そもそも 子どもの通う学校が古い!ということがきっかけであった私は、
大府市は学校の耐震化は進んでいるんですよ、という説明を受けて、
「でも、校舎そのものは古いよ?」とも思いました。「だって、いわゆる高度経済成長期に建ててるんだし」
それが第一の「大問題の発見」。
高度経済成長期に作ったのは、校舎だけじゃない。道も、水道も、何もかもすごい勢いで整えられていった。
だから、今の便利な生活はあの時代に作ってもらったものに支えられている。
あんなものすごい景気は、もうこの先やってこないよね。
!!
一度に作ったものは、一度に傷む。一度に建て替えないといけなくなる、のに、「あんな景気は二度と来ない」
どうするんだ????えらいこっちゃ。
でも、議員になったばかりの駆け出しが気がつくくらいのことは、もっと頭のいい人たちが手をうっているんじゃないの?
・・・・・手をうっていなかったのです。
ありきたりの「少子高齢化」くらいの知識は、この年の大人として持っていましたが、
この「一斉整備→一斉更新」が、どの自治体でも大きな課題になっていて切実であることを、その後重ねて知っていくことになりました。
少ない子どもたちがこれまでの福祉を維持しないといけなくて、道や水道や建物も維持どころか建て替えもしなきゃいけなくて。
加えて、当選して日の浅い頃に「○○さんの奥さんが、あなたのことをずいぶん応援してくれていたよ」と聞いて、お宅にお伺いしたときに、
「あっちもこっちもガリガリ削って、緑もへっちゃったわね」
そう、そこも気になっていたんです!やっぱりみんな「開発ばかりでいやだな」って思ってるんだ!
その後もあちこちで、削られていく農地緑地の話は交わされて・・・
それから、行政によく出てくる用語で「持続可能な」という表現を覚えました。つまりは、そういうこと。
20年の春に、おおぶ文化交流の杜という、ハコモノ計画が姿を現してからは、
今ある施設の維持更新だけでも大変なことなのに、それ以上に豪勢な建物を新しく作るなんて?
本当に必要?そんなにお金をかけないといけない?ひたすら議会で質問を繰り返し。
建物の維持更新についても、委員会・本会議の議案質疑、一般質問、全ての機会をつかいまくって発言を繰り返し。
環境について、環境会計や生物多様性などを学んで、
税金ですべきことは何か、税金でなくってみんなでできることは何か、など、学んで自分もやってみて・・・
そんな4年間を経て、これからの私の方針は
もうこれ以上 子どもにツケをまわしてはいけません!それが今を生きる大人の責任です。
文化交流の杜計画をこのまま進めることに反対します
建設費と15年間の維持管理費用で103億円。概算では、建設費4割、維持管理費6割。15年で約60億の維持管理費と見込むと1年間4億円。この先50年維持するとして維持管理費だけで200億円です。
図書館と音楽ホールでそこまでの税金を払い続けるほど、生涯学習や文化は、大府市の税金の使い道の優先順位が高いとは思われません。私のこれまでの一般質問の中で、ここまでお金がかかると思っていなかったらしい答弁も出ています。計画策定段階で住民意思を聞いた、と答弁を繰り返されますが、そもそも「聞いた相手市民」は、作れば喜んで利用したい「現図書館や現勤労文化会館を積極的に利用している人・団体」「建設予定地周辺の児童生徒」であって、「普段から図書館や文化活動に関心のない、あっても使わない」圧倒的多数の市民(7割)の意見は聞いていません。金額に見あうだけの市民合意を得ていないのです。
20年以上前、ハコモノの財政負担が今ほど問題視されなかった時代に作ると決めたから、と今なお建設推進することには反対します。
平成20年3月以降一貫して、そもそもの必要性からの見直しを求め続けてきました。6月議会で契約が議会に問われます。反対することをここに明言します。
減っていく子ども世代に、借金や積み残した課題といったツケを押し付けません。持続可能なしくみ作りを提案します。
