タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

成君寺山に登る

2022-06-30 17:22:05 | 山歩きから
    

仲間二人を誘って山口県の成君寺山(じょうくんじやま)に登りました。昔の地名表示では「本郷村」になります。

仲間の一人は山城跡に興味を見せないので黙っていましたが、トロイデ型の山頂に、中世には山城が築かれていました。

山頂の右側、明るく見えているところに展望地があります。

    

今日の記録です。

スタート地点から国隠寺(こくおんじ)を経て成君寺山までは車道歩きになります。軌跡が左側にひげのように伸びていますが、その軌跡は成君寺から首塚までの軌跡です。

    

県道から鋭角に曲がって成君寺を目指します。檜の森の、展望のない道です。

    

国隠寺を過ぎて車道を歩いて行きます。

成君寺の手前まで歩いたとき、下から軽トラが上がってきました。地元の人で、檻の管理のために来たと言うことでした。

その人としばらくの立ち話。このところ人を見ると話しかけているような気がします。

    

    

成君寺に着きました。お寺と言っても普通の人家のように見えます。

石州の赤い瓦に慣れていないタカ長には、赤い屋根とお寺は結びつかないのです。

    

首塚へ行くのは帰りにして、山頂を目指しました。檜の森の中のキツイ登りです。

本当はそれほどキツイ登りではないのでしょうが、風が無くて、暑くて、とにかく今日はキツイ登りでした。

    

    

檜の森が終わるとすぐに展望地。画像に中央下に赤い屋根の集落が見えますが、あそこに車を置いてきました。

ここで一息入れてからすぐ近くの山頂に向かいました。

    

    

山頂には何もありません。このように茂っていて展望もありません。

そのため写真を何枚か撮って、すぐに展望地にひき返しました。

    

展望地の日陰でランチタイム。

左側に円形のものが写っていますが、これは町で普通に見るカーブミラーです。

なぜこのようなところにあるのかタカ長には分かりませんが、そのカーブミラーが風が吹くたびに「ジャァーン」と言うような音を立て、何となくお寺のそばにいるような気がしました。

成君寺山だからお寺の鐘のような音???

タカ長には分かりませんが、暑くて疲れたので、ここで超のんびりのおしゃべりを楽しみました。

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暑くなったから

2022-06-29 08:12:16 | 山歩きから
梅雨が明けて暑くなったので、今日は寒かった話題です。

寒かった山の写真をならべても涼しくはなりませんが、これもまた猛暑に対するささやかな抵抗です。

    

2005年1月、ニュージーランドのマウントクックのふもと、フッカー谷をトレッキングした時の写真です。

日本は冬ですが、現地ニュージーランドは真夏のはずです。

左側でこちら向きの人が現地ガイドで、彼は北海道の人です。日本が冬の間はこちらに来てガイドの仕事をしている、と言うことでした。寒さには広島人より強いはずの人があの服装ですから、タカ長たちは真冬の服装。それでも寒さに震えていました。

    

向こうの山がマウントクック。フッカー谷のトレッキングはここまでで、ここから先は「登山」の世界になります。

    

    

そのマウントクックを見ながら歩くトレッキングは楽しいものでした。

左側のセフトンからは雪崩の音。

この時のメインはルートバントラックを歩くことでした。その日も寒かったですが、現地のニュージーランド人ガイドは短パンで歩いていました。

暑さ寒さの感覚は生まれ育ったところで変わってくるのでしょうか?タカ長たちは暑さをまったく感じない町で、現地の子どもたちはプール遊びをしていました。

     

話がガラリと変わりますが、この種の本を見つけるとつい「ワンクリック」してしまいます。

この本にはアイゼンもピッケルも持たないで冬の富士山に登る登山者が紹介されています。その様子をSNSで発信。滑落するところが全世界に生配信されたこともあったようです。

タカ長など、人さまの登山にコメントできるほどの経験はありませんが、それでも「怖いことをしているのに、本人がそのことに気づいていない。それほど怖いことはない」と思うことは多々ありました。

同じことを指摘した文章がこの本にも紹介されていました。

結局のところ「危険」が最も危険なのは、その危険を察知できないことにある。問題なのは、なにが危険なのかわからない、危険をシュミレーションできない、危険なことを危険なことだと考えられない、ということなのだ。

山岳ガイド菊地敏之著「最新クライミング技術」(東京新聞出版局刊)

100%安全な登山など無いのですから、タカ長たちのような「裏山級登山者」も、この指摘には真摯に向き合うべきだと思います。

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梅雨が明けて

2022-06-28 15:57:27 | 山歩きから
    

広島地方も梅雨明け宣言があったようですが、今朝の裏山は厚い雲の下、その中を13名で牛池方面に向かいました。

とにかく、蒸し暑くて、体が思い通り動かない感じでしたが、、、、、、

    

