熊本阿蘇の旅、「高千穂峡」遊歩道を上流へ向かい遊歩道の入口がある「高千穂大橋」まで来ました。
「高千穂大橋」は、昭和30年(1955)に竣工した鋼鉄のアーチ橋で、一つ下にある「神橋」に比べるとかなり上方に架けられており、この橋によって人々は深い峡谷を上り下りする苦労から解放されたと言われてます。高度成長期から約半世紀にわたって。幹線道路である国道218号を支えた橋でもあります。
ここ「高千穂大橋」から下流にある「真名井の滝」ボートのりばまで約1kmの遊歩道です。
「高千穂大橋」の一つ上には「神都高千穂大橋」があります。最も新しく平成15年(2003年)に竣工したコンクリート長大橋です。逆ランガーアーチという構造を持ち、橋長300m、水面からの高さ約115m。この架橋によって、「高千穂峡」を横断する国道にも急カーブがなくなり、交通の便が飛躍的に向上しました。また、橋の東側には道の駅高千穂が整備され、町の観光拠点となっています。
新旧造られた「神橋」「高千穂大橋」「神都高千穂大橋」の三つの橋を高千穂三橋と言われてます。
高千穂三橋からは、太古の昔、阿蘇山の火山活動によって噴出した火砕流が、長い年月をかけて侵食され、 観光客の目を圧倒する柱状節理や深いV字型の美しい峡谷の迫力ある景色を見ることができます。
熊本阿蘇の旅、続いては「高千穂の夜神楽」が行われる「高千穂神社」へ向かいます。「高千穂神社」は、約1900年前の垂仁天皇時代に創建されました。高千穂郷八十八社の総社で、神社本殿と所蔵品の鉄造狛犬一対は国の重要文化財に指定されています。主祭神は高千穂皇神と十社大明神で、特に農産業・厄祓・縁結びの神をして広く信仰を集めています。
入口にはどっしりと大きな鳥居に迎えられ、鳥居をくぐると厳かな雰囲気が漂ってきます。毎日夜神楽をやっていることもあってでしょうか?(午後8時から9時までやっており、千円で拝観できるようです)
境内には巨樹な2本の杉があります。「夫婦杉(めおとすぎ)」と言い、根元が一つになって「別れられない形」を現しているとのことです。夫婦や友人と手を繋いで「夫婦杉」の周りを3回廻ると「縁結び、家内安全、子孫繁栄」の3つ願いが叶うと言われています。
続く、、、
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