岩手県・遠野市の工務店・(有)菊正建設の社長ブログ、住まいづくり奮戦記。「親方は営業に忙しい」 

親方の日常を日記風に書いています。読めばホットな気分になるぞ。どうかな?みんなもがんばろうね!

遠野は晴れ、現地調査の巻

2006年09月09日 07時10分06秒 | 工務日誌編
9月8日、(金曜日)画像は釜石のちょっと増築の現場です。

今日は、遠野の現場の一斉打ち合わせだ。5分前に到着したが、まだ誰も来ない。電話をする事にした。

「もしもし、○さんおります?」と、もう出ただろうなと思いきや「はい、おります、ちょっとお待ち下さい」

「はあー」目が点になった。二軒目。「もしもし、○です」「はい、どうも」「あれ、いるじゃん」

「お願いしますよ」と平静を保って、お願いした。間もなく、皆さん到着し、寸法取りが始まり、順番に打ち合わせした。

建具屋さんと私は残り、襖の柄選びと障子のワーロン選びと、トイレ床のクッションフロアー選びだ。

終わって、先日、見積もり依頼があったところに訪問する為営業を呼んだ。「もう少しでお昼のようだが」

「もしもし○くん?○さんのところに行くか?」「はい、いいですよ、今からですか?」と、お昼を食べたそうだ。

「今からだ」と、お昼なんか、なんのその。「わかりました、行きますから」伝承園のさわやかトイレで、待ち合わせる事にした。

伝承園付近は観光客がけっこう歩いている。賑やかと言った感じだ。カッパ渕付近も、いるいる。

脇を通って現地へ到着。「ここだったなー」冬に一緒に来た記憶がよみがえった。「はい」と、興奮気味の営業。

「こんにちは」と玄関へ。「誰もいねーな」と周辺をみわたす。「はい、どうも」と、杖を使って歩いてきた、ばあちゃんがいる。

「どうも」と、営業が走り寄って行った。私も、そのあとに続き、名刺を手渡し、あいさつをした。

「○建設の○です」「ありがとうございます」と、工事内容とその経緯を説明してくれた。

「そっちは屋根だげ直して、でーどご(台所)の方を直してー」写真を撮り、建物の寸法等測り、見積書提出日を設定した。

「息子に、この日は居る様にしゃべるがら」と約束してくれた。「よろしくお願いします」と、頭を下げた。

「あや、入ってお茶でも」と勧められたが、お昼時間と言うこともあり、遠慮してきた。

午後、釜石の現場へ、写真撮りに出かけた。すでに建物は建ち、サッシも取り付けられ、天井下地等の工事だ。

「入ってがんせ」と奥様が出てきた。「とってもかせぐ(働く)大工さんだじ、だよ」と、出来てきた事に、喜んでくれた。

絞りたてのぶどうジュースをご馳走になった。「おいしい」