IT'S NOW OR NEVER 

こどもと、ねこと、その親の日常雑事。
さて、初の海外暮らし、
どうなることやら。

明石康さんの講演

2007-01-15 09:48:24 | 日記
これからの子どもの英語教育を考える、ということで、
元国連事務次長の明石康さんの講演を聴く機会がありました。
国際語、として英語が位置づけられている現在、
ますますグローバル化していく現代社会では、英語は必要不可欠であるということ。
ただし、ネイティブではないのだから、訛のある英語でもかまわないこと。
そして、ただ単に英語がしゃべれるではなくて、英語でものを考えられる
ようになっていくことが大切であること。
ですから、教養のある人間としての英語を考えた時に
いままでの日本人が受けてきたような
文法や読解の力を付ける教育を否定するものではないこと。
今現在、日本人の教養が落ちてきていること。
常任理事国入りを目指す国民として
これは国民全体的な問題ではないかということ。
しかし国民全体の文化程度の底上げも大事だけれど
リードしていくもの(精鋭)の進歩も大切だということ。

たくさんのお話の中で、心に残りました。

とても真面目な気持ちになって、会場を後にしました。
私たちは、それが特徴だったはずの、勤勉、という大切なものを
昨今、忘れている、というか、忘れてしまおうとしているような気がしました。
ダサくてもいいのだ、地道というのはいいことなのだ。
それを貫けるだけの強さを育てなくてはいけないのだ。

と、思ったことでありました。
・・・・・
真面目じゃーん。