“ママノリア日記

ママノリアの独り言

ライブ後記

2010年03月11日 | アリノママノリアの日々
昨日はラムランプさんのツアーに参加させて頂きました。

久しぶりのポップス感をガンガン味わえて凄く嬉しかったです、そして楽しかったです!

スタッフ、出演者のみなさんありがとうございます!

ママノリアですが、今回もいつも来て下さる方々、久しぶりに来て頂いた方々、はじめましての方、沢山の方に声を掛けて頂いて凄くハッピーでした、どうもありがとうございます♪ 昨日はちょい熱く、ちょい切ない感じ?雪っていう曲はこれで歌いおさめになります、また冬まで待っていて下さいね。

次は4月後半に渋谷アンダーディアラウンジでライブ予定ですので楽しみにしていて下さい。 詳細はホームページにて後日アップされますので、また報告さます!


ところでママノリアは、ちょいと新しい風を入れていきたいと思ってます、次のアルバムに昨日最後に演奏した「これから」という曲が入りますが、温かいポカポカした曲や、今までママノリアを聞いて下さった方がびっくりするような曲。
ママノリアは少しずつ次のステップに行きたいと思います。良い意味で皆さんの期待を少しずつ裏切って(笑)いけたらと思います!勿論定番のママノリアがあったうえですから!


僕自身はこれから、さらなる進化を遂げる為に、どんどんとティーンエイジのソウルの中に身を投げて行きます!

ちょっと落ち着いたかな?ママノリア?
自分が守りに入っていた事を気づかせてくれたヤマケンやスタッフの皆さんに感謝します。


さぁ、もう一回もう一回。
いつもゼロから。忘れちゃいけないぞ~
次もお楽しみに!

もう一人の自分の言葉

2010年03月08日 | アリノママノリアの日々
ここの坂をチャリでゆっくり駆け抜けていくのがたまらなく好き。

そして、下った後に待ってる川で、いつも作詞をするのが僕の日課であり仕事である。


どんな言葉が今日は待ってるんだろう?

昔、辻仁成の本で彼は孤独でなければ詩を書けないと言っていたが、僕もそのタイプ。全てをシャットアウトして、ただ流れる川と対面した時にもう一人の純粋な自分が言葉をくれる。

普段の自分に興味がなくて、それが寂しくもあり、自分の誇りでもあったりして。

たまにはギターも持って行く。

音が言葉を運んでくるのだ。

でもそうすると綺麗な歌ばかりができてしまうから、最近はわけるように心がけている。美しい歌は美しいけど普段美しく生きてるかな。なんて考える。


何かを残そうとか、良い言葉を探したり、変な欲が出てくるとたちまち言葉はどっかに消えていく。
シャボン玉みたい。良い言霊はいつまでも残って空へ飛んで行く。

それが妄想でも想像でも事実でも関係ない。そこにピュアな自分がいることがアーティスティックだ。ピュアな自分は汚れた言葉でも透き通るのだ。単純な美しさではない。


でも普段の自分がいるから生きていけるのだろう。

最近は窮屈でしょうがない。この窮屈感は刑務所の塀の中で空を見てるような、子供服を無理やり着させられてるような。

この窮屈感さえ人は自分で脱ぎ去らなければならない。

いつだって壁は自分が作って自分が壊していくもの。

だとすれば壁など本当はないのだ。
そこにたどり着いたときにようやくもう一つの空と新しい洋服が待っている。

自由なんてものは不自由の中にいつだってあるのである。


言葉でわかっても心で掴めなければいつでも不自由なのだ。

ジャジーに生きたい。今の自分の小さな願いだ。

都会と田舎の狭間の会話

2010年03月07日 | アリノママノリアの日々
今日いつも格言をくれるおじさんと東京と神奈川の境の辺、ビルと田んぼの境目で立ち話をしたのであった。
おじさんは白髪頭に、ちゃんちゃんこ。
僕はニット帽にフリース。


アダルトとヤングの間に白い息がただ交差する。



「経験というもんはあれやな、しりゃいーちゅうもんやないな」

「どーいうことすか」

「経験、経験っていうが消化しないとまた経験がやってくるわな」

「はー。」

会話の成り行きは日本の政治家の現在の姿からそこへ至った。

「とにかくだ、経験しろ経験しろっていうが経験を頭の中でわかってても意味がないんだな」

「はー。」

「栄養にせなあかんのじゃ」

「栄養?」

「そうじゃ、消化して栄養に変えてから初めて経験といえるのじゃい」


大阪弁?東京弁?九州の方?
とにかくなまりがおじさんの言葉に混じることに気がいってしまう。


「いいから、栄養を吸収せな、やせていくのじゃいな」

「なるほど」


「ようするに成長できんというこっちゃねー、そういうこっちんこねぃ」

「こっちゃねー?こっちんこねぃ?」


笑っちゃいけない。笑うな俺。
ガチンコ笑うなクラブ。
でも笑わせようとしてるかも。
でも顔が真剣。
駄目駄目笑っちゃ駄目。
今日のご飯何にしよー。
脳を方向転換。



こっちんこねぃ。

こっちんこねぃ。


僕の中の笑いのツボだということを経験した。
そして消化しきれずに、今に至る。


おじさん、ありがとう。

また来週笑わないでがんばるのだ。

ねぇ、ゆっくりでいいでしょ?

2010年03月03日 | アリノママノリアの日々
大きな目標を持つことはとてもいいことだけど、いつだって時は今が奏でているから。
そこへたどり着くまでに、色んな今を確かにみて、心を震わせて、景色に風情を感じて、・・・・・

曲がりくねった川は、どれだけ遠回りしたって、必ず海に出るのですね。


きっと僕らも一緒かな。


目標さえちゃんと、心に刻んでいれば、愛すべき今をもっと体感できるのでしょう。どこへ流されようと、行き着く場所へ向かっていくのでしょう。
目標がなくたっていいんだし、その途中で見つかるよ。

どうして生き急ぐのかな??僕ら。


急いでも、焦っても、時の調べはいつも一緒なのにね。


まっすぐな道は近いけど、疲れちゃうんだね。
登山だってそうだよ、ぐるぐると坂道を登っていく。富士山の頂上にまっすぐはいけないよ。


僕らの歩む道だってそうでしょ、きっと。


焦らなくてもいい、その途中でもっと感動できることがあるかもしれないな。



ゆっくり、ゆっくり、時には流れに身を任せてさ。

歩こうか、確かな道を。



大丈夫、大丈夫。

きっと大丈夫だよ。