ロッテの入団が決まったでつなぁ~
その第一声が、タイガースに勝ちたい!
タイガースの体質というか功労者にはいつも…
あの…
江夏さんや田淵さん、掛布さんもだなぁ~
なんとかタイガース一筋でと思ったけど…
大リーグに挑戦せず、FAでも残ってくれたC~
タイガースのレギュラーで唯一の生抜きでもあったでつなぁ~
さてその鳥谷選手だけど…
立ち位置がどの辺になるのかなぁ~
次世代のスター候補が控えるロッテの内野陣で、ベテランの力がどこまで必要かというところもあるでつ。
でも、鳥谷選手には証明したいことがあるでつ。
新職場への「中途入社」となった名手が、自らに課した使命があるでつなぁ~
鳥谷選手の実績は、タイガース16年間で、通算2085安打、プロ野球史上2位の1939試合連続出場の記録を持つ鉄人。
そして、6度のベストナイン、5度のゴールデングラブ賞(遊撃で4度、三塁で1度)にも輝いているでつ。
鳥谷選手は、「自分ができることは(新たな所属先が)決まったときに、しっかり体を動かせるよう準備することだった。
野球に関しては打つ、投げるということをやってきた。投手の球は打てていないが、それ以外、やれることはやってきた」と
懸念されるブランクの影響について語ったでつ。
「あと何年できるかわからないし、先が長いわけでもない。自分が納得できる形で現役人生を終えられるようにしたいと思い、
現役続行を決めていたので、そうなればいいと、今後目指すことについて語ったでつ。
スーツの上からでも、昨年までのシーズン中と変わらない締まった体で鍛えて来てるでつなぁ~
昨季途中、阪神から今季の戦力構想からはずれているとの「内示」を受け、8月末、退団の意思を表明。
以来、獲得に名乗りを挙げる球団はなく、長い浪人状態が続いたでつ。
かみしめるような一言一言に、新たなステージに立てる喜びがあるでつ。
コリも縁でつなぁ~
鳥谷選手は、現役時代の井口監督と自主トレをともにし「同じ内野手としていろんなことを学ばせてもらった」という仲。
そのため、早い段階からロッテは鳥谷の移籍先として挙げられていたでつ。
年俸などの条件面で、鳥谷サイドから注文はないけど、このオフ、積極的な補強に動いたロッテが、契約しようと思えば
いつでもできたと思うでつ。
にもかかわらず、本来なら開幕直前となったはずのこの時期の決着。
年をまたいだ空白の数カ月にうかがえるのは、獲得に慎重にならざるを得なかった球団の事情。
さらには、そのみえざる支障を取り去るには「どうしても鳥谷の力が必要」といえるだけの客観的な事実が必要。
「藤原・平安時代が来る」。
球団の近未来像でつなぁ~
「藤原」は2018年のドラフト1位、藤原恭大選手のこと。
「平安」の「平」は15年のドラフト1位、平沢大河選手。
「安」は17年のドラフト1位、安田尚憲先週。
スター候補の入団に恵まれ、彼らがレギュラーに定着したあかつきには、清新さを売り物にしていける、という目算があるでつ。
外野手の藤原選手は別として、平沢選手、安田選手が定位置争いをする内野に鳥谷というベテランが加わると、新芽が出てくるはずの
穴にフタをすることになるのではないか。
時間を逆戻りさせることにならないか。
そこに球団のためらいがあったみたいでつ。
その懸念は消えたでつ。
球団としては望むところではなかったでつが、平沢選手、安田選手に定位置を奪い取るまでの勢いがなかったでつ。
鳥谷選手獲得の背景は…
「キャンプ、練習試合、オープン戦を通じて、内野の厚みを増す必要を感じた」こと。
平沢選手、安田選手の様子をギリギリまでみたでつが、タイムアップ。
昨季、どこでも守れる内野手として重宝した鈴木大地選手がフリーエージェントで楽天に移籍。
その穴が埋まる見通しが立たなかったでつ。
ロッテとしては、野球への取り組み姿勢など、若手の教材としてというより、鳥谷を「戦力として考えている」と強調。
ここで鳥谷選手としてのリスクは…
キャンプにも参加できず、この時期まで待たなければならなかった鳥谷選手にとって、ブランクが響くということ。
だけど、この期間は誰にも気兼ねすることなく、入団するためには必須の期間でもあったでつ。
でも鳥谷選手は、このブランクを克服してみせることが、自分の使命、と言ったでつ。
「この時期に入って、それでもしっかりできるんだ、ということをみせるのも自分の一つの使命かな、と感じる」。
この先も、自分と同じような境遇の選手が出てくるかもしれない。
そんな後続のためにも「ここまで待って入っても活躍できるというものを、最初の形として自分が見せられたらいいな、と」。
すでにメジャーの傾向に表れているように、トップ選手の年俸が高騰するなか、下降線に入る選手は球団の看板であれ、誰であれ、
外される傾向にあるでつ。
日本球界も例外ではないでつ。
マリナーズのイチローさんが40歳を超えて、出番が激減したように、年齢で一律に評価される傾向が日本でも強まるかもしれないでつ。
名のある選手でも、中ぶらりんになるケースが増える可能性があるでつ。
そう考えると、鳥谷の挑戦は自分一人のためではないことになるでつ。
あとに続く者たちに、新たな道筋をつけられることが、鳥谷選手の役目でもあるでつ。
鳥谷選手の今期の活躍に期待したいでつなぁ~
だけど最後まであきらめずに頑張って努力をしていると、きちんと救いの手を差し伸べてもらえるでつ。
それを証明したし、さらなる飛躍を期待したでつ。
そして秋にはタイガースと日本シリーズで日本一を掛けて戦ってほしいでつ。
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