大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

【ミッション2011】これからの4年間に向けて その2 民意とかけ離れた議決をしない議員に

2011-04-01 11:32:42 | ミッション2011
その1で、原点から、2007年統一選の立脚点と大まかな目標設定ができたことを書きました。

ではここからが、その、
原点→課題と解決のための自分のアクション・方向性
を実践した結果、すなわちこの4年間の経験をした結果の、
更に一歩進んだ 課題認識と、これからの4年間のアクション編になります。

※この項目でいう「民意」とは、私の肌感覚、メールやお声がけいただく声、およびこれまで私が当たり前に働く当たり前の生活者であった感覚から得るもので、
私の判断が100%大府市民の意向に沿っていると自惚れるつもりはありません
多様な市民意思を反映する1つのチャンネルとご想像いただけると幸いです※



民意とかけ離れた議決をしない議員になろう
会派に属さなかったことで達成できました。
 では、民意と離れた議決をしないためには、これからも会派に属さないでい続けないといけないか?

会派に属した場合、大府市議会では会派ごとに議決は同一にする慣例があり、自分が疑問を持っていても、会派のうちの多数が賛成でよしとした場合は、反対やちょっと待ったを本会議場で表明することができないようです。
そもそも会派で賛否をまとめ拘束をしてしまうこと、会派で結論するまでに議論が割れたことを本会議場で報告する(討論として発言する)ことをしないことに問題があります。

また、会派に属さないデメリットがあります。
1.議員同士研鑽したり政策を話し合う場として会派は無効ではない。
2.議員提案するのに2名以上必要(議会構成の12分の1以上の賛同により提案できる)であり、個人の議員ではできないから、他の会派の代表者に連絡→賛同を得るために理解を求める→先方会派の意向を聞く と議員提案のハードルが高い
3.行政側から、会派単位で施策の説明や議案の事前説明が持たれることがあり、会派に属していないからと説明の場そのものを持ってもらえないことが幾度もあった
4.議会運営委員会へのエントリー権がない。会派から委員を選出する慣例のため。各会派に割り当てられた委員数から割り返すと、4年間で議会運営委員会の委員になる機会がゼロなのは、会派に属さなかった私だけで著しい不公平な扱いを受けた


そこで!これからの4年間に向けて、これからも「民意とかけ離れた議決をしないために」且つ「会派を組むことを否定しない」、両立するための提案です。

個々の議員活動を妨げない会派の提案
会派内で話し合った上で、賛否の合意に至らなかった場合は賛否割れるのもやむなし
(ただし余りにも多く賛否が合意できないケースが頻繁にあるなら、政策指向が異なるため会派として継続しないことを決断する必要あり)
○会派内で話し合った結果、賛否は同一できたものの、議論の過程では賛否が割れた場合は、賛否の両論を本会議場での討論で述べ、多角的議論があったことを記録に残すこと
○ただし、政治的指向がまったく異なる方とはそもそも同一歩調ができないので、
議会改革に前向きであることが会派の第一条件。住民自治に近づくための議会・議員のあり方について前向きに研究していくこと。
イデオロギーとして共産社会主義思想にないこと、何でも賛成または何でも反対「ありき」で出発しないこと
を当然の条件とする

以上のルールで新たな会派を組むまないか、新人議員(既存会派に属さない議員)に呼びかけます。

なお、呼びかけた結果、会派を組むことになって組まないことになっても、
デメリットに挙げた項目のうち 3と4はそもそも会派ありきで誤った対応をされているので、改善を求め、
会派に属するか属さないかを、議員が自らの活動スタンスとしてフラットに選択できるように議会内の改善を求めていきます。

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