大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

6月19日 高浜市事業仕分け/市民協働って?

2010-06-20 03:42:34 | 未分類
くたびれて寝入ってしまい、こんな時間に目を覚まして「あ、更新間に合わなかった」と書いています・笑

午前中は高浜市へ。事業仕分けをしているので。
会場が市役所だと思い込んで行ったら、中央公民館でしたorz

会場での傍聴は少しだけ。以下の観点で見ていました。

構想日本の仕分け人の観点・切り込み方と、市民仕分け人の観点・切り込み方はそれぞれどうで、どのように違うのか。他市の事例や行政のきまりごとを熟知している構想日本の仕分け人と、住民として地域の実情を知りサービスを実際に受けている市民仕分け人のコラボ。セッションの様子。

仕分け人の議論は、判定人にわかりやすいか、傍聴市民にわかりやすいか。

傍聴者や判定人の表情。「何言ってるかわからん」表情か、「うなずく、笑う、しかめる」など表情に変化があるかで、解りやすい入り込みやすい議論をしているのかどうかを見る。うなずく、笑うなどは私の観点も投影しながら市民意識との差がないか確認作業にもなる。

傍聴者の性別・年齢構成。男性が圧倒的に多い。政治だの町内会だのは高齢者しか来ない、というセオリーは破られつつある。30代まで<中高年 といった構成。他の自治体職員・議員なのか、市民なのかの判断はつきにくい。議員で見知った数名を見かける。


判定結果の掲示が、仕分け人によるものか、判定人の集計結果か、改善とか継続・不要の選択肢ごとの数値が書かれていなかったのが残念。
どう見ても異論のない状態での判定結果か、判定が割れながらも多数決でこうなったか。割れたならどれくらいの比率か、が明解であることは多数決で結果を決める場合には必要な情報だと私は思う。
これは、私が「議論して合議機関として決定する」議会という組織に居るためだろうか。
でも、市民として思うに、特に生活に密着した事業であれば、いろいろな市民の考え方があることを踏まえた判断なのか、文句ナシで一致した判断だったのかは、知りたいんじゃないかと思う。

また、事業仕分けはひとつの大きな広報イベントだと私は考えている。多くの自治体職員・議員が、かなりの広域からやって来る。観光マップや市の広報、目玉政策のパンフなど配置すると、大きな自治体PRになる。周辺の飲食店案内を置いても、地域にお金が落ちるきっかけになる。残念ながら高浜市はそうした準備は皆無で、機会が活かされずもったいないと感じた。
大府市広報課の職員が来ていたので、そこんとこどう見る?と聞いたら、まさにそこに着眼していたそうで、会場に広報も置かれていなかったことを例に示し、残念がっていた。(広報たかはまを探しに市内をまわってきたそうだ。熱心さに頭が下がる)安心した。

そんな傍聴に併せて、会場で会う約束をしていた方とそれぞれ廊下などでお会いして話す。うちお一人は会計関係の方で、他の自治体の公会計制度のお仕事をされていることから、いろいろな資料まで用意してくださっていた。感謝。つい仕分け会場を離れて話し込む。「そもそも税とはなにか」「自治体の適正な資産評価」「数字は事実を示すもの、これが歪んだ集計ではいろいろな事業評価のベースが違ってしまう」「計画行政と公会計制度のリンクと連結してまわすしくみ」などなど。



午後は大府に慌てて戻り、体育館で行われている「ボランティア連絡会」にボランティア団体として出席。
中座したものの、それでもうちの団体の発表時間ギリギリで「平成22年度大府市共同提案事業審査会」@コラビアへ。
うちの団体の提案事業も採択。いろいろ思うところあるがここでは避ける。
「協働」の考え方について、審査会エントリー者と、審査員である協働推進委員とで意見をぶつけあう姿があったと終了後に聞く。この議論は聞きたかったな。
どうして、社会福祉協議会のボランティア連絡会と、市協働促進課の「提案審査会」が同日同時刻に設定されてるんだ!
社会福祉協議会のボランティアセンターと、市の協働促進課の連携は、どうにも悪いように映る。活動する市民としては、別に2本立てになってなくて良いのだ。チャンネルが多くて便利か、それとも両方におつきあいするのは大変か、その見極めをする人が居て欲しいものだ。



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