「砂川湯」さんまで行っておいて、まさか「村山ホープ軒」に寄らなかったのかって?そりゃあ、寄ってますよ、寄らないわけないじゃないですかぁ^^「村山ホープ軒」さんは近くにたくさんの駐車場を用意してくださっているので、車で行っても安心なのです・・・もちろんどんな道でも路上駐車はいけないんですが、こちらのお店の前・・・というか、この道路全体が絶対に路上駐車をしてはいけない道路です・・・ラーメンが運ばれてくる前に切符を切られちゃいますから、それだけは忘れないでくださいね^^
ホープ軒のカラーというと、なんていうか黄色っぽいイメージなんですが、こちらは赤、張り替えてから結構たったと思うんですがものすごくきれいですね・・・本店の文字がまぶしい^^では、早速突入です!それほど人通りの多い商店街ではありませんが、お店の中だけ別世界!カウンターのみですが、4列ですから結構な人数入る店内が8割がたは埋まっています・・・とってもいい匂い^^
こちらに来たら、注文はもちろんこれ!
もっともオーソドックスなラーメンににんにく先生の組み合わせ「にんにくラーメン 大盛(910円)」・・・若旦那はいつもニンニクは別皿にしてもらいます、一度に溶かさず、ちびちびと麺に乗せるように食べるためです(臭いを思うと最悪な食べ方ではある)
まずは、当然そのままいただく・・・ふぅ、やっぱりこの味は落ち着くなぁ・・・ホープ軒をいただくと思い起こされる記憶がある・・・2012年12月20日のブログにも書いてあるけど、ホープ軒は若旦那の思い出のあちらこちらに寄り添っている・・・
30年前、吉祥寺駅前のバラックみたいな建物の2階、ちっちゃいおばあさんが一人でやってるひなびた雀荘の窓を開けると、強烈なとんこつの香りと男たちの声が飛び込んできた・・・窓の外にあったのは「吉祥寺ホープ軒」・・・どちらかというと「飲み屋」に分類されるような雰囲気、戦後の日本を伝えるニュース映像と、あの路地裏のラーメン屋の風景は妙にマッチしてたよなぁ・・・^^
25年前、中野区・・・はじめて一人で暮らした笑っちゃうほど狭いアパートから駅に向かう道の途中・・・JR高円寺駅と西武線野方駅を結ぶ環七沿い・・・仕事に疲れ、腹ペコの状態の俺の鼻をくすぐるのは、あの香り・・・「野方ホープ軒」・・・行列の絶えないといわれたその店も、灯が落ちればすんなり入れるタイミングもあったんだよなあ・・・^^
本当はここ「村山ホープ軒」にも深い思い出があるが、それはまだ思い出と呼ぶには新しすぎるので、そのうちに話そう!(いや、別にそれほどそこらへんに興味ないけど?)
さて、本題に戻る・・・麺は細めで固めの背アブラチャッチャ系の昔懐かしい醤油豚骨・・・もやしがものすごくあって、のりがものすごくあって、なによりニンニク先生とタッグを組むと無敵となる・・・それがホープ軒のラーメンだ!
こちらの先生はいわゆる一般的なお店にいらっしゃる先生と違い、今まさに、おろしたばかりの生先生(わかりづらいよぉ(涙))なもんだから、その辛さ、そしてうまさたるやハンパないんだけど、その口臭ダメージもラーメン界随一、翌日になってもお店にでられるレベルまでは回復しないという恐ろしさ!・・・でも、これをやめられるぐらい強い意志を持ってたら、若旦那はこんなだらしない体になってないっての!・・・だから、やっぱり、今日も残らず投入し、しっかりと食べきる^^
表面には大量の脂が膜を形成しているため、湯気は出ないがとにかく最後まで熱々で楽しむことができる・・・ちなみに、脂のおかげで?辛い唐辛子を大量に投入しながら食べ続けても・・・
このように、まぜちゃわない限り、いつまでも味変していない部分が楽しめるというのも脂たっぷりのおかげさまですねぇ^^
ちなみに、これがその辛い唐辛子!!
この手の味のお店には定番とも言えるこのウエットタイプの唐辛子・・・はじめて食べたときは、その色と味の広がりに感動したもんです・・・書いていたら、また食べたくなってきた・・・確か、深夜2時まで営業してるはず・・・店の掃除を終えてからでも間に合うなぁ・・・行っちゃう?^^