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7.5 山崎川リーダー養成プロジェクトに参加して その3

2013年07月05日 | 日記
  1日目にカメの仕掛けを取り付けました。

 生物調査には調査のための知識が必要だということです。

 カメの捕獲用仕掛けを仕掛けるときも、設置する場所が大切です。

 条件として、川岸には草が生えていること。これは、仕掛けを固定するためです。

 カメが入りやすいためにも水深がある程度あること。

 それらの条件を満たすために川の中を歩き回り、やっと見つけました。

 仕掛けを固定するには何人かのチームワークが必要でした。

  ガサガサでも、コツが必要でした。

 上流から足で探ったり、植物の根や水草の下を見つけて手網で探らないとなかなか

 生物は捕獲できませんでした。

 捕獲した生物の中には貴重な生物もいて、勉強になりました。

  2日目の仕掛けの回収では、外来種の生物がたくさん捕獲できたので、

 生態系のバランスの大切さを体で感じることができました。

 今後も、生態系の変化を調査し続けていきたいと思います。

                              高1 男子

 
 

7.5 山崎川リーダー養成プロジェクトに参加して その2

2013年07月05日 | 日記
7月5日(金)

  山崎川に初めて入りました。

 正直言うと、私は川の臭いが苦手で、川に入るのを躊躇しました。とても臭く感じたのです。

 ガサガサをして感じたことは、カダヤシやウシガエルなどの外来種がとても多いことです。

 人間が、いつ入れたのかはわかりませんが、カダヤシはとても多いのにメダカはほとんど

 見かけませんでした。外来種が増えると同時に日本に昔から住んでいる在来種であるメダカなどが

 減ってしまうと思うと残念で仕方がありませんでした。

 カメで考えてみても、ミシシッピアカミミガメはたくさんいるけれど、イシガメは今回1匹しか

 見つけることができませんでした。

 これも、ミシシッピアカミミガメの影響であるとすると、今私たちがミシシッピアカミミガメを

 駆除しようとしていることも仕方がないのかなぁと考えます。

 ミシシッピアカミミガメは、ペットショップで売っている「ミドリガメ」が大きくなったものです。

 ペットショップで買ってきたかわいいカメを、大きくなったからといって川や池に逃がしてしまうのは

 飼い主としてのモラルが無いと思います。

 カメ自身には罪はありません。すべて人間の都合によって自然は左右されると感じました。

 ぜひ、最後まで飼ってあげてほしいものです。

  私たちは自分たちでカメの計測を行いました。

 ミシシッピアカミミガメやスッポンは測定器に噛みついたりするので、計測が難しかったです。

 甲羅の堅いカメは、甲羅に穴を開けて個体識別を行いますが、スッポンは甲羅が柔らかいので、

 注射器のような器具でICチップを埋め込みます。

 野鳥などでは、翼にリングをつけたりしているのを知っていましたが、カメのマーキング法は

 知らなかったので、とても勉強になりました。

  今回のリーダー養成プロジェクトを通して、今まで知らなかったことをたくさん勉強できたと

 思います。今後もよりたくさんの知識を吸収していきたいと思いました。

                               高2 男子

7.5 山崎川リーダー養成プロジェクトに参加して その1

2013年07月05日 | 日記
7月5日(金)

 6月1日(金)、2日(土)に行った「山崎川リーダー養成プロジェクト」の感想を書きました。

 その一部を紹介します。

  私は今回の調査で様々な生物が都会の中心を流れる山崎川に生息していることが

 わかりました。

  1日目はガサガサ漁を行った後、カメ用の仕掛けを仕掛けました。エサは魚のアラでした。

 ガサガサでは主に小型の魚類やエビの仲間が採れました。外来種のブルーギルやウシガエルの

 オタマジャクシなども採れていました。カメ用の仕掛けは、グループに分かれて中に入ったカメが

 呼吸できるように気をつけて仕掛けました。仕掛けが川の流れで流されないように、

 岸のアシなどの植物にくくりつけました。

 岸で何かが動いていました。なごや環境センターの人が捕まえたら、アオダイショウでした。

 ヘビは変温動物なので、触ると冷たくて良い感触がしました。

  2日目は、仕掛けを確認し、中に入った生物を調査しました。
 
 捕獲したカメは、すべて計測し、個体識別ができるように甲羅に穴を開けてマーキングを行いました。

 穴を空ける場所によって数字の桁数が違います。

 捕獲されたカメの中で、一番多かったのがミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)で、次いでクサガメ、イシガメ、

 スッポンでした。計測は、甲羅の長さを測ります。平均は約23センチメートルでした。

 2日目のガサガサでは、1日目とほぼ同種類でしたが、カワアナゴと大きなコイが追加されました。

  私は今まで山崎川にはあまり多くの生物が生息していないと考えていました。

 しかし、いろんな種類の生物が生息していて、数も思ったよりも多かったので、とても驚きました。

 さらに、名古屋市内の小さな川であることを考えると、とても貴重なことだと思いました。

 今後もいろんな角度で見て、調査に参加したいと思います。

                                             高1 男子