気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

そろりとろり俳句の道(25)~寒し

2024年03月11日 | そろりとろり俳句の道

2024/2(iPhone写)

『俳句生活~よ句もわる句も~』は「通販生活」の俳句投稿コーナーで、選者は夏井いつき先生です。

入選句は(天・地/人/佳作)に分かれています。

1月の兼題:【寒し】:冬の季語(時候)傍題➜寒さ・寒気・寒冷

※俳句歳時記

皮膚感覚、あるいは目にみえるもの、耳に聞こえるものなどを通して、さまざまに感じる寒さをいう。

🔶秋の季語「肌寒」「朝寒」「夜寒」などとは異なる本格的な寒さである。

例句:【明るくて雀一羽も来ぬ寒さ/小林千史】

     

【投句結果】

妹の句:【観音寺寒し住職の笑顔】佳作

※写真/音羽山観音寺YouTube公式ホームページよりお借りしました。

🔗※YouTube【音羽山観音寺便り】お寺の暮らし2024年1月

まずこの句の【観音寺】とは、NHK のEテレで4年に渡り放映されていた三人の尼僧が作る精進料理中心の番組「やまと尼寺精進日記」のお寺(奈良県)で、

コロナ過で他の二人が下山し、一人残った尼僧「豊穣」さんのことらしいです。

一人になったけれど、豊穣さんはユーチューブで配信を始め、元気だそうで、その笑顔を詠ったということでした。

(そういえば私もEテレで何度か視たことがありました。)

私の句:【一筋の飛行機雲の寒さかな】佳作(見出し)

寒いある日の買い物帰り、寒空を見上げると一直線の飛行機雲が…寒さを引き延ばしているようで…

これは今度のお題【寒し】になるかもしれないとiPhoneで写しておき、詠んだ句です。

     

そして同時にもう一つ、10年前ほど、夢中になって聞いていた【GILLE】の「ひこうき雲」も思い出しました。

松任谷由実さんの「ひこうき雲」を英語バージョンでカバーしたものです。

本家の松任谷由実さんとも違った雰囲気の曲になっています。

GILLE - ひこうき雲※YouTube

当時、ジルのライブが横浜赤レンガ倉庫の「モーションブルー横浜」であって、

主に宮崎を中心に活動をしていた彼女が「横浜にくる!ならば!」っと…行ったことがありました。

「モーションブルー横浜」はお食事をしながらライブを視ることのできる「ライブレストラン」でした。

とても素敵な場所でしたが、ここもコロナ禍の影響が少なからずあったようで、残念ながら2022年の夏に閉店になってしまったそうです。

コロナってなにげにあちこちに影響を及ぼしているようです。

「寒し」・・・

今月(3月)のお題は【花見】です。

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孫達の成長~巣立ちの時

2024年03月07日 | 日記

潮来市水原/2023年12月4日(iPhone写)

3月3日、桃の節供(雛祭り)主役は高校一年の孫娘

店先の桃の花は綺麗に開いたものがなく、桜の花を買ってきて菜の花とともに飾った。

(ラベルには桜とだけ書いてあったけれど、この時季に咲いているところをみると彼岸桜?)

すかさず「桃でなくて桜ですか?」とママからツッコミが…(;^ω^)

ママがチラシ寿司を作ってお祝いをした。

初めてみる可愛いかまぼこが入っていた。お雛様🎎を型取っているらしい。

小分けにして頂いた。美味しかった。

     

以前のブログにも書いたことがあるけれど、私には4人の孫がいる。

一番目(21歳女子)二番目(16歳女子)三番目(15歳中3男子)四番目(11歳小4男子)

二番目と四番目が長男の子で同居している。

一番目と三番目が次男の子で、我が家から少し離れた鎌倉に親子4人で住んでいる。

は先月21歳の誕生日を迎えた。

15歳の頃から欲しいものを連絡してくるようになっていたけれど(それまではこちらで考えて送っていた)

今年は誕生日が過ぎても連絡してこなかったので、問い合わせてみると、「いつまで…」と言ってきた。

去年成人していて、夫も退職したので気を遣ったのだろうか?

夫と話して大学卒業までと決めた。

そのうち欲しいものを言ってくるらしい。

そしての弟の方は、高校進学のため、群馬へ行く日が3月16日に決まったらしいので、もう直ぐだ。

私、ばぁばとしては15歳で親元を離れるのはとても心配で、食事の時に家族に話をしたところ、皆は「寮生活だし、友達もできるし大丈夫」と言う。

「そうかなぁ~私は17歳で東京へ出たけれど、とても心細かったのだが・・・それより3歳も年下だし…」

二人が小さかったころには、両親の仕事が重なった時などはあずかり、面倒をみた日もあった。

そんな懐かしい日を思い出し、つくづく「二人とも成長したなぁ~」と思うのだった。

     

が今まで所属していたサッカーチームを退団した時に撮ったという写真を息子がラインで送ってきた。

「身長ではまだ息子には負けない!」と気負っている息子が、とてもおじさんになっているのに笑う。( ´∀` )

※姉弟でサッカースタジアムへ行った時の写真

(真中は息子ではありません。横浜マリノスの選手さんです(;^ω^)身長は同じくらいかもしれませんが…)

「孫たちがこんなに大きくなっているのだから!」と今さらながら…自分の歳を感じ、

親離れのみならず、それ以上にじじばば離れをして行くことに「それは良いこと」と思いながらも、一抹の淋しさを感じる今日この頃です。

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俳句🖊48~猫の恋

2024年03月02日 | 喜代の俳句

【何ごとも耳に入らず猫の恋】

※俳句歳時記

【猫の恋】春(動物)の季語

発情期に入った雄猫は夜昼となく雌猫を恋い、さまよう。

数匹が争いわめきたてたり、鳴き声を立てて恋情を訴える。

例句:【おそろしや石垣崩す猫の恋/正岡子規】

     

カレンダーも3枚目に入った。

いつもながら早い!

少し前から、猫の唸り声をあちこちで耳にする。

わが家の庭でも猫の睨み合いが…これは縄張り争いか?はたまた雌猫の争奪戦か?

「春ですねぇ~」などと思ったりするが、まだ肌寒い季節。

そおっと近寄って写真を撮ったけれど、二匹とも逃げる気配はしない。

手前の猫は「豆太」という名の地域猫で、どうやら我が家を陣地と思っている。

「豆ちゃん、うるさいよ!」と言うが、それでも見向きもしない。

私は完全に猫たちになめられているらしい?

     

ちなみに【猫の恋】が季語になっているのには、正岡子規や小林一茶などといった俳人に猫好きが多かったということもあるようです。

【寝て起て大欠(おおあくび)して猫の恋/小林一茶】

「慎ましやか」を良しとする人間には、自由奔放の猫に一種の羨ましさを感じるのかもしれません。

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