2021年最も世界中に勇気とパワーを与えたのは大谷選手。
ほぼフル試合に出て二刀流で投手として9勝、打者としてあわやホームランキングという成績。
まさに二刀流が覚醒したでつ。
しかも…
外野も守るという三刀流も披露。
メジャーリーグの歴史を塗り替えたこの男が大谷選手でつ。
二刀流の大活躍で、世界を驚愕させたでつ。
ファンの女性は、「とってもカリスマ性があるの。球場がぱっと明るくなるの。
いつも元気いっぱいで、見ているだけで楽しいわ」
2021年、メジャー4年目の大谷は、記録ずくめの1年を駆け抜けたでつ。
ヒット・打点・得点・投球回・奪三振」の投打5部門で100の大台。誰も成し遂げたことのない偉業を達成。
大谷選手は、「けがもあって3年間何もできなかったので、そういう意味では、ことし1年、安定して出られたのが、
一番よかったなと思っています」
けががなければ、これくらいの成績は当然という感じでつなぁ~
過去3年間はけがで満足な成績ではなかったでつ。
二刀流への挑戦は「時間の無駄」「実験をあきらめるべき」・・・。
大谷選手は追い詰められたでつ。
2021年の年明け。
大谷選手は二刀流への強い決意を語っていたでつ。
大谷選手は「結果が出なくて要らない、と言われれば辞めるしかない職業なので、それは日本でやっても、
アメリカでやっていても変わらない。結果を出し続けて、来年も必要だからって、
サインしてもらえるかどうかっていうのは、球団次第なので、やりたいなら結果を出すしかない」
二刀流成功への覚悟を持って挑んだ今シーズンだったでつ。
開幕4戦目。
大谷は、メジャーに来て初めてピッチャーとバッターで同時出場。
相手は優勝候補の一角、ホワイトソックス。
立ち上がりから大谷は気迫に満ちていたでつ。
大谷選手は「1年間安定して出続けるためには、やっぱり最初の方でいい印象を残さないと、
使い続けてもらうのは難しいので。
1回1回、丁寧に全力で抑えにいく、そういう段階だったかなと思います」
大谷はさらにギアを上げ、この試合、手術明け初めて160キロを超えたでつ。
1回を無失点で抑えると、その裏の攻撃。今度はバッターとして、打席に向かうでつ。
その初球・・・今シーズンの躍進を予感させる、強烈なホームラン。
その後もピッチャーとして7つの三振を奪い勝利に貢献。
二刀流に懐疑的な声を黙らせるパフォーマンスだったでつ。
大谷選手は、「周りの不安を少し減らせたのが、一番良かったとは思います。
使う方も不安はあると思うので、そこも含めていい印象を最初に与えることができたというのは、
大きいと思います。シーズンの中でも、やっぱりスタートというのは大事かなと思います」
バッター大谷は今シーズン飛躍的な進化を遂げたでつ。
6月には、2試合に1本のペースでホームランを量産。
日本選手として初めて2か月連続、月間MVP。
バッティングの進化は、あるデータにも現れていたでつ。
そりは、強打者の指標となる「バレルゾーン」。
データ解析の専門家は、これは前半戦のバレルゾーン率のランキングです。大谷はメジャーリーグで1番。
大谷は最高峰のバッターのひとりであることがわかるでつ。
バレルゾーンとは、最も長打になりやすい打球の速度と角度を組み合わせた指標。
例えば速度161キロ、角度20度の打球では3パーセントの確率でしかホームランにならないでつ。
だけど、同じ打球速度でも角度が27度になり、バレルゾーンに入ると確率は52パーセントに跳ね上がるでつ。
バレルゾーンを狙うためにメジャーリーガーたちが取り入れてきたのが、下から振り上げる「アッパースイング」。
下半身の強靱な筋力が求められるため、日本選手には難しいとされてきたでつ。
大谷選手は下半身強化に取り組み、故障で試合に出られないときも下半身を徹底的に鍛えたでつ。
これがメジャーの強打者たちが取り入れてきたスイングにつながっていったでつ。
