“ママノリア日記

ママノリアの独り言

街の中、光の街、漂いながら

2009年07月31日 | アリノママノリアの日々

ぶらぶら、公民館へ立ち寄って、少し休憩。
子供たちの活気とお年寄りの憂いのど真ん中で、僕はご飯を食べる。

結構いいものだ。

ちょっと腹が立った電話の後、外へ出ると、熱帯夜の昼間。
暑さにやられながら、それでもこつこつとやっていく。

夕暮れ、茜空が夜のトバリを拒むころ。
立ち寄るひとつの場所。

糸で繋がってるかのように一人二人、三人とやってきては、会話をして。
子供たちは場をなごまして、大人たちは、見守っている。
僕は沢山助けられている気がする。
むしろ僕が子供なのかもしれない。

「この日を楽しみに待っている」

カスレタ声の、その奥に潜む、本当の声を僕は聞こうとしている。
障害をもつお子さんを抱え、チワワを抱っこして。
どれだけの山を登っては、下って、また見つけては、ぶつかって。


頂いた冷えた缶ビールが全てを語っている。

そんな優しさに、僕は勝手に乾杯をしたんだ。




やがて茜空も姿を消し。
そして僕は、その場を去り、光ある場所をまた探しにいく。



ThursDay.


空をみてる?

2009年07月26日 | アリノママノリアの日々

今日、久々に空を見た気がします。

見てるようで見てないんですね。


よーく見てます??


ちょっとじゃ駄目よ。



長く、深く見てます???



長く、深く見れる余裕。




これが大事。





空は自分の心のような気がします。






見れば見るほど、自分を見つめている気がします。





忙しいでしょ???




きっとみんなそう。




でもね、時に、空をながーく見る時間、これ大事ね。



そうすると、なんか落ち着いてくるもの。


僕は今日温泉につかりました。


そして、空を見て、自分に問いかけて、おうちに帰って。



たまっていた、洗濯物を洗い、夜中に、外に干しました。





日々に追われるのはしょうがない。



だけど、たまに自分を遠くから見てあげること。





これすごい大事。




じゃ、みなさん、おやすみなさい。

一人じゃない。

2009年07月24日 | アリノママノリアの日々
自分はいつも一人なんだと、突っ張ってるときもあったし、さびしいから人間だ、孤独なのが人間だ、と思うときもあります。

でも、こうして歌を歌ってきて、いろんな方々の支援、励まし、愛情があって、僕はそれをぼりぼりと食べて〔笑〕明日を生きる力にかえているんですね。

言葉をひとつ見つけるとしたら、やっぱり「ありがとう」。

これしかないな。

そんな気持ちにすこしでもなれたことが、自分の誇りでもありますし、ママラーは〔笑〕かけがいのないものです。

息絶えるまで、ステージに上がり続けるぞよ、皆さん覚悟しといてね。

いつでもママノリアのすべてをささげるつもりで、歌っていくの所存です。

日々に追われるごとに

2009年07月21日 | アリノママノリアの日々

僕は3時間ほどかけて、自分の心地よいと思う場所へ、久しぶりに、本当に久しぶりに戻ってみました。

何度も通った、カフェ、公園、温泉、河辺・・・・・

東京は、空が狭い。
ビルが多くて、空が見えない。
寝転がっても360度の空は見えない。
いつも忘れられない空を思い浮かべて都会のベランダに映し出していました。

自分がとてつもなく疲れていて、
なんだかどうしようもない気がして、

いまこの地に降り立って、すべてが緑と空と水に吸収されて、
自分をかたどっている、秩序が壊れていきます。

その瞬間、この瞬間、開放的で、すべてが自然と一体化になっていく。


僕は今、自分という羽を広げている。


そして明日また、東京へ帰ります。

原点・初心・ゼロ

2009年07月20日 | アリノママノリアの日々

原宿ライブの数日前、あるきっかけでめったに聞かない、自分の昔のライブ音源を聞くことができました。

切なかった・・・・


今の自分が、経験という名の言葉を、乱雑に使っている気がして。




その音源は、一生懸命でした。
不器用で、どうしようもない。

でもそのダサさが、一人の人間としてかっこよく見えて。
鳥肌がたったんです。
優しい気持ちになれたんです。
泣きたくなったんです。

そして思ったんです。


原点に帰ろうって。

もう一度初心に戻ろうって。

着飾った服を全部脱ぎ捨てようって。



失いたくないものを、忘れかけていたものを、
思い出させるきっかけがあったことに僕は今すごく感謝しています。


ありがとう。




またゼロから、創めるよ。


僕は今、何も怖くないよ。