大府市は財政豊かといわれていますが、無借金なわけではありません。全国の自治体が借金を当たり前にしているから、それに比べて借金が少ない、というだけのことです。
これからの子どもたち、将来の納税世代は明らかに少ない人数で担っていかねばならず、今の行政サービスを維持するなら、むしろいくら貯金があっても足りないくらいです。
文化交流の杜、新駅構想を初め、初期も維持もお金がかかり必要性に疑問があるものは、「どこがおかしいか」をはっきりさせたうえで、見直しを求めます。
建物や道路・橋などの施設の維持更新について、白書として情報公開するよう求め、更新資金の積み立てを提言します。
自治体の事業仕分けの仕分け人の経験を活かし、市の仕事を必要性・国県市の役割分担・財源・優先順位から評価する視点をもって、税金で余計な仕事をしたり中途半端な責任で仕事をしたりしないよう監視します。監視した結果がおかしければはっきりと「おかしい」と言います。
開発し人口を増やすことばかりが市の「富める未来像」ではありません。開発し人口を増やし続ければ、それに見合うインフラも整備し続けねばならず、そこにまた税金を投入し続けねばならず「人口が減り始めたらどうするか」を先送りしているだけに過ぎません。
行き過ぎたサービスや便利さを見直し行政をスリム化することで、「納税世代が減って税収が下降曲線になったとき」のショックを和らげることができるよう意識して、議会に臨みます。
新駅構想については、市全体の公共交通計画が作られておらず、「市民全体の利便性」を評価していません。公共交通全体の計画を示し、合理的に必要性が評価されない現状では賛成できません。「市民全体の利便性」「車社会のあり方」などの棚卸をし、方向性を定めたうえで必要であると明解になったら賛成します。
都市空間の景観・高さ制限、電磁波の影響など引き続き調査・研究し、提言します。
地域の伝統や環境については、これまでの世代から私たちが引き継いだ「継承財」と考え、次の世代に守り引き継ぐことの重要性を意識して、発言し行動します。
大府市は学校の耐震化は進んでいるんですよ、という説明を受けて、
「でも、校舎そのものは古いよ?」とも思いました。「だって、いわゆる高度経済成長期に建ててるんだし」
それが第一の「大問題の発見」。
高度経済成長期に作ったのは、校舎だけじゃない。道も、水道も、何もかもすごい勢いで整えられていった。
だから、今の便利な生活はあの時代に作ってもらったものに支えられている。
あんなものすごい景気は、もうこの先やってこないよね。
!!
一度に作ったものは、一度に傷む。一度に建て替えないといけなくなる、のに、「あんな景気は二度と来ない」
どうするんだ????えらいこっちゃ。
でも、議員になったばかりの駆け出しが気がつくくらいのことは、もっと頭のいい人たちが手をうっているんじゃないの?
・・・・・手をうっていなかったのです。
ありきたりの「少子高齢化」くらいの知識は、この年の大人として持っていましたが、
この「一斉整備→一斉更新」が、どの自治体でも大きな課題になっていて切実であることを、その後重ねて知っていくことになりました。
少ない子どもたちがこれまでの福祉を維持しないといけなくて、道や水道や建物も維持どころか建て替えもしなきゃいけなくて。
加えて、当選して日の浅い頃に「○○さんの奥さんが、あなたのことをずいぶん応援してくれていたよ」と聞いて、お宅にお伺いしたときに、
「あっちもこっちもガリガリ削って、緑もへっちゃったわね」
そう、そこも気になっていたんです!やっぱりみんな「開発ばかりでいやだな」って思ってるんだ!
その後もあちこちで、削られていく農地緑地の話は交わされて・・・
それから、行政によく出てくる用語で「持続可能な」という表現を覚えました。つまりは、そういうこと。
20年の春に、おおぶ文化交流の杜という、ハコモノ計画が姿を現してからは、
今ある施設の維持更新だけでも大変なことなのに、それ以上に豪勢な建物を新しく作るなんて?
