日本では、エドベリやエドバーグとか呼ばれてたけど、エドベリが合う感じ。
丁度ボルグとサンプラスの間のスーパースター。
北欧のテニスの貴公子と呼ばれてたでつ。
あの…
フェデラーが目標というか憧れの選手でもあったでつ。
その流れるようなサーブ&ボレーは芸術。
片手打ちのバックハンドもしなやかで美しく、その甘いルックスもあって日本で抜群の人気を誇ったでつ。
フレンチ・オープンを除くグランドスラム3大会にV。
ダブルスも上手く、単複で世界ランク1位に輝いたでつ。
そして、ロジャー・フェデラーの専属コーチを務めていたでつ。
で~なんでエドベリが異色かというと…
現在もそうだけど、欧州の選手はディフェンス重視だからベースラインを主に
相手のミスを誘うのが欧州スタイル。
それに対して、サーブ&ボレーを主に攻撃型のアメリカンスタイル。
エドベリは、欧州の選手なのに、アメリカンスタイルのテニスだったから
異色と言われているでつ。
若きサンプラスとの対決も面白かったなぁ~
プレースタイルが同じだしね。
エドベリと言えば、ウィンブルトンでベッカーと3年連続ファイナル争うったのも
伝説になってるでつ。
エドベリは、ボルグ、同年代のビランデルとともに、スウェーデンテニスの黄金期を支えたでつ。
ベースライナー、オールラウンダーが台頭した90年代、”サーブ&ボレーの美学”を貫きとおした、
格好良すぎた伝説の名プレーヤー。
9歳だった1985年全豪での優勝から、26歳での92年全米優勝まで、長い期間グランドスラムの
トップで活躍したレジェンドプレーヤー。
そいと…
ベッカーとともに”カーボンラケットによる”新たなサーブ&ボレー時代を創出したでつ。
さてエドバーグの技術は…
サービスはネットへ詰める時間の確保を最優先に考え、あえてスピードの遅いスピンサービスを選択。
188cmの長身でありながら、サービスポイントはほとんど狙わず、あくまでも相手をコートから追い出し、
角度あるボレーにつなげるための布石として使うことを本当に徹底してたでつ。
だけど、強靭な下半身と背筋から繰り出される回転量の多いスピンサービスはものすごい高さまで跳ね上がり、
強烈なキックをし、コートレベルの映像では特にその凄さが伝わってきたでつ。
あの長嶋さんも驚愕したでつ。
ネットプレーヤーの絶対条件であるスマッシュも非常に得意。
エドバーグがスマッシュをミスするシーンはほとんどなかったでつ。
形勢によってはスピンスマッシュやスライススマッシュを上手く使いながら、次のネットプレーに
つながるような組み立てもできましたので、本当に穴が少ないネットプレー。
非常に読みに優れ、流れるようなステップ、力みのないコースをついたピンポイントボレー。
相手の難しい打球に対しては無理して一発では決めず、次につなげるためのボレーを選択する見極めのセンス。
またボレーのコースは、左右だけでなく、前後、高低を使い分け、相手の打つコースを狭めることで、
自身のネットプレーに有利な状況を作り出すことを常に考えていたでつ。
特にエドバーグは、短く低い角度がついたボレーを上手く使っていた印象が強いでつ。
唯一エドバーグの欠点と言われたフォアハンドストロークだったでつ。
実はエドバーグは、15歳まではダブルバックハンドのベースライナーでつが、フォアハンドストロークの弱さを理由に、
シングルバックハンドに変更しつつサーブ&ボレーへ転向。
コンプレックスだったフォアハンドのおかげで、サーブ&ボレーヤーエドバーグが誕生したでつ。
そして、本人とそのコーチのトニー・ピッカード氏は決して”フォアハンドを欠点”として認めてなかったでつ。
確かにエドバーグのフォアハンドは、コンチネンタルグリップで、スピードあるパワフルなストロークではなかったでつ。
だけどサービスの考え方と同様に、エドバーグにとってのストロークは、あくまでも”ネットにつなげるためのストローク”。
スピードはなくてもコントロールが良いエドバーグのフォアハンドは、相手のカウンターを受けにくい効果もあったでつ。
深い球、浅い球、角度を上手く使い分けながら、相手に心地良いラリーをさせないように努め、チャンスがあれば
得意なネットプレーに持ち込むでつ。
ネットにつなげるための布石として、あのフォアハンドが最適だったことは間違いありません。
また追い込まれた時のフォアハンドのパッシングショット、トップスピンロブが上手で、ギリギリまでコースを
隠し相手の逆を取ってショートクロスや頭上を抜くショットはエドバーグの十八番のひとつ。
そしてエドバーグの十八番。
テニスファンたちが憧れた華麗なシングルバックハンドストローク。
右肩を入れ上半身をしっかりひねることで、ギリギリまで相手にコースを読ませず、パッシングショットも得意。
バランスが良いキレイなフォームで、当時のテニス雑誌のシングルバックハンド模範例は常にエドバーグ。
ネットにつなげるための低く滑るバックハンドスライスも流麗で、キャリオカステップを使ったスライスアプローチは芸術的。
そいとエドバーグのラケットといえば、セントヴィンセント製のウイルソン プロスタッフミッド。
こり今は作ってないのかなぁ~
エドバーグのプレー見てると、テニスやりたくなったなぁ〜
そいとタケスィのプレイとかぶるでつなぁ〜
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