7月16日(火)
聞き取り調査の様子を紹介します。
昭和20年頃 山崎川(千種区)は今よりもずっと開けた感じの小川であった。
土手は土でできていて、草が茂っていた。
家庭排水が流れていて、山崎川に注ぐどぶ川もたくさんあった。
不思議なことに、現在の山崎川よりも水の臭いはくさくなかった。
夏は山崎川で小学生はよく遊んでいた。
四つ手網で小魚をよく捕っていた。
その当時、川名の辺りは水田であり、水田にはザリガニがたくさんいて、
捕獲して遊んでいた。
山崎川の生き物は、今よりもいろんな種類の生き物が棲んでいた。
思い出した生物は、
ドジョウ、オイカワ、フナ、ザリガニ、ヒル、オニヤンマ、ギンヤンマ、ハグロトンボ、
糸トンボの仲間、シオカラトンボ、ホタル、ゲンゴロウ、ガムシ、ウシガエル、
カメ等が川で見つけることができた。
土手では、キリギリス、ウマオイ、カマキリ、ニイニイゼミ、アブラゼミがたくさんいた。
コウモリやツバメも今よりもたくさん見かけた。
かがみ池には湧水があって、メダカがたくさんいた。
現在 フナは見かけなくなった。
コイは昔は見かけなかったが、今は川原小学校が放流していることもあり、
たくさん見かけるようになった。
近年でも、毎年イシガメが産卵している。
ただし、カラスが卵を食べてしまう。
近年、山崎川に甲羅にトゲトゲのあるカメがいて、何とかしないといけないと
思っている。
とても好意的な方で、いろんな話をして下さいました。
貴重な意見、ありがとうございました。