白いツバメ
全身が白色のツバメが広島県庄原市比和町森脇の吾妻山(標高1239メートル)の草原に飛来し、登山客らの人気を集めている。
「休暇村吾妻山ロッジ」の宿泊客が数日前に見つけたもので、体長は約20センチ。ススキや薄紫の花をつけたマツムシソウなどが自生するロッジ近くの丘の上を、黒いツバメに混じって飛び回っている。
白色のツバメは、突然変異で色素が欠落した「アルビノ(白化個体)」とみられる。同ロッジの岩脇純支配人代行は「幸せを運んできてくれる、縁起の良い鳥だと聞いている。多くの登山客に見てもらいたい」と話している。
地球の温暖化が止まり寒冷化するのでは・・産経ニュースより
今後予想される太陽の磁場の状況(左)。青がマイナスで、赤がプラスを表す。(右)は平成20年の状況 (国立天文台・宇宙機構提供)
磁石のS極とN極がひっくり返るような磁場の反転が、太陽の北極で起きつつあることを国立天文台などのチームが観測し、過去に地球が寒冷化した時期の太陽の状況と似てくる可能性があるという。常田佐久・同天文台教授は「地球の温暖化が抑制される可能性もあり、推移を見守りたい」と話している。
チームは、太陽観測衛星「ひので」で、太陽の北極と南極を観測。平成20年の観測では北極の磁場はマイナスの性質を多く持っていたが、23年には急激に減少、逆にプラスの磁場が現れた。今年5月には、マイナスからプラスへ完全に反転するとみられる。一方、南極の磁場はプラスのままだった。
太陽の磁場は約11年周期で反転し、次の反転は25年ごろと考えられていた。通常は北極と南極がいっぺんに変わるが、北極だけ反転すれば、17世紀半ばから18世紀初頭にかけて、地球に寒冷期をもたらしたような太陽の状況に似てくるという。