『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』感想

なにげなくアマゾンプライムビデオを物色していたら『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』が配信されていることに気づきました。これ前から一度観たかったんですよ。あの『シティーハンター』がフランスで実写化された映画です。

字幕版と吹替版がありますが、アニメに親しんだ世代はもちろん吹替版ですね。といっても主人公の冴羽獠、ヒロインの槇村香の吹替はアニメとは別の人なのですが、海坊主と冴子はオリジナル声優でした。でも冴羽と香のオリジナル声優はちょい役で出演するという謎の配役でした。

内容はなんていうのかな、私の想像するフランス映画っていうんですかね……適度にお下劣なギャグが入ります。全裸の男が出てきてうっすらとモザイクがかかっていたりとかね。すごく力を抜いて視聴できる映画でした。シリアス2でコメディが8。冴羽獠役の俳優が大のシティーハンターファンで監督と脚本もしており、たしかに熱烈なシティーハンター愛が伝わってきました。

まず獠たちが住んでいるマンションです。漫画やアニメに出てきたまんまのマンション。さらに運転する車は赤いミニクーパーです。外してはいけない部分をきっちりと抑える手堅さを感じました。ファッションも原作まんまです。

そしてこだわってたのがＢＧＭです。アニメのＢＧＭ使ってるんですよ。獠が銃を抜いたときにいつもの曲が流れてきたときは身を乗り出してしまいました。そして最後はGet Wildですよ。ちゃんとラストにイントロが入り、最後画面が止まってから曲が始まるというこだわりっぷり。監督、めちゃアニメ版好きじゃん！

下ネタはそれなりにキツいので家族でみるのはオススメしませんが、おすすめです！！