熊本阿蘇の旅、次は車で南阿蘇を散策してみました。
昼夜の寒暖差が激しく朝もやがかかる阿蘇は、おいしいそばの生育に適していると言われています。阿蘇市波野地区や南阿蘇村久木野地区など名産地が広がり、地元産のそばを使ったそばの名店も多数あります。そば街道にある「蕎麦久木野庵」を訪れました。
「久木野庵」は熊本県南阿蘇村にある手打ち蕎麦のお店です。 1991年に開業してからそばの実を石臼で挽くところから丁寧に行う手打ちそばにこだわり続けてきました。阿蘇の湧水と地元の地元のそばを使った美味しいお蕎麦を味わいました。
続いて南阿蘇鉄道の「中松駅」を訪れました。「中松駅」は、南阿蘇村大字一関にあり、開業1928年(昭和3年)2月12日の歴史のある駅です。
1985年、地元の熱意によって旧国鉄高森線から第三セクター「南阿蘇鉄道」(愛称「南鉄」)として誕生しました。地元の公共交通機関として通学や通院のお客さまに利用されてきました。
2016年4月におきた熊本震災で約250mに渡り土砂の流入やトンネル、鉄橋に甚大な被害を受け、甚大な被害を受け一時は全線運休となりましたが、同年7月31日より高森駅~中松駅間(7.1㎞)において部分運転再開、2023年7月15日に全線での運転再開しました。
また、風光明媚な路線であったことから、開業当初より観光列車としてトロッコ列車「ゆうすげ号」を導入するなど観光面に力を入れ、多くの観光客を運び、楽しませてくれます。近年は、四季を問わず外国からのお客さまも増え、阿蘇観光には欠かせないローカル色豊かな鉄道として愛されています。
トロッコ列車は高森駅~立野駅を走る観光列車です。天気の良い日では、開放感たっぷりの車内で、雄大な阿蘇の山々を眺めながら、水源などをゆっくり走り、沿線のガイドを行いながら走る人気の列車です。
畜産の盛んな阿蘇では放牧している牛をよく見ます。「あか牛」と言う阿蘇、矢部および球磨地方で飼われていた在来種とシンメンタール種の交配により改良された固有種で、昭和19年に和牛として登録されてます。現在、あか牛の母牛、子牛の頭数は全体で約19,000頭、そのうち放牧は約9,000頭が放牧されています。
あか牛は、耐寒・耐暑性に優れており、放牧に適し、性格がおとなしく飼育しやすいという特性を持っています。肉質は赤身が多く、適度の脂肪分も含み、うま味とやわらかさ、ヘルシーさを兼ね備えています。毎日、40~50kgの草を食べ、3~6km歩きます。
続く、、、
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