大谷選手は、「なかなか下半身の強さが出てこなかったので、より体重を支える上で、ひざや下半身まわりは
重要なので、そこをもう一回しっかりトレーニングしていったという感じですかね」
さらに科学的なアプローチも取り入れたでつ。
ブラストモーションと呼ばれる最新機器をバットに装着し、スイングのスピードや角度、
バットの軌道を可視化することができるでつ。
下半身の徹底した強化と科学的アプローチから、ホームランにつながるスイングを探り続けたでつ。
大谷選手は、「ナチュラルに自分の体となじんでる感じはあるので、そういう意味では、
2020年よりも感覚的には良いと思える部分は多いと思います。
去年は、ひざの手術明けで、気にはしてはなかったんですけど、今思うと、
今の方が左足にしっかり加重もできますし、振りにいく時も、しっかりと左足を使って
インパクトしにいけるようにはなってる」
こうして作り上げた今シーズンのスイング。
昨年と比べてみると、大谷の打球角度は、7度上昇。
バレルゾーンの割合は26パーセント。メジャートップの確率で、理想の打球を放っていたでつ。
前半戦だけで、松井君の日本選手のシーズン最多ホームラン数を超えたでつ。
大谷選手は、「シーズン前半というのは、ちょうど、いろいろかみ合う時期だったと思います。
今までだとヒットになってるのが、ホームランになっているという印象だったので、
ヒットの数がすごく増えているということではなくて、スイング自体がいい角度でボールが
上がる軌道だったのかなという印象です」
松井くんが日本で50本打ってメジャーへ行ったけど、最高が31本。
日本人はアメリカへ行けば、中距離バターというのを覆したでつ。
しかも二刀流でやってのけたでつ。
なぜ大谷選手は進化を続けることができるのか。
その原点はふるさと岩手にあるでつ。
お父さんの指導が大きかったです。
小学生の時に親子で交わした交換ノート。
息子の成長につなげようと、お父さんがすすめたもの。
試合のたびに、大谷選手はその日の反省をノートに書き込んだでつ。
2年間にわたって続けられた言葉のキャッチボール。
お父さんが何度も繰り返し伝えていた言葉があるです。
「一生懸命元気に声を出す」
「一生懸命キャッチボールをする」
「一生懸命走る」
お父さんは、「3つのポイントをしっかりやれ。本当にしっかり一生懸命にやれば必ずよいことがある」
お父さんさらに、「ヒットを打ちなさいとか、エラーをするなとか、ファインプレーをしなさいとかっていうことではなくって、
ごくごく誰でもできることを中心に、その3つのことをきちっと練習しようよっていう、私の中の方針といいますか。
そこをまず地道にやっていけさえすれば、成長につながっていくのではないかなって」
少年大谷は、常に一生懸命であることを心がけるようになったでつ。
メジャーの舞台でも大谷選手は、常に全力。
まるで少年のようにグラウンドで躍動する大谷選手の姿は、アメリカの人々の心を打ったでつ。
敵地のファンもスタンディングオベーションで熱狂したでつ。
2021年6月、名門ヤンキースの本拠地に乗り込んだ大谷選手。
そこで見せたのは、2打席連続のホームラン。
辛口で知られるヤンキースファンさえも、うならせたでつ。
ヤンキースファンは、「こんな選手みたことない。打つし投げるし盗塁するし、
ファンタスティックだ。ヤンキースに来てほしいよ!」
想像をはるかに超える「二刀流」の成功。
その実現を支えたのが、昨シーズンからエンジェルスを指揮するジョー・マッドン監督。
3つの球団を渡り歩き、最優秀監督賞を3度受賞した名将。
常識にとらわれない発想で、野球の可能性を切り拓いてきたでつ。
バッターに応じた極端な守備シフトを考案。
さまざまな戦術を編み出してきたでつ。
大谷選手に対しても、これまで誰も考えなかった起用法に踏み切ったでつ。
マッドン監督は、「大谷がエンジェルスと契約したのは、思いっきり二刀流に挑戦するためだ。
