at randomで行こう!

手当たり次第に読んだ本、食べ物、旅行記など兎に角好き勝手に話します。

姉の結婚 ひとりで生きるモン

2011-05-31 00:03:50 | 
『姉の結婚』 西炯子 小学館一巻続刊

 『娚の一生』で話題をさらった西さんの新刊です。
 これもまた、微妙なお年頃の女性が主人公です。
 しかも帯が・・・


自分が幸せになれないと決め込んでいるあなたへ』ですよ???


 いやよ、こんな帯・・・(苦笑)
 手に取るの躊躇うよ。
 漫画というか小説の帯ならわかるんだけれどなぁ。
 いいのかなぁ、こんな帯つけて。
 売れ行き大丈夫かなぁ??


 内容は、
 都内から田舎の県立図書館に移動し、司書として勤めるアラフォー・岩谷ヨリは、ひょんなことから同級生だったというイケメン精神科医・真木誠に付き纏われる羽目に。
 何でも、ヨリは彼の初恋(?)の相手だったらしく、妻帯者であるにも関わらず、兎に角ヨリにしつこく言い寄る。
 しかも、真木の細君は、なんとヨリと瓜二つ! (更に言えば、別の男性とも浮気中)
 あんまり真木がしつこいので、ヨリは『遊びの不倫関係ならいいわ』と言い出し始めるのですが・・・


 今月号の展開がどんでもないことにまたまたなってまして・・・
 あー見ていると、切ないなぁ、辛いなぁ、とも。

 ヨリの過去に何があったのかはこれから明かされていくとは思うのですが、四十前の女性ぐらいになれば、恋愛にパワーを割くのは面倒になるとも思うのです。
 静かに暮らしたいわ、という気持ちもわからんでもない(苦笑)

 大体、それぐらいの年の女性が、過去に何もなかったわけがない!!
 なかったら、それもまた凄い。
 女性として全く魅力がないのか、仕事一途でまっしぐらだったのか。
 
 まぁ色々あるでしょうが、それぐらいの年になれば、大抵の辛いことや悲しいこと、切ないことを乗り越えてきているわけで(笑)
 しかも老眼入りかけですよ??(苦笑)
 それでも、恋愛したい!と思えたら、都会から田舎に帰ろうなんて思わないと思います。

 しかし、まぁこの真木のしつこさには、おねーさんもびっくりです!!
 ちょっと変態入ってますし(苦笑)
 もうストーカー一歩手前。
 大体お前妻帯者だということが自分でわかってんのか?というぐらいのしつこさです。
 こういう人に愛されたら、愛欲に溺れるか、怖くて逃げるしかないだろうなぁ。
 穏やかに、というのは難しいかもしれない。
  
 私だったら?
 

 間違いなく逃げます!!  


 この変な一途さが、正直、怖いもん!!!
 下手に関わったら、後で刺されそうだもん(極端)
 私自身、恋愛に対しては、昔からまーったく情熱的な人間ではないので、ついていけないなぁ。
  
 
 多分、私がもっと若くて、二十代ぐらいだったら、これぐらいしつこく『好きだ好きだ』といわれたら嬉しかったと思う。多分・・・。
 いや、しつこい!近寄るな!!といって暴れていたかな?(苦笑)ありえるなぁ。
 
 程ほどがいいよね。やっぱり。
 何事も、程ほどに・・・。
 その方が心穏やかに過ごせると思います、はい。

 でも、人を好きになるのって何だかんだとパワーがいるんですよねぇ。
  

**************************************************************************


『ひとりで生きるモン!』 徳間書店 四巻続刊
『西炯子のこんなん出ましたけど、見る?』 小学館

 こちらも西さんの新刊です。
 
 こちらはね、西さんの完全な趣味ワールドなんですよ!!
 主に四コマ。
 本当にねぇ、西さんのフラストレーションの解消の場、みたいな(笑)
 とてもですが、『姉の結婚』を描いた人とは思えない、エロギャクありーの、自虐ネタありーの、殺伐さありーの、フェチありーの。
 西さんの、気晴らしというか、楽しんで描いているなぁ、としみじみ思える本たちです。
 別人28号ですよ(苦笑)
 
 いろんな意味で、びっくりします。
 でも気軽に楽しめて、思わず、くすり、と笑ってしまいます。
 不思議と力が抜けて、いい感じなんですよ。
 それでもいいなら、是非こちらのワールドへ、ウェルカム!!! 
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信長協奏曲

2011-05-28 23:57:03 | 
『信長協奏曲』 石井あけみ著 小学館四巻続刊

 これは、偶然、買った単行本の中にはさんであった今月の新刊のチラシに載っていた漫画なんです。
 時代物はあんまり読まないのですが、これは、タイトルもいいけれど、

 高橋留美子先生!!
 あだち充先生!!
 この小学館が誇る巨匠の推薦とくれば、読まないわけにはいかないのです!!

 これはもう、絶対面白いだろうなー、と。

 内容は、現代に住む勉強嫌いの高校生サブローが、タイムスリップして戦国時代にいってしまいます。
 そこで出会ったのが織田信長。
 実は二人は顔がそっくり!!
 しかし、織田信長は、虚弱体質のため自分には家を継ぐのは無理、と出奔中だったのです。
 これ幸いに、と織田信長はサブローに自分の身代わりとして生きてくれ、と出会ったばかりのサブローに頼み、そのまま逃げていきます(酷い・・・)
 一応サブローは日本史の教科書とともに戦国時代にくるので、織田信長が天下を取って(×。正解は天下を取る前に殺されます)、本能寺であいだくん(×。明智君)に殺されることはわかってはいます。
 で、サブローは歴史を変えて駄目だろうと、織田信長として生きるわけですが・・・

 出奔した織田信長は、数年後ある有名人物として再登場します。
 えー!こうきたか!と。うーん、どうなるのか??
 
