上東区 保健環境通信

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2021.01.29(月) 環境問題報道から 紙おむつ再利用

2021-01-29 18:46:12 | 環境保護
2021.01.29(月) 環境問題報道から 紙おむつ再利用

2021.01.29付け山日記事から抜粋
紙おむつ再利用 炭素素材に変換 花王と京都大が実証実験

花王と京大は28日までに、使用済み紙おむつを燃やさずにリサイクルする装置の実証実験を始めると発表した。

低温加熱しながら水分を飛ばし、粉状の炭素素材にする。
焼却しないため二酸化炭素を出さず、素材は活性炭や電極材料などにも利用が見込めるという。
4月に保育園に設置し、性能や使い勝手を確認。
早ければ4年度の実用化を目指す。

紙おむつはリサイクルが困難。
排泄物を含んでかさばり、保管や回収にも不便とされる。
現在は年間200万トン以上がゴミとして償却されている。

装置は、素材や排泄物を分別しなくても、殺菌、消臭しながら体積を減らせるもの。
大量のおむつゴミがでる保育園の園庭に1~2年間設置し、保育士に差憂さしてもらう予定。

処理後の炭素素材を有用な材料に還る研究にも取り組む予定で、花王の担当者は、
「地球温暖化とごみ問題を一緒に解決できれば、大きな社会イノベーションにつながる」と
期待を示した。

※問題解決のアイデアは探せばいくらでもあるものだなぁと、思わせてくれる。
気が滅入るばかりのニュースの昨今、久々に気持ちが明るくなるなった。
生成した炭素素材の価値をA、低温加熱・殺菌・消毒のコストをB、おむつゴミを出すことにより発生するコストをCとする。
(B-C)<Aであれば、装置を設置しようとする機運がさらに増すでしょうね。
二酸化炭素を減らし、燃えるゴミも減らせる、だけでは装置設置の動機として弱い。
生成した炭素素材の活用先を増やして、(炭素素材の)価値の向上を図ってもらいたいものである。



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