【ぼちぼちクライミング&読書】

-クライミング&読書覚書rapunzel別館-

「定年後の韓国ドラマ」藤脇邦夫

2021年03月25日 15時35分28秒 | 読書(韓国)


「定年後の韓国ドラマ」藤脇邦夫

韓国ドラマを分類、分析して、具体的に作品を紹介してくれている。
但し、2016年11月出版なので、日進月歩で新作が出来ていくなかで読むには、古すぎる。
よって、過度に期待するとがっかりする。
それに、著者と私では趣味が異なる。(2016年出版だから、2017年「黄金の私の人生」2017年「愛の迷宮」2018年「知ってるワイフ」が抜けるのは仕方ないにしても、2009年「華麗なる遺産」2012年「いとしのソヨン」2013年「私の10年の秘密」2014年「私はチャン・ボリ!」に触れていない。これって、どーいうこと? 趣味が違いすぎる)

P140
「ニューファミリー」出現以前の70年代まで、特に地地方在住の団塊の世代では(特に女性は)、「結婚までは親と同居、また結婚後も相手側の親と同居」は、当時支配的な考え方だったことはここで記しておきたい。

P82
このジャンルの第一人者であるノ・ヒギョンの作品はまさにそうで、「私が生きる世界」「愛の群像」「花よりも美しく」「グッバイ・ソロ」「彼らが生きる世界」とヒットの多い作家だが、その世界は作家自身の人生も投影しているらしく、それだけにリアルで感動を呼んだ作品で知られている。(現在、これらの作品は、Amazon、Netflix、U-NEXT、いずれでも視聴不可能)

【ひと言】
韓国ドラマを観ていて、タイトルの付け方がなってない、と感じる。
何とかならない?(少なくとも、「愛の××」は、やめてほしい)
これって、配給担当者が付けてるのだろうか?
担当者を変えるか、タイトル専門の優秀な方を雇うべき。

【ネット上の紹介】
国内外のドラマ、映画を500本以上視聴した著者は、長い余暇の相棒として「韓国ドラマ」に勝るものはないと断言する。韓国は、毎月100話近いドラマが放送される異常なドラマ大国で、視聴率にもシビアだ。日本のようにキャスティングありきの安易なドラマ制作は許されず、脚本が優れた本物の作品のみが生き残る。最高視聴率64・5%を記録した「砂時計」や、韓国ドラマの全ての要素が完全に内包された「ジャイアント」を見れば、その凄さが必ず分かるはずだ。本書ではその魅力を「韓国ドラマベスト50」と共に余すことなく語り尽くす。
第1章 韓国ドラマとは何か
第2章 日本人だけが感じ取れる、韓国ドラマ特有の情感
第3章 究極のシナリオ技術
第4章 韓国ドラマの俳優たち
第5章 家族ドラマの世界
第6章 代表作「ジャイアント」「砂時計」徹底解析
第7章 ドラマ音楽の、もう一つの対等な効果
第8章 ブームが去った後で残ったもの

この記事についてブログを書く
« 「日本航空一期生」中丸美繪 | トップ | 私の10年の秘密 »

読書(韓国)」カテゴリの最新記事