巨大高ゲタ犬

日記だけど映画の情報や舞台挨拶の報告をしてます。たまに趣味?やマニアックなグッツとかも紹介。

フランス映画祭「あの夏の子供たち」とミア・ハンセン=ラブ監督のサイン会

2010-03-22 17:52:08 | 映画
3月21日(日)
「フランス映画祭」で、今日も六本木ヒルズに行く。
(上の写真は日比谷線から六本木ヒルズへ向かう地下道の看板。)

まず、今日もサイン会の整理券をゲットしておきました。
出遅れたが、昨日に比べて並びは少なかった。

本日観る映画は「あの夏の子供たち」。
昨年のカンヌ国際映画祭<ある視点部門>審査員特別賞受賞作品。

「あの夏の子供たち」というタイトルから想像すると、
子供たちの楽しい情景が映し出される映画なのか?と思えるけど
上映作品の説明では・・・
”人生は愛すべきもの、楽しく美しいもの。パリの陽光の下、
 慈愛溢れるまなざしで描く家族の悲劇と再出発の物語。”
・・・映画プロデューサーの父が自殺という悲劇。それをきっかけに
家族が絶望のなかで葛藤しながら自分たちの生きる道を探していく・・・
冒頭の楽しいシーンも後で思うとすごく切ない。
エンドロールに「ケ・セラ・セラ」が悲しく流れる・・・。


上映後、この映画の監督ミア・ハンセン=ラブさんと、
映画評論家の古賀太さんのトークショー。

(左から、古賀太さん、通訳さん、ミア・ハンセン=ラブ監督)

ミア・ハンセン=ラブ監督は・・・

ご覧の様な女性。
(以降ミア監督とします。ハンセン監督と略すのが正解?)
まだ30歳になっていない若い監督でした。
そういう時代になったのか?
近年、日本もフランスも若い女性監督が活躍してますね。

古賀さんの説明で、この映画の劇中で自殺した映画プロデューサーは
(フランスでは有名な)実在した人物をモデルにしているそうです。
ミア監督は「この映画製作で彼の喪に服している」と。

タイトルの”子供たち”には、もちろん劇中の”3姉妹”のこともあるが、
”自殺した父がプロデュースしようとしていた映画”という意味もあるそうです。

客席からの質問で「監督の人生観を教えてください」と聞かれて、

ミア監督は「運命をそのまま受け入れて好きになっていこうとしています。」
とのこと。
ミア監督の両親が哲学の教師だそうで、その教育の影響を受けていると
最近思っているそうです。

・・・などなど、半分以上は古賀さんの説明と質問になりました(笑)
が今日も貴重なお話が聞けました。


さてトークショーの後はカフェに移動してサイン会。

わたくしのを書いてもらっているところ。

しっかり書いてもらいました。(上に名前も)

今後の作品にも期待しています。


「あの夏の子供たち」は、夏に恵比寿ガーデンシネマで公開。

チラシ、有りました。

昨日観た「クリスマス・ストーリー」と同様、
こういう映画はやっぱり恵比寿ガーデンシネマなのですね。

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