気がつけば思い出Ⅱ

日々の忙しさの中でフッと気がついた時はもう
そのまま流れていってしまう思い出!
それを一瞬でも残せたらと...。

はじめての俳句🖊34~落葉

2021年12月20日 | 喜代の俳句

※悠々ライフさん/写真AC

襟を立て急ぐ足もと落葉舞ふ

季語:落葉(おちば・らくよう)【冬】

※俳句歳時記:【落葉】落葉時(どき)落ち葉掻(かき)落葉籠(かご)

落葉樹は冬の間に葉を落としつくす。その散り敷いた葉のことをいう。

作品の背景:寒くなってきたので襟を立て、家路を急いでいる。急ぎ足なので足もとの落葉(おちば)が舞っている。

提出した句:【襟立てて急ぐ足もと落ち葉舞ふ】

先生の添削:大変実感のある作品ですね。臨場感があります。上5の「襟立てて」ですが、助詞の「て」がやや散文的で出来れば避けた方がいいと思います。添削例では「襟を立て」にしました。

また表記は「落葉」の方が歳時記に合っています。

【襟を立て急ぐ 足もと落葉舞ふ】

             

12月も半ばを過ぎ、このところ寒さも増してきていよいよ本格的な冬到来の感じがします。

先日、数日掃き掃除をしないうちに、庭が落ち葉で埋め尽くされており、片付けに小半日かかってしまいました。

毎年この頃になると、空き家の管理を何年も何十年も放り出している近隣住人の無責任さに腹を立てつつ庭掃除をしている心の狭い私です。

でもその落ち葉🍂を俳句にしたりして、自然を感じると、その狭い了見も少しは広くなるような気がします。

今年の2月から始めたNHK学園通信ネット講座(俳句)

その講座が今月で修了しました。

まだまだ自分では初心者感が少しも抜けず、全く自信がありません。

でもとりあえず「はじめての俳句🖊」からは卒業し、来年からは詠んだ句を時々ブログに載せてみようと思っています。

記録と継続のために・・・。

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