 前田利家も、佐々成政も出てきます。
 利家の幼名が『犬千代』とは知らなかったよ(笑)
 やっぱりカブキ者ぽくなってますね。
 
 歴史上、織田信長は、炎のように気性の激しい人物として伝えられているのですが、このサブローは、ちょっと違う。

 現代っ子の感覚なので、風のように、雲のように、掴みどころのない淡々とした姿で描かれています。

 割と全ての目線がサブローの現代っ子の感覚でなされています。
 だから、傍から見るとうつけもの!と見えても、今だったら割とニュートラルなフットワークの軽い若者と同じ。

 視点を変えたらこうなるんだなぁ、とほぅ!と目から鱗でした。
 こういう信長像も、アリだな、と。
 
 これは本当に、面白い!!先が気になります
 巨匠の言葉に、間違いはなかったです。
 お奨めします。

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お店のこと

2011-05-27 19:08:12 | グルメ
 新しいお店に行くとき、色々情報を得るのですが、結局最後は、店の前に行ってから決める事が多いです。
 評判がいいんだけれど、なんとなく、今日は行きたくないなー、と。
 こちらの体調もあるんでしょうけれど、お店と自分の相性がちょっとなぁ違うかなぁ、と。
 そういうときは、潔く帰ります。

 大体、情報誌の写真は綺麗ですし(笑)各ブロガーさんの写真もかなりお上手ですから、料理の見栄えだけでは、判断できないことが多いです。
 何よりも味覚は人それぞれだし。
 またお店って、そのときは美味い!と思えても、次回行ったときにもそう感じるとは限らないし。
 食べる側の体調もあるだろうし。
 (友人は、最低三回行く、とらしい。二勝一敗なら可、とか。確かに一理あるかも)
 
 美味しければ何でもいいよ、とアバウトな私ですが、それでも、一応基準のようなものがありまして・・・
 お客さんの姿がある程度見えるお店、というのが結構大切です(バーみたいなお店は除いて) 
 全く見えない隠れ家的なお店は、評判だけではまず行かないです。

 まず、とりあえず、店の前に行ってみる(笑)
 要するに、偵察ですね。
 それで、こう周囲の様子を伺ってみる(怪しいな・・・:苦笑)
 一番わかりやすいのが、『匂い』
 その瞬間が来たとき、あ!と思います。
 表現できないのですが、私が好きな美味しいと思える『匂い』が決め手です。
 それで初めて、行こう!となります。
 自分が決める事が出来る場合は、かなり熱心な私。 
 特に、周囲が誰一人としていったことのないお店の場合は、かーなーり頑張ります!

 やっぱり、折角お金を払うんだから、絶対に美味しいものが食べたいじゃないですか!(笑)
 それに一緒に行く人にも、いいお店だったね!といわれたいじゃないですか!
 美味くないお店に連れて行かれた、と思われるのは、ちと辛い・・・。

 
 これが人様が決める場合は、また違います。
 美味しいらしいよー、一緒に行こうよー、と言われて行ってみたら、あー微妙、というお店もたーまにあります。
 大抵、最初にお店の外観で『なんとなく波長があわないような・・・』とセンサーが(苦笑)
 どんなに素敵なお店であったとしても。何故か、不安になります。
 
 料理は美味しい!
 でも、出てくるのがやたら遅い・・・。しかも、メインのあとに、最初に頼んだサラダが来たりとか、段取りが悪い。
 あるいは、サーブがやたら下手・・・。いくら呼んでもスタッフが来ないとかね。
 そんな感じなんですね。

 なんともいえない、ストレスを感じてしまって、かえって疲れてしまって・・・。
 『微妙』だから、なんともいえない(苦笑)
 だからといって、二度と行かない、というわけでもないです。
 大概、半年から一年ぐらいして、行く事が多いです(かなり間があくなぁ)
 
 多分、評判のお店というのは、開店してからあまり日が経っていなかったり、移転したばかりだったりするんですよね。
 つまり、スタッフがお店に慣れていない。
 厨房にしろ、フロアにしろ、お客さんの対応にしろ。
 お店がとくに移転した場合は、キャパは絶対増えているだろうから(まず減らすことはないでしょう)、特にサーブに対して勝手が違うのだと思います。
 メニューも変えたりしていて、なんとなく使い勝手が悪いようなものになっていたり(特にランチ)
 
 それもあるかな、と思ってからは、大抵評判が落ち着いて、世間の皆様が次のお店に関心を持った頃に、行くことにしています。
 ある意味忘れた頃だな(笑)
 その頃には、お店そのものが落ち着いて、料理もサーブも安定したものになっていることが多いので。
 だから、私のブログに出てくるお店は、旬の店はまず出てこない(笑)
 どちらかといえば、かなり前からあるお店ばかり(例、明月館:笑)
 
 まぁそれもいいのかなぁ? 
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飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ

2011-05-27 00:01:11 | 
『飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ』 井村和清著 祥伝社

 1980年発行の昔の本です。新装版にて再出版されています。
 地元民なら、知っている人が多いと思います。
 うちにも昔あった。
 
 最初に読んだとき、多分中学生ぐらいでした。
 その後、20代に一度読んだかな。
 一昨年あたり読んで、そして、先日また読む機会がありました。

 内容は、
『骨肉腫により右足を膝から下で切断、のちに肺に悪性腫瘍が転移したことにより若くしてこの世を去った医師井村和清が家族に対する思い等を綴った遺稿』です。

 この本は、当時のベストセラーでもあり、ドキュメンタリー、映画、ドラマ化されました(2005年 SMAPの稲垣吾郎さんのドラマでした)
 
 今では、病に冒された医師の手記というのは、珍しいものではないかもしれませんが、昭和55年あたりでは、珍しいものだったと思います。
 井村和清氏は当時31歳でした。
 
 若い・・・と今なら私も思います。
 その年を越えている私だから、井村医師が『生きたい、生きたい』と書かれている言葉の意味が身に染みます。
 生きたいよなぁ、子供もいるんだしなぁ、と。
 
 昔は、あんまり深く思わなかった文面の一つ一つに、心が動かされました。
 私も年を取り、家族が倒れたりして、死が身近になってきたせいでしょうか。
 
 
 その中でも、まえがきに、井村和清氏が

『もしもお母さんが再婚したくなったら、それを祝福してあげなさい。人は1人では生きられないのだから』といったような言葉がありました。
 今から、死に向かうというのに、残された妻と、子供たちの将来のことも、考えているのです。
 また、子供が先に逝く苦しみを与えてしまうと両親に対しても、深く悲しんでもおられました。


 死の直前にあってでも、人はここまで懐が広くなれるものなのでしょうか?


