タカ長たちの団地にクマが出ました。
先日は隣町の廿日市高校(広島東洋カープOB山本浩司選手の母校)にクマが出て話題になりましたが、報道にならないクマ情報はタカ長の耳に入ってきます。西中国山地のクマは生息域を広げていて、わが裏山もその生息域に入っているので、クマが出ても驚くことではないのかも分かりません。
今回の例でも、廿日市高校の例でも、その他の例でも、山ではなくて人の居住域に出ていることは気になります。しかし、、、、
区役所のホームページを見ると、十年一日のごとく同じアナウンスがあるだけです。住宅地にクマが出ても、「山へは、極力入らないようにしましょう。」と言うのはピントがボケています。
と言うようなコメントはしないことにします。わが裏山の入り口には10年も前のクマ情報がそのまま放置されている状態ですから、タカ長は役所情報には期待していません。
この時期はクマの繁殖期で、越冬前の秋とともに危険な時期と言われています。だから気をつけないといけないのですが、登山者としてはクマに遭わないよう注意するだけだと思っています。逢ってしまったらすることはナシ、とタカ長は考えています。山の中でクマから目を離さないで、クマの視界を横切らない方向に真っ直ぐ後退することなど不可能です。
タカ長はクマと至近距離で遭遇した経験がありますが、何もしないで立っていたらクマのほうが去って行きました。同じような事例は広島市の可部でも報告されています。
このブログのブックマークに登録している「元山岳部長の登山講座」でも、著者自身の経験や、著者の師匠の経験として、何もしないで立っていたらクマのほうが逃げたことが報告されています。しかし、クマを見ながら後退して難を逃れたと言う報告には触れたことがありません。
役所としては、「何もしないで立っておれ」とは書けないでしょう。そのことを忖度して役所情報を見るべきなのでしょうね。
登山者としてはクマより怖いのがスズメバチです。少なくとも死者の数から見ると、クマより何倍も怖いのがスズメバチ。
スズメバチは8月から10月にかけて活動が活発になると言われていますから、気をつけましょう。と言ってもタカ長は「何もしない派」です。気をつけているのは、黒色のモノを身に着けないことくらいです。
タカ長は専門家ではないので、気の利いたコメントは出来ませんが、とにかく、気をつけましょう。