大府市議会議員 たかばとくこ の日々

2007年、政治の素人が議会に飛び込んでみました。

学校飼育動物は必要か

2010-04-04 23:07:46 | 未分類
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大阪を中心に活動されているうさぎSUMMITAkkoさんにお会いしました。

以前我が家にネコを家族と迎えるまではあまり気に留まらなかったのですが、
いざ 動物と暮らしてみると、学校の飼育はありえない! と思うことがありました。

きちんと引継ぎもせず、子どもが当番制でエサをやるだけ(飼育当番がサボればそれまで)で、動物の健康管理ができるの?
土日休み、夏・冬・春などの長期休みのときは、誰が面倒を見るの?
恒温動物なのに、寒い冬も暑い夏も、風を遮ったり日よけをかけたり何もなされない。
この小屋は、ウサギならウサギ、ニワトリならニワトリの、習性や体質を理解した飼育設備なんだろうか?
「相手のことを理解するよう務め、相手の身になって、世話をする」のでなければ、「命を大切に慈しむ教育」にはならないんじゃないの?
なんとなく「かわいい」というだけで、ぞんざいな世話でもOK、って、むしろ教育上よろしくないのでは?
健康管理ができないうえ、行政の厳しい予算で、何かあったときの獣医代はなんとかなるの?

そうは思っても、学校で飼っているような動物について、私が知識がないために、これまではただの疑問で済ませてしまっていました。
ひょんなご縁があり、今日、いろいろお話を聞くことができました。
うさぎSUMMITさんは「学校飼育を考えよう」という座談会も企画されています。
私の疑問は残念ながら当たっていたらしく、あちこちで、

オスメス混合で飼育して繁殖してしまった
衛生的に赤ちゃん個体を育てられる環境じゃないから、飼育小屋に赤ちゃんウサギの死体が転がってる
当番の子がえさをちゃんと与えているか確認を誰もしないから、飢餓状態をおこしてしまった
性格のきつい個体、体格の良い個体を混ぜて飼っていたら、ケンカして弱い個体が大怪我、ひどいときには死
飼育の知識の衛生管理もないから、飼育小屋内で伝染病が蔓延

などの事例が後を絶たないそう。
「飼われている動物がかわいそう」まあそれはもちろんですが、何より、
「動物のことを理解せず、ぞんざいな飼育を良しとし、病気にかかったり死んでいく固体を見ても?動物だもん仕方ないよね?何も感じない、命の重さを置き忘れさせてしまう」
ということが、本当に子供たちの教育のためになるのか?

いろいろ資料も用意してくださっていて、ファイルを1冊置いていってくださいました。
大府市内の学校での動物飼育について、追々調べていきたいと思います。

こちらのサイトにもいろいろ詳しく書かれています
学校飼育動物を考えるページhttp://www.vets.ne.jp/~school/pets/
飼育の問題点 http://www.vets.ne.jp/~school/pets/mondai.html



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