 医師としてやりたかったこともまた、書かれていました。
 当時の医療の問題を指摘なされていました。
 けれど、今でもそれは変わってはいません。
 30年経っても、医療のシステムというのは、変わらないんだなぁと実感。

 また医師として、患者さんに対する色々な思いも書かれていました。
 特にそうだなぁと思ったのは、『お見舞いに誰も来ない患者さんが一番可哀想だ』という一文でした。
 患者さんの人生にどういう経緯があったにせよ、誰も家族も知人もこないというのは、寂しいものです。
 そうならないような人生を私も送らねば、と思いました。
 
 31歳は、やっぱり若い・・・。
 まだまだこれからしたいことがあっただろうに、と。

 是非、医療従事者の方々には読んで頂きたいと思います。
 わかっていても、もう限界だとわかっていても、人はやっぱり『生きたい』んです。
 ぎりぎりまで希望を持ちたいのです。

 
 私は井村和清氏には勿論会ったこともありません。
 けれど、父・井村和夫医師には会った事があります。
 実は、医院を開業されており、中学の頃何度かお世話になったからです。
 そのときに、多分、家族から『井村先生の息子さんの本だよ』とこの本を見せてもらったのだと思います。
 人として医師として深い情を持っていらした井村和清氏の父である井村先生は、町の人たちからとてもとても好かれていて、信頼されていました。
 年寄りたちは、具合が悪くなったら『井村先生のところへいけば、直ぐに治る!』と。
 家庭医として長く開業なさっておられました。
 最後は耳が遠くなっていても、看護婦さんと筆談(笑)して、患者さんをみておられたそうです。 
 井村先生は、数年前お亡くなりになりました。
 医院のあった場所は更地になり、今は駐車場です。
 町の中は、少し寂しくなりました・・・。 
 
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マダム・ジョーカー

2011-05-26 23:11:38 | 
『マダム・ジョーカー』 名香智子著 双葉社9巻続刊

 名香先生の新刊です。
 
 名香先生といえば、かの不朽の名作『パートナー』ですよね。
 社交ダンス漫画の、金字塔!
 子供の頃読んで、社交ダンスって、大人の世界のものなんだなぁ、と思っていたのですが、多分それは名香先生の漫画だったからだ、と後に大人になって読み返して知りました(笑)
 素敵な漫画ですよー、文庫で出てますので、未読の方は是非!!
 

 しかし、名香先生の作品は、全てどれもかれもが、こうなんともいえないハイソな雰囲気が常に漂っています。
 『パートナー』を読んだときも、『パール・パーティ』を読んだときも、そう感じました。
 我々の知っている普段の『日常』がない。
 どこか貴族的(?)な、少し遠い感じの世界観があります。
 優雅で排他的で・・・。
 それでいて、エネルギーに溢れていて。
 不思議です。
 また、主人公はお金持ち多いしね(笑)
 でも嫌味がないところが、いいんです。
 ゴージャス、というわけではない。
 お金がばら撒かれるわけじゃない、けれど言動が全てにおいて、『品』がある。
 そうだ、『品がある』んですよ!!
 だから、嫌味にもならないし、下品にも思わないんだ。
 

 さて、このお話は、美貌、財産、やさしい夫、二人の可愛い子供達をもつ、ゴージャス・マダム『月光寺蘭子』さんが主人公です。
 家族を含め、出てくる人たち皆、こう個性の強いキャラばっかりなんですが、どーも憎めない(笑)
 そんな人たちと蘭子さんが、繰り広げるちょっとした事件簿、という感じでしょうか。(ミステリーな部分も多少あり)
 蘭子さんの、ちょっと天然だけれど、明るくてパワフルなところが魅力的です。

 私が個人的に好きなのは、蘭子さんにライバル意識を持っている『藤原貴子』さん。
 いやー見栄っ張りな美女ですが(お金なくて、ガス止めれたりね:苦笑)
 この方のお嬢さん『百合子』ちゃんが、とっても可愛くて、性格の良い子。
 旧家のお嬢様の母・貴子さんに振り回されて、苦労性な百合子ちゃんですが、蘭子さんの息子・十蘭と出会ってからは、生活がかなり改善されて、苦労も減ったようです。
 良かった。
 
 蘭子さんの義母で、旦那様の実母・蔦さんも、またカッコイイ!!
 粋なおねーさんだったんだろうなー、と想像がつきます。
 
 出てくる人たちは、本当に皆さん魅力的。
 

 この話は、短編形式なんですが、全てにおいてちょっとしたミステリーがあります。
 ぽっと、ふいに現れる。
 それが、あー成る程ね、と今まで明かされていなかった登場人物の謎な部分を、読者にわからせてくれます。
 
 コメディーのようで、ミステリーのようで、少しだけホラー(?)のような、様々なジャンルを上手く纏めて、描かれています。
 中々続きが出ないのが、ちょっと残念・・・。

 
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いろいろなしきたり

2011-05-24 00:54:55 | 日記
そろそろ、結婚式のシーズンですね。
 いい加減、出席する数は減りました(笑)
 あとは、自分と最後の砦の友の双璧が残るのみ・・・。
 うぅ・・・。
 ま、そのうちそのうち。

 色々お式に出席させたいただいて、我ながら失敗したなぁ、とか、人様のをみて、あれは痛い!酷い!と思った事が多々ありました。
 もしも、これから出席する機会がある方がいらっしゃいましたら、同じ鉄を踏まないよう、これから述べることを参考にしていただければ、幸いです。
 
 基本1 
 結婚式の主役は『花嫁』である。
 花婿はどーでもいいらしい(苦笑)
 格付けは、花嫁>仲人・・・と続きます。

 基本2
 花嫁方の出席者は、あくまでも『花嫁』の引き立て役である。

 特に衣装ですね。
 よく言われるのは、『白っぽいドレスは絶対駄目』これは基本。
 淡いベージュやら、淡いゴールド、シルバーも避けるのがいいです。
 出来れば、未婚ならば『振袖』既婚ならば『訪問着』をお奨めします。
 結婚式には、基本、正装ですから。
 それに、着物は、ほぼ、決まりが確立された衣装なので、間違いはほとんど起こりません。(着付けする人が失敗しない限りね)
 ですから、洋服の場合について少々。
 
 ドレスの色は、白っぽいものは勿論『黒』も本来は駄目です。
 なぜなら、黒は喪服の色であります。
 また、仲人、親族が黒留袖を着ている場合は、それと重ならない色を選ぶのが好ましいとも言われます。(仲人は、友人達よりも格上だから)
 黒は便利だから、と皆さん黒ドレスだったテーブルは・・・まるで葬式か、夜のお店のようでしたよ(涙・・・)
 結婚式は、晴れやかな場なので、できれば明るい色のドレスが良いです。
 気分も、高揚しますしね!

 あと、靴。
 ミュールは絶対駄目です!!サンダルも!!
 つま先が見えるということは『妻が先に出る』という意味になります。
 離別、死別を、連想されるからです。

 そして、ファー!!
 リアルだろうがフェイクだろうが関係ありません!!!絶対駄目です!!
 所謂、これは殺生物です。
 今流行っているから、という言葉は、言い換えると昔はNGであったということです。
 
 結婚式は、友人だけのレストランウェディングならいいのですが、親族一同集まるような壮大な場合は、出来る限り昔からのマナーで動く事が望ましいです。
 大概、披露宴には礼儀に煩い、口うるさい年寄りがいるんですよ(苦笑)
 
 特に、女性陣は流行に左右されて、今流行っているからという格好で行くと、喧しい煩い年寄りに

『 あんな友達がいる花嫁はろくな人間じゃない!! 
 