彼のキャリアは彼のものであって、私のものでも、エンジェルスのものでもない。
大谷は誰にも邪魔されることなく自由にプレーしたかったはず。
だからそうさせてあげることにしたんだ」
マッドン監督が打ち出したのが、「ショーヘイルール」の撤廃。
これまでの監督は、二刀流による疲労を心配し、ピッチャーとして登板する前後の日は試合に出場させないという
制限を設けてきたでつ。
マッドン監督は、登板する日の前後もバッターとしての出場を許したでつ。
さらに投打両方で出場する“真の二刀流”も解禁したでつ。
マッドン監督は、「キャンプ中、大谷から『投打同時出場を試したい』と言われ、無事にやってのけたよ。
その後も結果を出し続け、大谷も二刀流での出場を楽しみにするようになったんだ」
マッドン監督は毎試合後、大谷選手と話し合ったでつ。
そして、常に意思を尊重しながら、出場の判断を下してきたでつ。
マッドン監督は、「大谷は二刀流を楽しみながら取り組んでいる。
“楽しむこと”がどれほど成功の近道になるか、軽視してはいけない。
調子が悪い時でもどんな時でも、次に向けて気持ちを切り替えること
ができる」
ピッチャー大谷も今シーズン自己最多の勝利と奪三振を記録。
だけど、シーズン前半はこれまで課題とされていたコントロールに苦しみ、大谷選手はそれを克服するために、
さまざまな努力を重ね続けてきたでつ。
シーズン前、大谷は、野球の動作解析を専門に行う施設に通いつめ、投球フォームの改善を試みていたでつ。
1球ごとにデータを確認し、投球フォームのずれやボールの回転を突き詰めていったでつ。
大谷選手は、「自分で感じているところと、実際に数値で表れるところと、どういうギャップがあるのかが一番大事。
その差を減らせば感覚もよくなってきますし、数字がよくなることで、自分がよくなっているという
可視化できているところで、自信につながると思います」
そこで取り入れたのが、いろいろな重さのボールを投げるトレーニング。
一番重いボールは、試合球の10倍以上、2キロもあるでつ。
さまざまな重さのボールを投げて、投球動作の感覚を磨くことで、安定したフォームが身につくでつ。
シーズンに入った後も、毎日のようにこのトレーニングを続けていたでつ。
大谷選手は、「1回2回やったからといって、すぐによくなるというものではないので、長い間続けていって、
違いに気づいたりとか、もっとこうすればうまく投げられるな、というのを、
ちょっとずつ気づくものかなとは思います。
続けてやるというのは大事だと思います」
この地道な努力が形になった試合があるでつ。
この日の大谷は、安定したフォームでコースぎりぎりの球を投げ込み、ストライクを重ねていくでつ。
課題だったフォアボールはゼロ。
肘の状態も上がっていく中で、フォアボールの数は月を追うごとに激減していったでつ。
大谷選手は、「制球に関しては、ほぼほぼメカニックの部分だと思っているので、
正しい動作で投げられるかどうかが、一番かなと思っています。
そこが整ってきていると思います」
さらに、大谷選手が見せたのが長いイニングを投げるために取り入れた新たな球種。
カットボールを使って巧みなピッチングを展開していくでつ。
ストレートと同じ軌道から打者の手元でわずかに横に変化するカットボール。
バットの芯を外し、凡打に打ち取りやすい球種。
カットボールを交えて、打たせてとることで球数を抑え、力を温存。
その結果、今シーズン最長となる8回をわずか90球でまとめ、勝ち投手となったでつ。
それでも大谷選手自身は、まだ模索の途上だと語るでつ。
「1番バッターから最後のバッターまで100%でいけるというイメージは、まだ今シーズンなかったので、
抜くとこ、入れるところを、しっかりメリハリつけないと。
1試合1試合いろいろ試しながら、何がいいのか、悪いのかというのを毎回毎回、試して反省してというのを
