朝起きまして、チェックアウトして…駅前のレンタカーまで歩きます。
レール&レンタカーを毎度のことながら利用。
今回も、お借りしたのは日産マーチ。
キーレス。ナビ付。
母がリクエストしたのは
『龍安寺』
うーん、噂によるともう満開じゃないらしいよ…。
土塀の桜もかなりやばいらしいよ…。
桜苑も結構きているらしいよ…。
と言ったのですが、でも行きたい!というので行きました。はい。
龍安寺は参観者の場合、一時間駐車料金は無料です(笑)
早い時間でしたが、それなりに観光客は多かったです。
海外の方が多かったなー。
有名な石庭を見て、去年私が絶賛した、桜苑の方へ向かいました。
うーん、かなり散っているじゃ…。
でもしだれ桜が本当に綺麗で綺麗で…美しいなーと思うのです。
が、母は違う花に見とれていて(爆)
一人ではしゃいでおりました、とさ。
ま、いいか…。
花見て喜んでいるから。
金閣寺、仁和寺をスルーして、またもや『妙心寺』へ。
こちらの『退蔵院』の桜を見にきました。
妙心寺も一応参観者は駐車場無料です(笑)
ただ今は一部工事のため、駐車場が非常に狭く、早めにいかないと止めることは難しいかも。
退蔵院も去年来ましたが。
桜が見事でね。
お庭も素晴らしくてね、もう一度行きたい、ということで。
えーと、桜は満開をややすぎ、色はかなり落ち…。
しかし、風が吹くと、はらはらと花びらが風に乗るという、大変風情のある状態でした。
お庭の『余香苑』も相変わらず素晴らしくて、独り占め状態。
中々ないよ、こんなのは。
池のほとりに立っていると、わらわらと鯉の大群が(苦笑)
すまん、何も持っておらんのじゃー!と撤退…。
またその日は法要の日だったので、初めて法堂での法要を目にしました。
うーん、よくわからないけれど…厳粛な感じがしました。
一杯御坊様がいらっしゃった。
そして法堂をぐるぐる回っていらっしゃった。
その後、もう一軒行きたい場所があったらしいのですが…桜が完全に落ちてしまっているという情報を聞いて、断念。
やっぱり来るのが一週間遅かった。いや三日遅かった!!
(だから早くいくべきだ、と主張していたのに…くそぅ…とぐるぐる唸っていた私です。母の友人の都合を待っていたら…遅くなり、結局その人は『やっぱり行かない』となり…)
その後…市比賣神社へ行きたい、というので向かいます。
(方向は逆…五条だよ…。こういうときレンタカーは便利だ。)
狭い駐車場に止めて、女人守り、をお返しして、再び新しいものを購入。
病気は嫌だよー。
という切実なる思いを込めて、お祈りしてきました。
結構計画的にさくさく回ることが出来たので、母の希望する場所へは予定より早くまわり終えました。
さてどうする?
三十三間堂でも行く?(ベタベタ…)
西本願寺へ行く?(うちはお西さんなので)
ちょっとだけ考えて、私は行きたい場所があったので、そちらへ行くことにしました。
五条より近いし。
実は、三月父との日帰りでもこちらには最後には立ち寄らせていただいたのです。
父だけでなく、母にも必要な場所のような気がしてね…。
というか、我が家全員いるわ。
さて5~10分で着いた場所は、『泉涌寺』内にある『
戒光寺』です。
こちらには『身代わり丈六さん』と呼ばれる、お釈迦様の像があります。
どこが身代わり、かといいますと…首より上の病の身代わりになってくださる、という。
ほら、頭の家系だからさ…(切実)
父はこれ以上頭の病気になりませんように。
母は、頭の病気になりませんように。
私も、同様です。
本当に必死です。
泉涌寺には何度か訪れていますが、こちらのお寺は知りませんでした…お恥ずかしいことに。
ですか、非常に立派なお釈迦様です。
しかも、デカい!!
こんなに大きなお釈迦様は…京都では珍しいのではないでしょうか。
しかも、拝観料無料だし…。
ただ、ちょっとぼーっとしているとスルーしてしまうのが難点です。
駐車場もありません。
が、道そのものが泉涌寺の私道、ということで路駐しても大丈夫ですよ、と言われました…。
近くには、有名な『悲田院』もあります(聖徳太子が作られたという)
奥には写経もできる『雲龍院』があります(お抹茶につくお菓子が美味しい)
一見地味な感じの『泉涌寺』ですが(酷し…)意外と意外なお寺が中あります。
機会があればゆっくり回ってみたいなーと思いました。
時間がゆるやかに流れているような場所でした。
観光客も少ないので、いいかも。
そして、京都駅に戻りました。