 と、レッテルを貼られる可能性は高いです・・・特に田舎。
 主賓は、『花嫁』!!
 その花嫁に泥を塗らないためには、出席者は、心配りをもっとする必要があります。
 同窓会気分の方もたまーにいらっしゃって・・・。
 互いの衣装ばっかりに気にしていて、まるでファッションショー、という・・・。
 ドレスの品評会じゃないんですよ・・・(涙)
 
 え?そんなに煩いの?と思われるかもしれません。
 実際、友人席にいるとそういう声はほとんど聞かれません。
 
 でもね、親族席にいるとね・・・否応なしに、わんさか聞かれるのですよ!!(涙)
 あぁ辛い・・・。
 親族どもが、囀る囀る・・・。
 過去にそういう場に何度か面した私は、居た堪れない気分になりました。
 一応ね、若人の弁護をしてもね、年寄り達は聞く耳持たないのよ・・・。
 いつまで経っても、覚えているし・・・ことある毎に、思い出してネチネチ言うし。
 思い出すと、気分がブルー・・・。
 正直、披露宴なんかもう楽しくないですよ(涙)
 飯が不味くなる(爆) 

 だから、皆さん、衣装にはほんとーに気をつけてください。

 こういうのは、私も失敗して、あーもー恥ずかしくてたまらん!という思いを、後からした経験があるからです。
 こんな思いは、してもらいたくない、と。
 
 それ以来、私は、ほとんど結婚式は、着物です。
 受付をお願いされた場合は、全て『振袖』(いい加減もう無理・・・)
 着付け代が出なくても(大抵は一部は出る。田舎だし。礼儀みたいものです)
 
 以前、私以外、皆さま色ドレス(既婚未婚、関係なく)というテーブル席がありました。
 花嫁、そして親族の方々から

『1人でも着物の方がいると、場が華やぐわー』と。

 あとで、披露宴の写真をもらったときにも、何度も言われました。
 ほんと嬉しかった、と花嫁の言葉。

 親戚(花嫁側)の結婚式に出たときも振袖でした。
 そのときは、やっぱり花嫁側の友人には、誰一人着物はなくて(しかも、皆さん20代半ば過ぎなのに・・・遥かに私より若い!!)
 披露宴の途中、新郎側の親族の方がわざわざこちらのテーブルに来て下さり、

『1人でも着物を着てくださってありがとうございます』と頭を下げられました・・・。

 正直、褒めてんのか?嫌味なのか?と迷いましたが、既婚者に聞けば、褒め言葉として取っておけ、と(笑)
 後日、そちらのお宅から、私宛にわざわざお礼の品が届いたくらいです。
 まーったく、そちらのお宅とは無縁な関係なのに。
 皆??と首を傾げましたよ。
 
 それぐらい『着物』というのは威力がある、という話です。(某長寿番組の印籠みたいなもの??)
 遠い場所での式でない限り、多少お金はかかりますが、『着物』は本当に喜ばれますので、是非どうでしょうか?


 そして、今度は、招く側の場合です。

 兎に角、全てのお礼は迅速に!!
 勿論、式に出席されなかった方から、ご祝儀、電報などを戴いた場合も。
(新婚旅行から帰ったら、直ぐ!。また行かない場合は、一週間内のうちに!)
 特に、自分より目上(仕事関係なく、年齢が上の人)の方から戴いたら、メールは駄目ですよ。
 お手紙か電話かな。それから最後の手段として、メールです。
 親戚には、ご自宅に伺い、きちんとご挨拶を!!(嫌いな親戚でもね。苦笑)
 
  
 忙しいのはわかります。
 ヘトヘトになるでしょう。何もかも放り出したいでしょう。

 ですが、お礼は迅速に、が鉄則です。
 自分の幸せに浸りきっているときこそ、他の人に気配りが出来るか否かが、今後のお付き合いを左右すると言えます。

 こういった特別なときだからこそ、きちんと出来るか否かで、その人の評価がなされるのも、また確かなのです。

 
 私の過去の苦い苦い経験からから、書かせていただきました。
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和食『いわい』

2011-05-21 21:25:11 | グルメ
駅前にある和食店です。
 こちらは、元々ニチマホテルの日本料亭『麻』で腕を振るっていた料理長さんが開いたお店。
 (ニチマの『麻』は、それなりに利用していたので、ニチマが閉店してとっても困っていたのです)

 法事があり、こちらで食事をお願いしました。
 少人数で、日中、となればお店は限られていた上、とんでもないトラブルが発生していたため、こちらのお店にお願いしたのは、なんと!!二日前!!
 あー、良かった・・・。

 しかし意外と町中にあるのに、誰も来たことがない、という。
 基本、夜はお任せコースしかないしね(4000円~)
 昼は、丼物と、お弁当、予約会席、という感じです。

 店構えは小さいのですが、意外と中は広かった。
 雰囲気のあるお店です。
 靴を脱ぐと床は、全て畳です。
 個室が三室あり(各部屋六名程度)、掘りごたつ式なので、足の悪い年寄りにはとっても便利でした(苦笑)
 多分、襖を取り払ったらもっと、大人数でも食事が出来ると思います。
 利用したお店からは、中庭が見えて、とっても風情がありました。
 またカウンターもあります(七名程度かな?) 

 さて、私が食べた会席のコースです。
 相変わらず、写真はありません・・・(苦笑)
 (一応デジカメで記念写真は撮りましたけれど)

 前菜 初夏の前菜盛り合わせ
 造里 旬のお造り(トロ!!そして雲丹を真鯛で巻いたものが美味かった!)
 椀物 白海老じゅんさい新じゃがすり流し(白海老が美味い!)
 焼物 本日の魚(キス)とキャベツの東寺焼(湯葉巻きでした)
 凌ぎ 白海老とアスパラの軍艦巻き(二巻)
 台物 健康卵のグラタン
 温物 イベリコ豚のコンソメ鍋(とーっても美味しい!!いいお味です!)
 替鉢 和牛とフォアグラの加茂茄子
    (某有名フレンチのフォアグラより美味かったよ・・・牛も柔らかくて、
    最高でした)
 食事 となみの温麺(白海老の掻き揚げ添え)
 甘味 和三盆糖プリン(上品な甘さでした)

 どれもこれも、いいお味で、品があって、胃袋に負担のないものでした。
 量が丁度よいです。
 何よりも口の煩い年寄り達が、喜んでいたので、よし(苦笑)
 
 飲み物ですが、生ビールは、サントリーモルツでした。
 ワインも、日本酒も、焼酎もありました。
 
 あーしかし、お腹が一杯になり、最後は辛かったです。
 苦しかった・・・夕飯は、無理でしたもん。
 それでも、胃袋がもたれなかったのは、基本の和食の出汁がいいからなんでしょうね。
 本当に、素材を活かしたお料理でした。
 これは、本当にいいお店です。
 ちょっとした会合などには、いいと思います。
 また利用したいです。