繰り返すことで、だんだんよくなっていくものかなと思うので。
そういうのが後半に向けて、ちょっとずつですけど、改善されてよくなったと思います」
投打で超進化を遂げた大谷選手。
レギュラーシーズン162試合のうち、欠場したのは、わずか4試合。
大谷選手は、「練習量を減らしたり、いろいろ今年は試しながらやった感じかなと思います。
やっぱり調子が悪くなったりとか、多少ヒットが出なくなったりとか、そうなってくると、
バットを振りたくなったりするので、そこでなるべく自分を抑えて、長い目で見て、
いまは我慢するときだなと思って、抑えるというのは、自分にとっては難しかったりするので。
選手はやっぱり振って振って試合に出たいというのが素直なところかなと思うんですけど。
そこは、ぐっと我慢して、出る必要はあるとは思います」
野球の歴史を変えた 希望与えたヒーローとなったのがオールスター。
大谷選手は90年近い歴史を持つ夢の祭典オールスターゲームのルールも変えたでつ。
これまで想定されてこなかった二刀流での出場を可能にしたでつ。
コロナ禍で開催を待ちわびていた全米のファンの注目が大谷選手の一挙手一投足に集まったでつ。
スター選手たちもサインを求め、大谷のもとに集まるでつ。
まさに、メジャーリーグの主役。
シーズン前、大谷選手の挑戦に懐疑的だったメディアもベーブ・ルース以来100年ぶりに現れた二刀流を
こぞって特集。
メジャーリーグを長年に渡って取材してきたベテラン記者は、すでに“野球の神様”を超えたと語るでつ。
過去40年間スター選手たちの活躍を見てきましたが、大谷はこれまでに見た全ての選手を上回っています。
プレーの面ではすでにベーブ・ルースも超えています。
大谷はルースが対戦した選手よりも、はるかにレベルが高い相手と対戦しているのですから。
パンデミックが続く中、大谷は多くの人に笑顔と喜びをもたらしました。まさに希望の光なのです」
日本選手初のホームラン王。
ベーブ・ルース以来の二桁勝利、二桁ホームラン。シーズン後半、快挙への期待が高まっていたでつ。
大谷選手は、メジャーで最も警戒される選手になっていたでつ。
大事な場面になるほど、打たせてもらえない。
勝負の場面ではトップレベルのピッチャー達が目の色を変えて封じにかかってきたでつ。
快挙達成への逆風の中、二刀流のパイオニアが見ていた風景は全く別のものだったでつ。
大谷選手は、「なかなか新鮮でしたね。
メジャーリーグでそういう経験ができるとは、正直思っていなかったので、いい経験になりましたね。
枠の近辺にくるということは、判断をするボールが多くなるので、単純に甘い球が多い打席よりも
バッターとしてのスキルアップになった」
大谷選手の言葉を裏付けるデータが多く攻められた場所にあるでつ。
大谷選手の言葉を裏付けるデータが多く攻められた場所にあるでつ。
前半戦はストライクゾーンの中心。
後半戦は最もホームランを打ちづらいとされる「外角」に集中。
ボール球覚悟で攻められたでつ。
厳しい勝負が続く中、大谷選手の関心は、少しでも高みに到達することにしかなかったこと。
次の打席に備える大谷選手は、相手ピッチャーのボールを1球も逃さずに見つめ、
自分の打席では1球ごとに間合いをとり、ボールの軌道を頭に焼き付けていくでつ。
さらにベンチに戻ってからも、映像をみて、1球1球振り返ったでつ。
大谷選手は、「1打席1打席終わりながら、今のはダメだったな、ここが良かったなとか、
毎日発見がありますし、こう変えればいいのかなって、考えている時間はすごく好きですね。
どういう攻めをされても、基本的には枠の中に入ってきたボールを振るというのが、
それが難しいんですけど、自分が打てるボールを選択して振る。
シンプルですけど、なかなかできないことを1年間継続するのがバッターなので」
どんなに高い壁が立ちはだかっても地道な努力で、乗り越えるでつ。
メジャー挑戦から、夢中で白球を追った少年時代から貫いてきた、その姿勢だったでつ。
