Smoke will be with me!

cigar, cigarette, pipe tobacco等、タバコと私の濃密な時間

Smokerと生命保険

2007-02-06 | tobacco
 どんなに家族愛が強くても、どんなに夫婦二人の仲が良くても同時に死ぬということは稀だ。交通事故のような突発的な何かがあれば別だが、そうでない場合は死ぬ人がいて、残る人がいることになる。死んでしまう人はまぁいいが、残った人にはまだその先の人生がある。となれば金がいる。そろそろ生命保険について考えてみようかと、考えた方がいいだろうと保険会社の人に会った。
 
 掛け金に対して税金控除が無いが、死亡保険金は全額受け取れる。そして生命保険は死亡だけの保険、これがカナダの生命保険なのだそうだ。怪我や入院時の補助金のような保険はこれとは別、オプション。これらが日本と大きく違う点だろう。もちろん貯蓄の意味合いが強いオプションもあり、加入者のライフスタイルに合わせて無限の組み合わせがある。
 
 そんな基本から教わりながら、パソコンのモニタ上でいくつかサンプルを見せてもらったのだが、smokerとnon-smokerでは掛け金に大きな差があるらしい。もしnon-smokerであれば掛け金はsmokerの4割ほどで済むそうだ。カナダのtobaccoに対する扱いを考えれば当然だ、私も別に驚かない。ところが、このカテゴリは吸う、吸わないの二種類だけではなかった。
 
 なんとpipe/ cigarsという3つ目があったのだ。これにはちょっと驚き、そしてニヤリとした。ポイントはsmokerとnon-smokerの間にあるということだ。掛け金が一番安いのがnon- smoker、次がpipe/ cigars、そして一番高い…つまり保険会社にしてみればハイリスクな加入者がsmokerという順番。
 
 これはつまり、pipeかcigarだけを愉しむ人がカナダには結構いるということであり、その人たちはcigaretteを吸う人に比べてリスクが低いと認識されているという証明である。この根拠が科学的に分析された結果かどうかなんてもちろん私は知らない(笑)
 
 さて、cigaretteにpipe、そしてcigarと全てを愉しむ私は、私の保険料はどうなるのかと…4つ目の存在を心配したのだが、幸運なことに枠はここまで。そして私の年齢ではこの3種類のどこに属してもさほど保険料に差が無かった。これはすでにハイリスクな年齢であるという意味だが…吸う、吸わないはもう関係ないということでもある。私にとっては好都合、実に良いニュースとなったのである。

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