 ただ・・・列車の時間が迫っていたため、かーなーりお店に色々焦らせてしまったせいか・・・慌てた仲居さんが、ビール瓶をお品書きの上に置いたのは、あー濡れたー!もって帰ろうと思っていたのにー、と(内心、叫びました)
 でも、それはちゃんと人数分あったので、他の人のを奪いましたので、事なきをえました(笑)

 そういう小さなこと以外、ほとんど気になるところはありませんでした。
 やっぱり、こういう店は時間のゆとりを持って利用するのが良いです。
 本当は、もっとゆっくり時間をかけて食べるはずなのに、我々、超特急並だった・・・(爆)
 


 和食『いわい
 0763-33-4181
(予約優先。夜は要予約)
 砺波駅から徒歩二分。
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和菓子屋さん

2011-05-20 23:41:36 | グルメ
市内に何軒があります。

 あんまり和菓子は食べないのですが、食べるとしたら、まぁここかな、というお店が数軒あります。

『あら木』
『天野餅店』
『畑製菓』
『ふく扇』

 上の三軒は、総合病院の売店で購入出来ることが多いので、ある意味ありがたい。
(多少、お店が順番に入れ替わってます)
 天野さんとふく扇さんは、比較的町中なので、購入しやすいです。

 天野さんは、餅菓子が多いかな。
 お赤飯とか。
 駅前だから一番購入しやすいお店かも。

 ふく扇さんは、茶菓子が多いです。
 お茶でご利用される方が多いと聞きました。綺麗な茶菓子です。
 おまんじゅうも美味しいし、『純生ロール』というロールケーキも美味しいです(中はクリームのみ。抹茶味もあり)
 お値段も手ごろです。700円ぐらい?
 少し小ぶりかな?

 畑さんはやや市内のはずれにあるので、購入しずらいです。
 しかも、午後三時ぐらいには売れきれたりするらしい・・・。
 私はここの『くるみまんじゅう』が大好きです。
 遠くていけないから、病院で購入してます(苦笑)

 問題は『あら木』さん。
 実は、店頭販売は一切ありません(涙)
 ほぼ注文のみ。
 あとは小売店に卸す分しか作っていません。
 そのせいか、意外と知らない人が多いです。

 以前、友人が結婚するときの引き出物の候補リストに『あら木』さんのお菓子が入っていたそうなんですが、聞いた事のないお店なので、困ったそうです。
 確かにねぇ・・・。
 知ってる?と聞かれて、あぁ知ってるともさ!!!と力説。
 
 結局、色々あって、和菓子を候補から外し、洋菓子にしたそうですが、個人的に『あら木』さんで、鶴亀を作ってもらったそうです。
 
 知人が、チューリップフェアで御点前のお運びをしたときの、茶菓子も『あら木』さんでした。
 知らずに食べて、『美味しいねー、何処の?』と聞いたら
『あら木さんの春限定茶菓子』という返事が。
 チューリップの形をした最中(?)に白餡だったような・・・。
 
 あんまり、お茶の盛んではない場所なんですが・・・(苦笑)
 色んな和菓子屋さんが、頑張っていらっしゃるようです。
 
 比較的洋菓子が多い私ですが、たまーに和菓子をお茶と一緒に食べると、あぁ美味しいなぁ、あぁ年をとったなぁ、と思います(苦笑)
 昔は、和菓子なんて食べようなんて思わなかったのになぁ。
 これも、大人になった、ということでしょうか。
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め組

2011-05-20 23:25:19 | グルメ
回転すし屋さんです。
 某将軍様の番組とは無関係です(笑)

 市内に「くら寿司」が出来たので、それなりに人は流れているかもしれませんが、こちらは客層が高いので、多分一人当たりも単価も高いかなー(笑)と思ったりしています。
 基本的に、私はこちらのほうが好き。
 ほら大人なので、わさび抜きって面倒なんですよ(苦笑)
 子連れには「くら寿司」はとっても便利だと思いますけれどね。
 大人は、やっぱり、わさび有りでしょう。
 だから、訪れたときは、大抵、ご年配が多い。
 また高い物をばんばん頼む(笑)
 えぇ、頑張って消費してくださいませ。
 
 しかし、大人になると、子供の頃、苦手で無理だったものがどんどん食べる事が出来て、不思議ですねぇ。
 わさび、しょうが、山椒、七味などなど。
 味覚が洗練されているとは思えないんですが・・・。
 バリエーションが効く、ってことでしょうか。
 いや融通が効きやすくなったということか。 
 
 さて、親戚が法事のため、やってきました。
 軽く食べよう、ということで、ここへ。
 刺身盛り合わせ(中)を頼んだら、とんでもない量が!!!

 あのー、これ何人分??
 3~4人分らしいのですが、ブリの厚み、マグロの厚みに、親戚、びっくり!!
 イカにもびっくり。
 これで2100円かぁ、と驚きました。
 安いんじゃね??
 親戚は喜んでいたので、よし。

 まぁ、私はお刺身は食べませんでしたが(笑)
 カニ、甘エビ、鉄火巻き、エンガワ、ぐらいが定番です。
 あとは、茶碗蒸し、アサリの味噌汁。
 季節的なもの全く無視(笑)
 定番ものが好きな私。
 あんまり食べ物に冒険しないみたいです。
 確実に美味い!とわかるものでないと、どうも食指が動かない。
 多分、頼んで外れたら、地団駄踏んで悔やむからでしょうね(笑)
 食べ物の恨みって、本当に恐ろしいわ・・・。
 

 あぁ、私以外はみな、ホタルイカ食べてました。
 沖作りが気にいったようです。
 確かにあれは美味しいよね。
 
 更に言えば、生ビールがキリンなのがまた良し!!
 (瓶は、キリン、アサヒ両々あります)
 キリンファンの親戚は喜んでました。
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上村松園・松篁・淳之展

2011-05-19 00:28:45 | 日記
日本画三世代『上村松園・松篁・淳之展』に行ってきました(富山県水墨美術館)

 やーっとやーっと行けた!!
 もっと早くに行っているはずだったのにー!!く、悔しい。
 それでも、会期中無事にいけて良かった。

 絵画は、基本的に洋画が好きなのですが、上村松園だけは別。
 
 初めて見たのは、昔の高岡美術館(古城公園内にあった)。
 そのとき

『なんて清楚で綺麗なんだろう!!』と。

 そのときは、確か『鏑木清方』も一緒だったので、こちらのほうも好きになりました。
 どちらも、日本画で美人画。
 松園は、線が細く、繊細。
 清方は、松園よりは少し線が太め。
 これは、後に、松園が女性であり、清方は男性であることを知って、その違いなのかな?と思うような気もしました。

 あれから二十数年・・・。
 いつでも、上村松園は、私の中では、美しいもの、であり続けています。

 今回は、子息、孫の、三世代展ではありました。
 それでも松園の作品数は飛びぬけて多い。
 
 あーもーなんて綺麗なの。なんて、美しいの。なんて、楚々としているの!!
 何回見ても飽きない。
 ぐるぐるぐーると見て回ってしまう。
 いや、もう松柏美術館へ行くしかないのか!?

