立川湯屋敷梅の湯 若旦那のフロント日記

コミック12,000冊!スーパーマニアック銭湯の裏事情!

若旦那 ノロウィルス対策について学ぶ

2015-11-19 18:28:52 | 銭湯

若旦那のところには、そりゃあもうたくさんの講習会、講演会、勉強会、研修会、懇親会、親睦会、新年会、忘年会、と様々な会の案内が届くわけ(最後の方はなんとなく、酒のにおいしかしない)・・・若旦那はなるべく多くのものに出席をしようと思っているのだが、全部は出席できないのが現状ではありますなぁ(後ろの方から出席してるからじゃないのか?)

今日は、そんな講習会の中の一つ、「ノロウィルス対策講習会」に出席してみた!立川駅前の「三多摩労働会館」に来いとの指令・・・それどこ?と思ったら、なんとここは、「磯坊主」さんのお隣というか「揚州商人」さんの上ではないかよく通る道なのに、まったく気づかなかった!よしっ、突入じゃ!!

実際、冷静に考えるとノロウィルスが発症した状態で、銭湯に入りに来る人はほとんどいない気がするんだけど、絶対にないとは言えないし、そもそも、銭湯というのは保健所の衛生指導を受けており、環境衛生にも配慮しなければならない業種なわけだから、こういう勉強も必要なんですね^^

本日は講習会といっても、実習つきのもので、4時間近い長丁場・・・まずは、30分ほどの講習を受けてから、手洗い実習・・・手に蛍光クリーム?を塗りたくってから洗面所で普段通りの手洗いします、その後、ブラックライトを当ててみますと・・・なんということでしょう?全然洗えてないじゃんか!!(涙)

正直、いつもの10倍ほど丁寧に洗ったんですけど、洗い残しの多いこと多いこと・・・これじゃあ、普段はどれほど汚いままで出てきているのやら、風呂屋としてあるまじき事態・・・以後、十分気を付けます!

再び1時間程度の講習を受けてから、いよいよノロウィルスの封じ込め実習・・・患者役の方が蛍光塗料の入った疑似吐しゃ物をブルーシートにぶちまけてスタート!!

一見、それほど飛散しているようには見えないのですが、部屋を暗くして、ブラックライトをあて、光をたよりに付箋を貼っていきますと・・・

なんということでしょう(ビフォアアフター風に)飛んでる飛んでる、2メートルの範囲に飛散していることがわかりました、これは想像以上です(さっき、講習で聞いてたから、本当は知ってたけど^^)これを従業員役の方が完全防護で片づけていきます・・・こんな感じでね!

これほどの装備がなければ、逆にどんどん広がっていってしまうんだそうです、ちなみに、ノロウィルスっていうのは、体内でしか増殖しないためにワクチンなどの開発が著しく遅れているそうで、対処療法しかないのが現状だそうです。

しかも、かなりタフネスで常温だと2週間くらいはその場で生きているということで、つまり、ドアノブなどに付着したのを放置していたら、どんどん、人の手について拡散していっちゃうんですって!

ちなみに、ノロウィルス封じ込めキットはネットなどで(キットはネット?なんかキットカットに似てない?^^)しまった、また話が横道に・・・こんな感じでセットになってます!

いくつもの過程を経て、吐しゃ物を片づけ、半径2メートルの範囲を目安に消毒を続けます・・・その際に出たゴミは順に袋に入れて、最終的には普通ゴミに出せる状態にするのですが、こんな感じで3層構造にしていくんです!

これを活用する場に遭遇しないで人生を終えるのが理想なんですが(わざと大げさな言い回しをしているだろ)やはり、なんでも経験、やっておいてよかったかも^^

実習がしっかりとしていて素晴らしい講習だったので、今日は受講者が少なくて、もったいなかったなぁ、今度は若旦那ももう少し多くの人を動員できるように努力をするようにしなければ!!

 

 

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