断捨離・その1

　仕事が落ち着いた春先、父親から、そろそろ部屋片づけんかい！と…


　アパート暮らしとはいえ、私の部屋はまだ実家にあり、というか毎日実家にいるので（苦笑）
　別に片づけなくてもいいのですが…
　ちょっと雑然とはしているが、まぁべつに問題はない。
　

　でも、年も年だしなーと色々あり、断捨離を始めました。

　大きい断捨離は大学生以来です。
　大学入学したときに、結構片づけて、それ以来か…怖い怖い。過去の遺跡が一杯出てくる…


　まず服から。
　流行おくれ、というものはないのですが、もう着ないだろうな、という若者テイストはすべてお下がりで、人様のところにいきました。
　
　年取ると、色味があわなくなるのです。
　不思議だねー。


　あと、膨大な漫画と本…膨大すぎてめまいが少々。
　毎日ちょっとずつ片づけてても、なかなか終わらない。
　というか、永遠に終わらないんじゃないかって焦った（苦笑）

　ついでに、父親の本も片づけようと思ったら、本当に気が遠くなりました。

　父親は、やるぞー！！と張り切っていたのですが、それは初日だけで、あとは放置ですよ…年寄ってそんなもんだ。


　思うことは、親がそれなりに体が動くうちに断捨離しないと、残された人間はほんとーに困る、ということです。

　親の片づけって、モノをしまうこと、であり。捨てることではない。
　だから、押し入れにはどんどん物がたまるし、タンスから服はあふれ出す。

　いやー、数年後訪れるであろう、現実に今から慄くばかりです。

　そのころには、私も若くないから、捨てるには他人の力＝お金がかなりかかるでしょう…それもぞっとする。

　葬式代+アルファ残してもらわないと、片づけすら出来ないぜ…汗

　
　親にも、モノには思い入れがあるのかもしれませんが…実は、本当に大切なものは少ないのです。


　実際、私が振り返って、どうしても捨てられないのは…

　母親が買ってくれた振袖その他一式。
　両親が買ってくれた、指輪。

　ぐらいかな。もうちょっと断捨離が進めばもっと増えるかもしれませんが。


　あ、漫画はまだすべて処分してません。
　さすがに捨てられないものがあり、忘れたころに読み返す作品があるからです。
　それでも400冊以上は処分しました。

　あぁ、これが私の血肉になった本ばかりなんだなー、としみじみ感慨深いものでした。

　
　かなりすっきりしましたが、まだ一か月ぐらいはかかるでしょう。
　


　そうそう、断捨離は、ホコリまみれになるので、マスクは必需品！！
　汚れてもいいジャージで頑張ってます。