 松園の、日常の一幕、と思えるその一瞬を描き採った『絵』に皆さん、心を奪われていました。
 風が吹いてきたわ、雪が舞っているわ、あら雨が・・・そんな女性のちょっとした仕草を見事なまでに描ききっている。
 素敵過ぎる。
 
 また、時代のせいか、女性は皆着物です。
 その色の組み合わせもまた素晴らしい。着物の柄、長襦袢の柄、帯の模様もまた繊細。
 日本の染色技術の高さを知らしめてもいます。
  
 素晴らしい!!

 その一言に尽きます。
 描かれる女性には、松園の母親がイメージされているとも言われます。
 母は、松園の絶大な支持者であり、彼女のために影になり、支えになった人です。
 松園は、松篁を未婚のままで産むのですが(父親は、画壇の重鎮)、そのときも母は松園を罵ることなく、支え続けたといわれています。
 その母の気丈さと強さが、松園の美人画の画風に出ているのかもしれません。
 

 そして、松園の血を継いだ、子息・松篁。
 今年の年賀状に印刷された『兎』はこの方のものでした。
 どーりで、見た事があった!
 可愛い三匹の兎には、皆様も見覚えがあると思います。

 また孫・淳之の作品も動物をモチーフにしたものばかりですが、どれもこれも、ささいな動作の一瞬を切り取っている。
 繊細なタッチは全て、遺伝、というべきか。
 いや見て受け継いだ技、というべきなのか。

 芸術には門外漢ではありますが、こう『美しいもの』に触れると、なんだか、心が穏やかになります。


 模写でいいから、家に一枚欲しいなぁ・・・でも、飾る場所がない・・・。
  
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カイロプラクティック

2011-05-19 00:18:45 | 健康
年に数回ほど通います。
 体調が悪くなったら、という感じです。

 いつも行くのは、もう十数年お世話になっているところです。
 先生とも付き合いが長くなったよなー(笑)
 二十代だった私は、三十代になり、六十代だった先生は七十代になった・・・。
 あー、怖い・・・(苦笑)

 カイロについては、医学的な根拠がないので、日本の病院ではあまり認められていません。
 骨盤矯正、骨格矯正で何が変わる?みたいな。
 確かに、劇的に変わる、ということはあまりないかもしれませんが・・・。
 痛みが取れた、体が楽になった、という感想が受けた側にある限り、それなりの効果はあるように思えます。
 外科的施術ではないから、中々わかりづらいんですよね。
 
 一番効果があった友人は、鞭打ちで、手が揚げれない、首も動かせない、という酷い状態でした。
 それが、1回受けただけで、手は上がるわ、首は回る。歪んでいた足のバランスも整うという劇的な改善。

世界が違う!!真っ直ぐに見えるー!! 』と。

 首が歪んでいたから、物が全て斜め見えていたそうな・・・。
 
 目を瞑って両足踏みをすれば、180度回転・・・。
 私にはありえない話。見てびっくりよ。
 何やってんの?と思ったもの。
 それは、足の長さが違うから起こったのですが。 
 骨盤のゆがみをとると、目を瞑って足踏みしても、ほぼ回ることはありません。

 友人曰く、施術中、兎に角、体中が、パキポキ、パキパキ、音が鳴りっぱなしだったそうな。
 びっくりするぐらいに、がたがた、と先生の話。
 彼女は、鞭打ちを何度かしているので、多分そのツケが体に残っていたのではないか、と。
 
 私が初めて行った切っ掛けは、やたら転ぶからでした。
 躓く、というのか。何もないのに。だから靴の先がいつもはげる。
 足の長さが違うのかなぁ、と不安で、まぁ物は試しだ、と。
 しかし、たまたま新聞広告で見たお店で、こんなに世話になるとは・・・私の、カンのよさにしばし脱帽(笑)
 1回で、ほぼ治り、ほとんど躓く回数はなくなりました。
 たまーになるときは、やっぱり歪んでいるとき(笑)
 坐骨神経痛で悩んだときも、お世話になりました。

 今回は、腰が痛くて、訪れました。
 大抵は自分でも治せるのですが・・・どうもあかん。
 しかも、首も微妙に調子が悪い(首は自力ではほとんど治せない)
 これは、自力は無理ね、と。あっさり予約の電話を入れました。
 自分で悪い場所がわかっているのに、治せないというのもストレスです。
 でも、治してもらえる場所がある、というのはまたありがたいものです。
 いつも早期なので、大抵1回で良くなります。
 メンテナンスおたくなんで(笑)
 
 でも、やっぱり体に筋肉をつけることが一番の予防のようです。
 散々言われていても、つかない筋肉・・・とほほ。
 今回は、首の筋肉のつけ方を教わりました。
 こつこつやってみようと思います。
 
 肩こり、首の痛み、頭痛、腰痛には効果があると思います
(ただ内科的な病のために、痛みが発生する場合もあります)
 あと、O脚にも。

 


 カイロあつまろ 
 0766-26-0138(予約優先)
 (高岡市 北陸銀行前のビル2階)
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祝!『黒部の太陽』DVD化(予定2013年)

2011-05-12 22:39:03 | 日記
 石原プロ社長、渡哲也氏が社長を辞任して、また一人俳優として活動されることになったそうです。
 渡氏も年齢を考えると・・・この先は、好きな仕事をしていきたいですよね。

 さて、それに伴い、あの『黒部の太陽』がDVD化されることになったそうです。
 大変大変、目出度い!!

