Smoke will be with me!

cigar, cigarette, pipe tobacco等、タバコと私の濃密な時間

S.T Dupont Gatsby Windsor

2006-12-24 | tobacco
 普段、cigarやcigaretteの時にはターボライターを使っているが、これはパイプには使えない。火力が強すぎてパイプを焦がしてしまうからだ。となるとパイプのためにもう一つ違う火種、マッチや他のライターを使うことになる。これが自宅ならば問題ないが、外出するときとなると荷物が増える。そこで、全てに対応出来るライターが欲しくなり、選んだのがDupontだった。そろそろこういうライターを持ってもいい年齢になったし、持つなら一生モノだろうと。
 
 どうせなら普通ではない、ちょっと変わったモノがイイ。そこで最初はDavidoffのプレステージというシリーズにしようと思っていた(これはDavidoffブランドで売られているが中身はDupontのLigne2)。Webを徘徊し、オークションも含め探した。ところがこのシリーズ、ちょっと大きめ。これはきっと使いづらいぞ…そんな時、妻から天使のような囁きがあったのだ、誕生日プレゼントとして買ってあげようか?と。
 
 そして選んだのが少し小さめのGatsbyシリーズ、Windsorだ。

 これは、一人の女性のために王位を捨てたWindsor公にちなんでデザインされた限定品。世界で5,000個という限定品でありながら地味な存在だが、その地味なデザインは伝統的なDupontの香りがする。言い換えれば現在の流行り、主流のモデルとは違うベクトルを持っているのだ。高級品っぽくないところが私に向いているではないか。

 手にしたそれはじつに精巧。
とても美しく、多少の事ではびくともしない堅牢さ…職人の技、心意気が感じられる素晴らしい一品だった。

 私はもちろん箱になんかしまっておかない。いつもポケットに入れ毎日、毎回、豊かな一服…至福のひとときをこのライターと供に過ごしている。

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