肘を手術した、メジャー1年目のオフ。
このときはバットさえ握れなかったでつ。
それでも、目でボールを追うために打席に立ち、感覚を磨き続けたでつ。
2019年12月、膝の手術を経た2年目のオフには、誰もいないグラウンドを走り続ける大谷の姿があったでつ。
そして、苦境の中、語っていたのは野球への、ひたむきな思いだったでつ。
大谷選手は、「仕事と元々やってるような野球の本質的な楽しさ、どちらが大きいのかなって
言ったらまあ、元々やってるようなところがメインなので。
単純に、人ができてるけど自分ができないこととか、それは僕もできるようになりたいなとか、
そういうことでしかやってないですね」
大谷はどんな状況におかれても、それを乗り越えることを一生懸命に楽しんでいたでつ。
大谷選手は、「小さい頃から野球を始めて、ここまで特に何も変わらずにきたので、この先も基本的には変わるつもりはない。
もっともっとうまくなっていけばいい、ただそれだけのこと。
一日一日重ねるたびに、足りないところが見えてきますし、まだまだうまくなれると感じさせてくれるので、
やることがまだまだあるのは、すごく幸せなこと」
二桁ホームランと二桁勝利の達成に期待が高まっていた、この試合。
大谷選手は大記録よりもその先を見据えていたでつ。
大谷選手「もちろん勝ち星、大事ですし、二桁勝利というのも、大きなことではあると思うんですけど。それよりは実戦の中で試したいことのほうがあったので。せめて何か自分でいいものを見つけて、シーズンを終わりたいなという気持ちもあった」
今シーズン、新たに取り入れたカットボール。
打たせてとるスタイルを完全にものにしていたでつ。そして、1対1で迎えた7回表。
最後に大谷選手が投げたのは160キロに迫る剛速球。
奪った三振は10個、フォアボールはこの日も出さなかったでつ。
二刀流で戦い抜いたシーズン、最終戦。
その第1打席。初球、ストライクゾーンへの速球。
2球目はボール球を見極めたでつ。
大谷選手は、「自分がストライクだと思っているボールはストライクも増えてましたし、
自分がボールだと思っているボールが、ボールだというのも数的にかなり増えていた」
そして、3球目。
46打席ぶりに放った、ホームラン。
来シーズンにつながる会心の一打だったでつ。
大谷選手「自分に対する攻め方が変わる中で、そういうのを乗り越えて、ひとつ成長できたりするので、それを来年につなげられれば、最初からことし以上のバッティングもできると思います。ピッチングだって一緒ですけど、ことしの反省を来年にしっかりつなげられれば、もっともっと、いいシーズンになると思うので。本当にいいシーズンだったなというか、いい経験をさせてもらったと思ってます」
そしてまた淡々と言葉を続けたでつ。
「ことしの数字が、やっぱり最低ラインじゃないかなとは思いますね。
ことしできたことが、来年できないということは、もちろんなくしたいと思ってます。
チームとしても、それは絶対かなとは思うので。
ある程度、形になるものがあったので、ここを基準に、また来年以降、頑張る基準になると
個人的にも思いますね」
どんな苦境の時も一生懸命に楽しんできた、大谷選手。
大谷選手は、「楽しかったですね。
最後の2か月はしんどかったですけど、やっぱり、楽しむためにはね、勝たないと楽しくないんでね。
やっぱりチームとして勝つから、楽しいのであって、負けたら何も楽しくないですし。
そこに自分がどれだけ貢献していくかというのが、また楽しみであったりするので。
来年はもっともっと、チームとしても、ことしよりもいいシーズンにしたいなと毎年思ってますね」
メジャーリーガー大谷選手。
進化をやめない永遠の野球少年は、どんな世界を見せてくれるのか、楽しみでつ。
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