 でも2013年・・・石原プロ50周年記念だったかな?
 2年後???
 DVD化は英断ではありますが、今年じゃ駄目??
 この未曾有の災害に襲われた日本を勇気付けるために、是非早めのDVD化を願いします。

 この映画は、故・石原裕次郎氏の遺言によって
『是非この映画は映画館で観てもらいたい』という希望があり、今まで勿論ビデオ化もされていませんし、テレビでも映画の放映をされたことはありません。
 ある意味、幻の映画。
 当時(1968年)、観た人の記憶でしか残されていない映画です。
 世界の三船と、嵐を呼ぶ男の当時の2大スターが競演した、素晴らしい映画でもあります。
 
 内容は、いたって簡単。
 戦後、関西の産業を支えるため関西電力が、その電源をを富山県黒部川に求め『黒部第四発電所』を建設することを決定する。
 そのために、技師とトンネル野郎達が、命を懸けてトンネルを掘る、という話です。
 技師を三船敏郎氏が、土建屋社長の長男を石原裕次郎氏が演じています。
 
 2年ぐらい前、どこかのテレビ局で香取君が主演でドラマ化されました。
 が、結構、内容が違っています。
 あとテレビだったから映画と違って、迫力もイマイチだった。

 今、え?と思われた方もいらっしゃるかもしれません。

 1968年公開映画、因みに私はまだ生まれていません。
 なのにどうして、内容が映画と違っているのか、といえるのか。

 実は、私は、2度、この映画を観た事があるのです。

 生まれていないのに?
 テレビで放映されていないのに?
 ビデオにもなっていないのに?

 自分でも、不思議なご縁なのですが、2度。
 ただし、1回目は、ちょっと事情が違うのです。

 中学2年生のとき、黒部ダムに宿泊学習で行くことになりました。
 そのとき、どなたか先生が借りて来た映画が『黒部の太陽』でした。
 これを観て偉大な先人の軌跡をしっかりと見てきなさい、という配慮だったと、今なら思います。
 当時は、子供でしたが、子供心にすら、あの名シーン『破砕帯』は覚えていました。
 こんな酷い怖い工事だったんだー、と。

 そして、これは、2年前。黒部で。
 黒部市コラーレにて、『黒部の太陽』が特別上映されました。
 石原プロにお願いして、特別に特別にフィルムを貸し出していただいたそうです。
 厳選なる抽選が行われ、当選しました。

 そのとき、あれ?子供の頃見たのと違うぞ、と気がつきました。
 今回観たものは、上映時間が長い(本当に、長いんです、途中休憩が入るくらいに、長い!!)
 また、昔観たものは、技師などの私生活のシーンはほとんどカットされている。
 つまり純粋に工事に限った映画になっていました。

 なんでだ?と調べたところ、どうやら私が中学2年当時観たフィルムは、石原プロが後進のために、と作ったダイジェスト版だったようです。
 それも、当時工事を請け負った佐藤工業に寄贈された品のようでした。
 多分、先生の何方がが、佐藤工業さんにお願いしてフィルムを借りて来たのではないか、というのが私の読みです。
 
 二十年以上経って改めて観た映画は、CGのない時代ものですが、本当に危険と隣り合わせの映画となっていました。
 再度観た、『破砕帯』のシーン。

 トンネル内に響く、木枠の不気味な家鳴りのような音。
 ミシリ・・・ミシリ・・・。
 時折響く、ぴりゃん、という水音。
 そして、少しの沈黙の後――

 画面いっぱいに広がる、膨大な水!! 
 
 うぎゃぁ!!と声を上げそうになるくらいの、圧巻でした。
 わかっていたのに、心臓が止まるかと思った。

 兎に角、この映画は、本当に本当に、黒四ダムがどんな風に作られ、どれだけ名もなき人々によって作られたのかと忠実に描いています。
 171名の尊い命の犠牲の上に、我々の生活がある、ということを忘れてはいけない、とも。
 
 映画の出来は本当に素晴らしい。
 特に三船敏郎氏が素晴らしい。
 
 この映画は、是非是非、日本の皆さんに観て貰いたい!!
 だから、早期DVD化を!!
 


 

 
 
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習い事の話・小姑編(笑)

2011-05-10 23:22:50 | 日記
習い事をしております、と毎度毎度書いているような気がします・・・(苦笑)

 二つの教室をふらふらしてます。
 一つ目の教室はもう、三、四年ぐらい経つのかなぁ?
 基礎コースなので、半年毎に生徒さんが入れ替わります。
 勿論、入れ替わらずそのまま残留組もいますが(私のように:苦笑)
 因みに、この残留組、

『 チーム留年 』とも仲間内では言われています(爆)

 いやな・・・名称。
 でも本当に留年じゃないのよ、ただの残留!!
 ちゃんと一応全て修了しているの!!ただ自発的に自習をしているだけなの!!
 まぁそんな感じです(笑)
 そのうち、そろそろ卒業して行きなさい、と先生に言われそう・・・。

 さて、今回は、年齢層が高い、と以前も書いたように思えます。

 明らかに、私より年上で、あるいは子持ちの方々が多いのですが、

 う、うーん???と思うことが一つ。

 いつも遅れていくので気がつかなかったのですが、久々に時間に間に合って行ったら、えぇー??と。
 びっくりしたことが一つ。

 某施設利用なので、館内はスリッパです。
 一般研修室の場合はスリッパをそのまま履いて利用します。
 運動場、和室などの特別室を利用する際は、スリッパも脱ぎます。

 で、スリッパを脱いでいたんですが・・・

『あの・・・どーして、そのまま履き散らかしているのかしら? 』

 それなりの人がいるので、多少がたがたした形になっていてもわかりますが、明らかに脱ぎっぱなし。
 それが数名・・・。
 他の人たちは、綺麗に整えている。
 
 立ち止まって、呆然となってしまったよ。
 いつも来たときは綺麗に揃えてあったから、気がつかなかったの。

 でもね、それは、実はお茶もやっている知人が、いつもいつも綺麗に整えてから、中に入ってきていたんですね。 
 私はその知人よりいつも遅れてきたから、綺麗に整えられたスリッパしか見た事がなかったんです。
 
 よーするにですよ、私よりもいい年をした大人が、スリッパをはき散らかしても平気、ということにびっくりしたのです。
 遥かに若いお嬢さんがするならいざ知らず。
 何年も通ってきた私ですが、こういう方が『数人も』いらっしゃることに、悲しい気持ちになりました。
 (正直、今まで1人ぐらいしかいなかったなー、脱ぎ散らかしたの。若いお嬢さんでしたけれどね)
 更に言えば、後から来た人たちも、その脱ぎ散らかしたものを見ても平気で、綺麗に整えてあげようとしない、というのにも、びっくり。
 まぁ、皆さん大人だからね、自分のことは自分でするのが当然ですけれどね・・・。
 ちょっとこれは違うなぁ、と。 
 
 知人の気配りが、本当に見えない気配りだけれど、素敵だなぁ素晴らしいなぁ、と改めて思いました。
 これが『大人』ですよ!!
 年じゃない、子供がいるかどうか関係ない。
 見習おう、と思いました。本当に。

