流離未踏

流れの果てにあるものは・・青天霹靂

西川口 幻影

2021年12月01日 | 旅みたいな・・
若いころに住んだ街の風景を眺めながら・・

西川口駅に向かう。

もう二度とこの店の引き戸が開くことは無い・・そう思っていても、店の前を通る度に気になってしまう。

平成に入ってすぐだから三十年以上前になるだろうか?
ほろ酔い加減で二軒目に選んだのがこの店だった。
つまみに頼んだオコゼのから揚げがあまりにも旨かったので驚いた。しかも格安で二度びっくり。

その後、何度も通うようになり、あらゆる料理を味わった。
揚げ物、焼物もうまいが、刺身の盛合せなどは目でも十分楽しめたのでどこから手をつけようかと悩んだこともある。
うろ覚えだが、店主は北陸のご出身だとかで料理に一家言ある感じだったが、気安くてとても親しみやすかった。

懐かしい出来事の一つだが、かけがえのない思い出でもある。