“ママノリア日記

ママノリアの独り言

俺は俺の信じた道を行くよ」

2005年06月06日 | アリノママノリアの日々
人は関係ない、俺自身がどうしたいかだ。



今日はミュージシャンとしての大先輩、鶴賀さんと自由が丘に一杯引っ掛けに行った。
十一時ぐらいになり、もう一軒はしごした。

鶴賀さんの行く店は、普通にプロのミュージシャンが溜まっている店が多い。
そしてその二件目も、やはりミュージシャンがいた。

彼は、僕よりひとつ上で、一週間前にユニバーサルからデビューして、今オリコン15位だという。まずはその飲み屋で僕が一曲引き語りをした。

そして次に彼が(ホンとはバンド)が歌を披露することになった。

彼の歌は、いわゆる楽しむ音楽だ。

面白い言葉を並べて、人々を乗らしてそこで人々を元気にさせる音楽だ。




彼は、歌う前に言った。「最近はメッセージ性が強い音楽が多い、僕らは楽しむ音楽をやる」と。



彼の音楽には、彼が言ったとおり、楽しませるパワーや,上手さがあった。
お客さんは手拍子をして、彼は軽快なリズムで、むちゃくちゃな言葉で歌っていく・・・まさに人を楽しませる音楽だ。


でもこれを聞いて僕は、「おめー、なめんなよ」と思った。

なぜなら僕が考える音楽は違うからだ。僕は人を感動させたい。むやみやたらに彼のように詩はかけない。僕らの奏でる音楽で人の人生が変わるかもしれないからだ。




「俺はね、俺の信じた道を行くよ。」

そう感じさせてくれた、ユニバーサルからデビューした彼に礼を言いたい。