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上東区 保健環境通信

上東区における、健康増進活動、資源リサイクルやゴミ問題への取り組み状況等を、できるだけリアルタイムでお知らせします。

2019.01.19 食に関する報道から 1

2019-01-19 13:04:51 | 安全
2019.01.19 食に関する報道から 1


「ゲノム編集」食品について、遺伝子切断手法は届出で認める。
届け出は「義務」ではないが、消費者の不安に配慮して届出ない場合は、食品の公表などの行政指導を行う方針。

厚生労働省「薬事・賞品衛生審議会」の「新開発品調査部会」は17日、「ゲノム編集」技術を利用した野菜や魚
などの食品について、「遺伝子を切断する手法」を用いた場合は、安全性審査の対象外とし、
届出だけで販売を認める報告書案をまとめた。
ゲノム編集食品は年内に流通が始まる可能性があり、厚労省は今夏にも届け出制を導入したい考え。
今後、消費者庁も表示方法のあり方について検討を急ぐ。

「ゲノム編集」とは:
遺伝子の一部を切断するだけの方法と、外部から別の遺伝子を組み入れる方法がある。
新たに組み入れる場合は食品衛生法に基づき安全性の評価を行わなければならない。
しかし、切断の場合は審査の対象外とし、企業などの開発者は国に届け出ることを求めるとしている。

「遺伝子組み換え農作物」ついては
・食品としての安全性は、「食品衛生法」「食品安全基本法」で
・資料としての安全性は、「飼料安全法」「食品安全基本法」で
・生物多様性への影響への配慮は、「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」
(通称 カルタヘナ法)
に基づき、全てについて問題のないもののみが、輸入、流通、栽培等ができるとされている。

※当初は、「届出の義務化」で議論していたが、「人に健康被害が生じる危険性が報告されていない」
ことを理由に、現時点での導入は見送った。とのことである。
が、本当に害はないのか、人間への影響だけでなく、他の生物や生物多様性環境に影響はないのか、
ウォッチングして行きたい。
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2018.10.11  IPCC特別報告から

2018-10-11 20:46:30 | 安全
208.10.11 IPCC特別報告から

環境省HPから抜粋
IPCC:195ヶ国が加盟し、各国の科学者らで構成、気候変動に関する化学的な研究を収集し、評価するための国連組織
「パリ協定」:世界の平均気温の上昇値を、産業革命前と比べ2度未満に、さらに1.5度未満に近づけるという目標を明記した。

今回の特別報告は、「パリ協定」の目標を受けて、平均気温が1.5度上がった場合と、2度上昇した場合の地球環境への影響を比較し、違いを示したことが特徴。1.5度上昇であっても極めて厳しい影響、2度ではさらに危機的な状況を招くとの警鐘を発している。

・海面上昇:1.5度上がると2100年までに26~77cm上昇。2度上がるよりも上昇幅は約10cm低く、被害を受けるひとも1000万人すくなくなると推計
・生態系;上昇幅1.5度と2度を比較すると、昆虫や植物、脊椎動物の生息域の消滅の違いが2倍以上になる。
     サンゴ礁は2度上昇ならほぼ全滅、1.5度上昇に抑えれば10~30%は生き残る可能性がある。
・2度上昇の場合1.5度上昇よりも多くなると予想しているもの
 熱中症、マラリア、デング熱
 異常高温、干ばつ、台風による豪雨、防風被害

報告書による「1.5度未満」にする対策について、次の事項を盛り込んだ。
・2030年までに世界のCO2の年間排出量を2010年比で約45%削減
※これは各国に削減目標の見直しを求めるもの
・さらに2050年前後には排出量を実質ゼロにする必要あり
 世界の電源構成え再生可能エネルギーの割合を70~85%にすること  
 co2排出量のおおきな石炭火力発電をゼロにすること 

※以上の特別報告に対し、日本のやろうとしていること。目標や現状
・2030年のCO2削減目標は、2013年度比26%削減
・石炭火力発電所建設計画、30基以上
・現在の再生可能エネルギーの割合10%
・現政権の「エネルギー基本計画」(今年7月 閣議決定)
 原子力発電所と石炭火力発電を基幹電源とする。

海に沈みかけている国の人々はどう思うだろうか、

    
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2018.07.02 こんな交通事故もあるのです その1 くしゃみ

2018-07-02 18:44:24 | 安全
2018.07.02 こんな交通事故もあるのです その1 くしゃみ

-JAFMATE 2018.4月号から抜粋-
実は危険! くしゃみが原因の事故

数年前の五月晴れのある日、東北地方の市内を1台の普通乗用車が北進していた。
午後3時過ぎ、片側1車線の市道は車両も歩行者もなく閑散としていた。
外出先から帰宅途中の50歳代女性にとって、前後を走る車もなく対向車もない自宅近くの走り慣れた道。
信号機のない交差点も熟知した女性ドライバーにとって、事故の不安や危険を感じるものは何もなかった。