忍の一文字で頑張りました。

小さな山歩きでも、この時期の連チャンは疲れるのでしょうか、とにかくキツイ登りでした。

椿乗越で全員集合。10名のものは牛池まで足を延ばしましたが、タカ長はカフェ50に直行しました。

    

    

    

50番鉄塔に登ると、広島市の上を流れる雲の動きが激しくて、チョッとした高山に登ったような気がしました。

風もあって快適。登りの暑苦しさはどこかへ飛んで行きました。山はいいなぁ

    

カフェ50で長時間のコーヒータイム。

何を話したのか分かりませんが、ちょうど1時間のコーヒータイムでした。

    

    

50番鉄塔のまわりがあっという間に茂ってきました。

鉄塔の管理道なので、やぶこぎ状態になることはないでしょうが、カフェ50の展望もすぐに失われていくのかも分かりません。

    

山を下りたころ天気は回復。下界は暑いですね。

標高は低くても、裏山の中は快適です。梅雨明けして、猛暑つづきになると、裏山に出かけるのもおっくうになりそうですが、でも、休み癖をつけたらダメだと思っています。

夏だ、猛暑だと言っていも仕方ないので、あれこれ考えないで頑張ることにします。

    

今日の記録です。ご覧のように小さな山歩きです。

これでも、タカ長的には合格。梅雨が明けて暑くなりますが、とにかく頑張ることにします。

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48ルート完成?

2022-06-27 15:57:35 | 山歩きから
    

関東地方などで梅雨明け宣言が出たようですが、わが裏山は梅雨模様。

昨日と同じような天気ですが、今朝は思い切って裏山に出かけました。

    

目指すは中腹に見える48番鉄塔です。

電力会社の管理道は足場が悪いところがあるので、その代替えルートを作りたいのです。そのルート工作がほぼ終わった感じで、今日はテープを巻きながら歩きました。

    

いつものルートから離れて、新ルートを登り、、、、

     

48番鉄塔まで、時間的には1時間ちかくかかりました。

作業をしながら登るので時間がかかるわけですが、同じルートの下りは20分でした。

     

新ルートへの出入り口には小さなテープ。左側に何とか見えるでしょう。

せこいようですが、多くの人に登ってもらう必要はないので、この程度のもので十分です。

しかし、尾根に上がると、邪魔になるくらいテープを巻きました。このルートを歩くことは少ないでしょうが、毎回同じところを歩いて、道らしいものが出来てきたら、テープの数を減らすつもりです。

    

    

    

写真では分かりませんが、とにかくこのような感じでテーピングしました。

椿尾根ルートから離れて新ルートを登り、48番鉄塔を通ってごろごろ尾根に出て、主稜尾根に行くのはこれが一番だと自画自賛したいのですが、仲間たちから受けるかどうかは分かりません。

でも、この新ルートが一番足にやさしいと思います。何より石ころゴロゴロがありませんし、転倒する危険性も一番少ないと思われます。

まだ、邪魔になる木の枝が少しありますが、仲間たちに披露する段階にきたと思っています。

    

下山した時間も曇り空。

広島地方も間もなく梅雨明け宣言が出るのでしょうが、いつもより早い梅雨明け宣言は、酷暑の夏がいつもより長いと言うことなので、梅雨明けしてほしいような、欲しくないような、チョッと複雑な気持ちです。

でも、これだけはタカ長の自由にならないので、ウジウジ言わないで、酷暑の夏を正面から迎えることにします。

    

   
コメント (2)
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最後の選挙

2022-06-26 07:36:12 | 長女のこと
    

参議院選挙が公示され、関係者は7月10日の投票日に向けて戦いの真っ最中ですね。

国民の、選挙に対する関心がうすくなっているように感じていますが、タカ長は選挙だけは済ませて、政治にもの申すように心がけています。

投票する人がいなかったら、白票を投じても良いから、とにかく投票に行くことを心がけています。

    

昨年の11月14日は広島県知事の選挙日でした。

長女が入院していたJR病院では11月12日に期日前投票が行われました。そこで、、、、

「shihoちゃん、知事選挙はどうするの?」と聞くと、、、、、

「ひでちゃんの選挙だから投票する」と言う返事。ひでちゃんとは広島県知事候補者の湯崎英彦氏のことです。

長女の交友関係など分からないのですが、政界や財界の要職にある人を「ちゃん」づけで呼んでいるのを何度も聞いたことがあります。多くの人に可愛がられていたのでしょう。

    

11月12日、長女は無事に期日前投票を済ませました。意識が無くなるわずか数時間前のことです。

12日の深夜、日付が変わって30分後に長女は亡くなりました。この投票がこの世での最後の仕事になりました。

湯崎英彦氏は当選され、いま広島県知事として活躍されています。知事が頂いた1票の中にはそのような1票があるのです。

このようなことは当選者が知ることがない事実ですが、政治にかかわる人は、自分が頂いた1票1票が重いものであることを自覚され、真摯に仕事に取り組んでほしいと思います。

これからも選挙のたびに、長女の「最後の投票」を思い出すことになるでしょう。

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