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気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
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はじめての俳句🖊10~青嵐(あおあらし)

2021年05月27日 | 喜代の俳句

立ち並ぶメタセコイアに青嵐(あおあらし)

季語:青嵐(夏)

青葉のころに吹き渡るやや強い南風。「せいらん」と音読すると「晴嵐」と紛らわしいため、「あおあらし」と読む習わしになっている。※俳句歳時記

作品の背景:何本も立ち並んだメタセコイアに強い風が吹いて緑がざわざわとして、もう春は過ぎて夏に近づいているのだと思った。

提出した句:くと立つメタセコイアに青嵐】

先生の添削:青嵐が夏の季語ですね。

上五の「すくと立つ」と言う表現はメタセコイアにぴったりですが、あまり青嵐の影響が感じられないようにも思いました。

「立ち並ぶ」とするか、もしくは作品の背景にある「ざわざわと」という言葉を用いてまとめてみてはいかがでしょう。

【立ち並ぶメタセコイアに青嵐】

【青嵐メタセコイアのざわさわと】

        

見出しの写真は4月に行ったこども植物園のメタセコイアです。

青嵐は夏の季語なのですが、その時のことを俳句にしてみました。

メタセコイアは、ヒノキ科(またはスギ科)メタセコイア族の落葉樹。

2月に行ったときはこんな感じで、本当に落葉樹でした。

(すくと立つ)を入れて、季語(緑さす)でもう一句詠んでみました。

【すくと立つメタセコイアや緑さす】

季語:緑さす:夏

初夏の若葉のあざやかな緑。単に緑といえば夏闌けた(たけた)という語感がある。→新樹 ※俳句歳時記

今年は季節が先へ先へと進んでいくようです。

今朝のテレビで、「関東~九州で非常に激しく降るので、大雨に警戒してください」と言うニュースが流れていました。

昨今、予想外の雨量、風量がある時もあるので、警戒はするに越したことはないと思いますが、

できれば、しとしと…と降る風情ある梅雨でいて欲しいとも思います。


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