しかし、社内に鳴り響いた大音声をきっかけに、事故は起きた。
「ハクションッ‼」
普通乗用車は、くしゃみを合図とするようにして、車首を右へと向け、センターラインを越えるや否や、
一気に対向車線を斜めに横切った。
「ガシャンッ!」
15cmの段差をものともせずに歩道へと乗り上げた車は、街路樹に激突。
想定外の事故にショックを隠せず、無傷ながらも運転席から動けないドライバー。
しかし、事故は車単独による物損事故では終わらなかった。

「たいへん、こどもが挟まっているわよ!」
10数メートル離れた歩道上から事故を目撃した女性が、乗員の身を案じて事故車のもとへ
駆け寄ってきたところ、街路樹と事故車の間に挟まれ、ぐったりしている幼い男児を発見したのだ。

警察の調べによれば、男児は自転車とともに街路樹の近くに立っていたところ、事故に巻き込まれた。
歩道上で車にはねられた後、すぐ後ろの街路樹と車の間に挟まれた男児は、両方の肺が押しつぶされ、即死状態だったという。
たまたま歩道上に立っていただけの男児には一切過失のない死亡事故。
その原因は、ドライバーが運転中に発した大きなくしゃみであった。

くしゃみとは、鼻に入ったホコリやウイルスなどの異物を排出しようとする反射反応であるが、ドライバーは
くしゃみを決して軽んじてはならないと、耳鼻咽喉科の先生は警告する。

「くしゃみの際は目をつむってしまうので、連続すると数秒間の前方不注視となるし、大きなくしゃみは、意思とは
無関係に身体の他の筋肉も一緒に動いてしまうので、運転操作を誤ることも十分ありえる。
発生を意識的にコントロールできないので、運転中のくしゃみは非常に危険なものだということを忘れてはならない」

※5月といえば花粉症シーズン、鼻はむずむず、くしゃみ出放題 のおぼえあり。
運転中のくしゃみも数限りなく経験してきた中で、確かにその瞬間は目をつむったり、他の筋肉がこわばる現象が
発生することは知っていた。 くしゃみが出そうになったら、車間を広げたり、アクセルから足を話した覚えもある。

運転中にくしゃみがでないようにする工夫、いざ出そうになったら携帯電話ではないが路肩に一時停車してやり過ごす、
瞬間的な一時不注視状態に備えて車間距離を大きくする、不測事態に備えてブレーキに足を乗せておくなど、
自分なりの対策を考えておきたい。

ではご安全に!


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2018.0701 自転車運転の盲点

2018-07-01 09:51:56 | 安全
2018.0701 自転車運転の盲点

作今の健康ブームに乗って、自転車乗りを再開させた方もいらっしゃるかと思います。
自転車に乗り始めた時は、特にこれといったルールはなかった人が大部分かと思い、道路交通法を調べてみました。
「よく見る、止まる、徐行する、そして歩行者保護」を考えて運転すれば、イチイチ交通ルールを調べなくても大丈夫かなと思っていたのですが、
この考え方が甘いことを思い知らされました。

知らなかったでは済まされない、違反と罰則を以下に列挙します。

①歩行者にむやみにベルを鳴らしてはいけない。 2万円以下の罰金
<事故の未然防止のため、ベルは鳴らすと思っていました。行動は慎重に>

②自転車での犬の散歩は違反行為  3ヶ月以下の懲役または5万円以下の罰金
③携帯(ながら運転)の違反  ②とおなじ
④傘さし運転(固定金具もだめ)等の禁止 ②とおなじ
<視界を遮るものや、物を手にもって安定を失うおそれがある運転をしたら×ということ>

➄ヘッドホン・イヤホン付けての運転行為は禁止  各地域で異なるようです
⑥自転車は歩道走行禁止 ①と同じ
<基本は、「標識で許可された場所」を通行すること。 高齢者や障碍者、13歳未満のこどもは例外的歩道走行可だそうです。
 道路状況からやむをえない場合もそうか可ですが、その場合は歩行者優先、歩行者保護に徹することは当然です>

⑦自転車も飲酒運転禁止ですぞ  5ヶ月以下の懲役または100万円以下の罰金
<若い頃よく、やらかしました。 幸い事故も起こさなかったし、ケガもしたことはなかった。
 考えてみると、深夜で人も車もほとんど通行していなかったのでフラフラ運転でも無事だったんだと思います>
⑧自転車も一時停止、一方通行違反があるようです。 

※それだけ、自転車にかかわる事件事故が多くなったということでしょう。
確かに、歩道を歩いていて、後ろからビュンと追い抜かれることがありドキリとしたことも何回かあります。
うっかりよろめくこともできないし、方向転換するときは後方の安全確認が必要です。
さもないと、痛い思いをしなければならないはめに。
さらには、双方の人生が変わってしまう、あるいは狂ってしまうことになりかねません。

注意するのにコストはかかりません。注意するに越したことはありません。
ご安全に!
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