 この習い事は、お茶やお花のように礼節に煩いものではありませんが、それらとは深い関わりがあって、やはり礼節とは切っても切れない関係にはあります。

 習い事云々の前に、ちょっと考えませんか?
 行儀が悪いって・・・。
 かなり、大雑把で、いい加減な私ですらしなかったことを・・・。 
 
 私だけか?こんな小姑的な考え、と悶々していたら、
 やっぱり、チーム留年組は皆同じことを考えていました(苦笑)
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鳥でん

2011-05-10 22:55:40 | グルメ
 アピタの近くにある居酒屋『鳥でん』に、ここ一ヶ月で三回も行ってしまいました(笑)
 
 かーなーり昔からあるお店なのに、家の方向とは逆なので、足が向かず。
 たまたま女子会をすることになり、行ってみたら『あら意外といい!』と。
 単純なので、他の知り合いにも話したりして『じゃあ今度行こう!』と。
 
 平日、1000円で飲み放題です。
(ビールは大丈夫ですが、他のアルコールと、ソフトドリンクには種類制限あり)
 土日は、1500円です(笑)
 いやー、ビール3杯飲んだら、充分です(笑)
 でも、ここもね・・・

 『 鳥でん、お前もか! 』(ジュリアス・シーザー風に)

 えぇ、アサヒでした。
 うーん、アサヒは営業が頑張るなー。
 
 私は平日、日曜日、と行ったのですが、週半ばでも、日曜日の夜9時でもお店は人で一杯でした。
 凄くにぎわっています。
 予約席多いし。
 日曜日だぜ?明日仕事だぜ?もう9時過ぎてるよ?と思うのに、どんどんお客さんが来る・・・。
 繁盛しているのは、いいことだ。
 店員さんも明るいし、声も大きいし(まぁ居酒屋だし)はきはきしている。
 お店の雰囲気も楽しい居酒屋、という感じがしてイイ。

 料理は、店の名前の表すとおり、鳥の料理がメインです。
 串物、揚げ物、釜飯、どれも美味しかったです。
 値段も手ごろだし、これは繁盛するよなぁ、とも思いました。
 釜飯は時間がかかるので、早めに注文しておくといいです。
 居酒屋定番の海老マヨもありました。
 イタメシ屋定番の、シーザーサラダもね。
 さくさくと持ってきてくれるし。
 たまーに忘れられたりして・・・でも言えば、すぐに持ってきてくれるし。
 ドリンクも、充実してました。
 ソフトドリンクも、面白いカクテル風のものが多くて、飲めない人でも楽しめると思います。
 そうそう、デザートも美味しかったですよ!
 アイスもプリンも!!
 女子にはたまらんでしょう!
 お酒が駄目でも、ソフトドリンクが飲めて、お腹一杯食べれて、デザートまでいける!
 そのせいか、女子率は高かったです(笑)

 また行きたい!!
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焼肉『明月館』

2011-05-09 00:13:24 | グルメ
この時期に、わざわざ焼肉行く?
 しかも、今もっともメジャーな市に住んでいるのに?

 などといわれそうですが、えぇ、行きますよ、それが何か?(平然)

 そんな、感じで行ってきました。焼肉、肉、肉(笑)
 知人と某焼肉店の話をしていて、私はそのチェーン店には一度も足を踏み入れたことはなくて(家族も)、焼肉なら『明月館が美味い!私はここしかほぼ行ったことがない』と話したら、

『 是非、その店に行ってみたい!! 

 ということで、G・Wの終わりに行ってきました。
 やってるかなー、と思いながらも、あの店ならやっているだろう、と根拠のない自信を持って、行きました。
 行ったら、常連さんがいました。
 団体さんもいました(笑)
 
 古き良き昭和の時代を感じさせる焼肉屋さんです。
 齢80歳を超える店主のおばーさま。
 その娘さん(嫁か?)60代・・・。
 アルバイトのおばさま(いや、おばーさま、か?)
 そんな女性陣で支えられ、早40年・・・。
 お孫さんは、私と同じ年らしく、これまた未婚(爆)
 親近感が沸きますわ。
 
 小さなお店ではありますが、常連客が集うお店です。
 新規の客は、ちょっと戸惑うかも。
 店主のおばーさまは、歳なので、いい加減店を閉めたいそうですが(お金には一切困ってはいらっしゃらない)常連さんから頼まれて中々辞めれないらしい。
 それぐらい、愛されて信頼されているお店です。

 昔ながらの店内(リフォームしてますが)煙もくもく、というお店。
 でも厨房は清潔感にあふれ、綺麗です。
 お肉は一回一回、大きな冷蔵庫から出して、切ってます。

 服に肉の匂いがついてもいいように、気軽な格好で女子二人。特に私は。
 メニューは、昔と変わりません。
 酒類は、ビール、日本酒、酎ハイ。
 また食べ物はほぼ『』のみ!!
 しかも、タン、は『時価』ですよ!あー怖い・・・(笑)
 肉は大体五種類程度。
 あとは、ビビンバ、スープ、など。こじゃれたものは一切なし。
 あぁ話題の『ユッケ』もありましたよ。
 
 私たちは、上カルビ、タン、を頼みました。
 店主をはじめとして年齢層がお高いため、つき出しやお漬物はややくどめ(苦笑)
 平気な人は平気かな?我が家は今薄味モードなのでね。
 お酒を飲むと平気な感じかも。

 そうそう『ユッケ』のお値段を見た知人が、

『うわー、本当はこんな値段がするんだー!!』と。

 私も見てびっくり!!た、たかー!!(爆)
 某焼肉店って破格だったのね・・・それをするためには、確かにある程度の無理は必要だけれど、それがこの結果だとしたら・・・利益優先のつけは大きいな、と。

 正直言って、生まれてこの方ユッケは多分、二回しか食したことがなく、その二回ともこのお店なんです。
 しかも、友人の頼んだものを、ちょっと貰った、という程度。
 生肉、食べないよ・・・普通。怖いし。
 いくらこの店が市内でも老舗の焼肉店で、安全な場所から肉を仕入れているとわかっていても(どこから仕入れているのか皆知っている・・・これもある意味凄い)、個人的に生肉は、やや警戒。
 そうか、それぐらい危険だからこそ、このお値段なんだな、とも。

 運ばれてきたタンは分厚く、知人は『こんな厚さみたことない』と狂喜。 
 上カルビのとろけ具合には、また絶句状態。
 そして、最後に、私に向かって

『○○さん(私の名前ね)が、ここしか焼肉屋行かないという意味がわかりました。ここで肉食べたら、他の店いけませんよ!!』

 あぁ、この台詞、店主のおばーちゃん’sに聞かせたいよ!!!(涙)
 これ以上の最大の褒め言葉があるだろうか、いやない!!(反語)
 
 年に、二、三回しか訪れないお店ですが、本当に私はここが好き。
 子供の頃から変わらない雰囲気、味。
 機会があれば、是非!!
 
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