本当に必要?そんなにお金をかけないといけない?ひたすら議会で質問を繰り返し。
建物の維持更新についても、委員会・本会議の議案質疑、一般質問、全ての機会をつかいまくって発言を繰り返し。
環境について、環境会計や生物多様性などを学んで、
税金ですべきことは何か、税金でなくってみんなでできることは何か、など、学んで自分もやってみて・・・
そんな4年間を経て、これからの私の方針は
もうこれ以上 子どもにツケをまわしてはいけません!それが今を生きる大人の責任です。
文化交流の杜計画をこのまま進めることに反対します
建設費と15年間の維持管理費用で103億円。概算では、建設費4割、維持管理費6割。15年で約60億の維持管理費と見込むと1年間4億円。この先50年維持するとして維持管理費だけで200億円です。
図書館と音楽ホールでそこまでの税金を払い続けるほど、生涯学習や文化は、大府市の税金の使い道の優先順位が高いとは思われません。私のこれまでの一般質問の中で、ここまでお金がかかると思っていなかったらしい答弁も出ています。計画策定段階で住民意思を聞いた、と答弁を繰り返されますが、そもそも「聞いた相手市民」は、作れば喜んで利用したい「現図書館や現勤労文化会館を積極的に利用している人・団体」「建設予定地周辺の児童生徒」であって、「普段から図書館や文化活動に関心のない、あっても使わない」圧倒的多数の市民(7割)の意見は聞いていません。金額に見あうだけの市民合意を得ていないのです。
20年以上前、ハコモノの財政負担が今ほど問題視されなかった時代に作ると決めたから、と今なお建設推進することには反対します。
平成20年3月以降一貫して、そもそもの必要性からの見直しを求め続けてきました。6月議会で契約が議会に問われます。反対することをここに明言します。
減っていく子ども世代に、借金や積み残した課題といったツケを押し付けません。持続可能なしくみ作りを提案します。
大府市は財政豊かといわれていますが、無借金なわけではありません。全国の自治体が借金を当たり前にしているから、それに比べて借金が少ない、というだけのことです。
これからの子どもたち、将来の納税世代は明らかに少ない人数で担っていかねばならず、今の行政サービスを維持するなら、むしろいくら貯金があっても足りないくらいです。
文化交流の杜、新駅構想を初め、初期も維持もお金がかかり必要性に疑問があるものは、「どこがおかしいか」をはっきりさせたうえで、見直しを求めます。
建物や道路・橋などの施設の維持更新について、白書として情報公開するよう求め、更新資金の積み立てを提言します。
自治体の事業仕分けの仕分け人の経験を活かし、市の仕事を必要性・国県市の役割分担・財源・優先順位から評価する視点をもって、税金で余計な仕事をしたり中途半端な責任で仕事をしたりしないよう監視します。監視した結果がおかしければはっきりと「おかしい」と言います。
開発し人口を増やすことばかりが市の「富める未来像」ではありません。開発し人口を増やし続ければ、それに見合うインフラも整備し続けねばならず、そこにまた税金を投入し続けねばならず「人口が減り始めたらどうするか」を先送りしているだけに過ぎません。
行き過ぎたサービスや便利さを見直し行政をスリム化することで、「納税世代が減って税収が下降曲線になったとき」のショックを和らげることができるよう意識して、議会に臨みます。
新駅構想については、市全体の公共交通計画が作られておらず、「市民全体の利便性」を評価していません。公共交通全体の計画を示し、合理的に必要性が評価されない現状では賛成できません。「市民全体の利便性」「車社会のあり方」などの棚卸をし、方向性を定めたうえで必要であると明解になったら賛成します。
都市空間の景観・高さ制限、電磁波の影響など引き続き調査・研究し、提言します。
地域の伝統や環境については、これまでの世代から私たちが引き継いだ「継承財」と考え、次の世代に守り引き継ぐことの重要性を意識して、発言し行動します。
「議員選ぶ目問われる」と題して、昨年末、愛知県刈谷市で開かれた地方議員や市民が集まった議会についてのワークショップ。1期目の若手市議の「いい議員ってどんな議員だと思いますか」というまっすぐな質問に、会場が「うーん」とうなった。物事を動かす「政治力」が大切とはいえ、政局などに左右されて議会での議論が十分に深まらず、歯がゆく感じることもあるのだろう。「決議に責任を持てるよう勉強しても、道路修繕に取り組む議員が身近みたいで」と冒頭の市議。議員をチェックする市民力も問われている。(藤崎)
当市でも市の市債残高をマニュフェストに掲げて当選した市長も今年度は、新規にゴミの処理施設145億円の計画が有ります。必要な箱物だけど、1287億がいきなり1400おくの市債残高に---その中に小泉さんがやった姑息な手段---財源不足から地方交付税を出す財源がなくその赤字が膨らんだため地方に認めた臨時財政特例債(赤字地方債)翌年交付税として全額補填するといいながら何処の地方もこの残高増えるばかり---制度設計を国は考えるべき、私の市もこの145億有利だからの説明で合併特例債を使う。