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タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

育てたように子は育つ

2022-08-24 09:04:20 | 日々雑感
昨日、同級生が久しぶりに拙宅にやって来てました。

同級生としては何やらタカ長に頼みたいことがありそうでしたが、タカ長としては生臭い話には興味がありません。そこで彼が始めたのがボヤキ。

    

「娘婿が墓参りしなくて困る」と言うことから初めて娘婿のボヤキ話。
「それは仕方ないよ。親から墓参りするよう育てられていないのだろうから、、、、、」とタカ長。
その話を横で聞いていたタカカノが「そんなことは娘さんにやってもらわないとダメよ」と言って、この話題は終わり。女房殿は同級生の娘も知っている気安さで一刀両断です。

    

子どもをめぐる事件や事故が報道されています。それらの問題の根本には親と子のかかわりが深く関係していると思っています。

人がこの世に生まれてきて最初にかかわるのが自分の親。子どもと言うコンピューターに最初のソフトをインストールするのは親だと言えます。そのときどのようなソフトをインストールするか。墓参りと言うソフトがインストールされていない人は墓参りしなくて当然だと思います。

    

2歳児が家から消えて行方不明になっていると言う報道があります。その件についてはコメントできませんが、タカ長が子どものころは、「夜になると子取りが来る」とか、「人さらいがいるので家から出てはいけない」と親から言われていました。

自分の子どもにどのように言っていたか記憶にはありませんが、おそらく同じようなことを言っていたはずです。

今の時代、「人さらいがいる」と言うようなことを言う親がいるのでしょうか?

    

道志村でも痛ましいことが起こりました。詳細は知らないのでこの件でコメント出来ませんが、いつの場合でも親が子どもから目を離した時点でアウトだと思いながらタカ長たちは子育てしていました。

山登りの例で言えば、親より先に山頂を目指した子どもが途中で道に迷い行方不明になり、後日死亡しているのが見つかった事例があります。

裏山で何度か会ったトレイルランナーさんの息子、Minato君はいつも親のそばを歩いていました。当たり前と言えば当たり前のことですが、今の世の中の状況を見ると、基本的なことがしつけられている親子の様子に感動したものです。

    

長女を亡くしたから言うではありませんが、この歳になってゆっくりと見ると、子どもは親が育てたように育つことをあらためて実感しています。

子どもは親がしつけたように育つのです。


コメント
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