岩手県・遠野市の工務店・(有)菊正建設の社長ブログ、住まいづくり奮戦記。「親方は営業に忙しい」 

親方の日常を日記風に書いています。読めばホットな気分になるぞ。どうかな?みんなもがんばろうね!

遠野は晴れ、生命力の巻

2006年09月24日 08時04分03秒 | 工務日誌編
9月23日(土曜日)出来事ファイル。画像は釜石市のジョイフルタウン、屋上からの光景です。

釜石市のI様邸を訪問して来ました。ピンポーン、「はーい」ドアの向こうから声がした。

「こんにちは」と、ドアを開け、と、その時、目にした物は?玄関脇の部屋から、奥のリビング迄、廊下を這っている、

このビニールホース(ビニールホースだ)見たいな物は一体、なんだ?。その先を辿って見れば、Iさんの鼻につながっていた。

どう見ても重症患者に見える。「大丈夫ですか?」と、声を掛けたが「はい、なんとか」と、元気そうだ。

「うちでー今ーいねー、病院に行ってらー」と、控えめだ。「あら、そう」と、女房は中に上がった。

「おじゃまします」と、私も遠慮がちに上がらせてもらった。「これ、酸素ですか?」と、あらためて聞いた。

「はーん、」テーブルに座り挨拶した。矢継ぎ早に、どんどん話をしてきた。病気の事、親戚の事、葬式の事など。

いろいろ話をした後、「絶対この病気を治します」と、あの意気込みとバイタリティーは凄い。

「この酸素も使わないようにする」と、凄い生命力だ。最後に、家の新築の話になり、今、いる釜石市を離れたくないようだ。

御歳、80歳の人の話だ。夢を追い続けて、それを実現しようとする意欲、持ち続けて生きたい。

私も普段から、90歳までは現役で仕事に性を出す、と、決めて、生きているが、今更ながら、教えられた。