していく
若いランナーたちも何人かいたけど…

その僕を追い越して行ったランナーの中で
一人だけわけのわからないバァさん?
みたいな女性がいて…

たしか
飛ばし続けていた15〜16キロ付近

僕を追い越したその後ろ姿は
見たこともないほどのガリガリの細さ
マジに目を大きく見開くほどの…

タイツ姿の脚は僕の腕と見間違うほど
半袖Tから出た腕はそのまた半分の細さ

おそらく体重は僕の半分くらい?
絶対に30㎏台だろうと…

後ろ姿だけから判断すると
一見して僕と同じような年代に見えたけど
ひょっとすると年上だった可能性も?

走る姿自体は痛々しく見えるものの
フォームもペースも妙に安定してて
いわゆる陸上経験者だろうみたいな…

速そうには全然見えないのに
実際は僕よりも速くて…

ババアに負けるもんかと歯を食いしばって
彼女に着いて行こうと思ったものの
なかなか追いつくことが出来ず
段々と離される始末

でも最後の折り返しを過ぎて
ゴールまで残り3キロ地点の表示を見て
ロングスパートするぞ〜と大声を出し
周りのランナーたちに聞こえるように…

実際に
いわゆるギアチェンジをして
無理してペースを上げた

もちろん苦しかったけれど
実際に声を出すと力が出てくるから不思議

やがて
離されたガリガリのバァさんの後ろ姿を捉え
なんとか追い越すことに成功

彼女の顔を見てみたかったけど
女性ランナーの場合
顔を拝見するとガッカリするのがアルアル…

なので
あえて拝顔せずにゴールまで…

ゴールした瞬間は
あのガリガリのバァさんに勝てて
喜びもヒトシオというかホッと安心

いくらポンコツジジイでも
骨と皮しかないようなガリガリバァさんに
負けるわけにはいかないと…

それにしても
あんなにガリガリになっても
それなりに走れるんだと深く感心もして…

ポンコツジジイも
ガリガリバァさんに負けないように
もっともっと頑張って行くぜ〜と…

彼女からエネルギーを貰えたことに感謝

文字どおり
もっともっと頑張って行きたい

まだまだ
走り続けていたいから…