若旦那は一年中、酒を飲んでるようなイメージがあるようで、実際、お医者様にもお酒を控えるように!なんて、言われちゃうわけなんだけど、実は、プライベートではほとんどお酒を飲まないんです。
飲んでるのは打上げや懇親会や忘年会、新年会、そんな大人数のものがほとんどで、普通に友人、知人と飲むなんてことは何に数回だし、晩酌なんて、変わったお酒をいただいたりした時だけ、数ヶ月に一回って感じだ。
そんな若旦那が珍しく友人と居酒屋さんに!
「金太郎」さん 八王子の北口駅前にある、実にベタな感じのする居酒屋さんだ、実はこの看板だから、入口でちょっと迷ったんだけど、まあ、入ってみないとわからないし、恐る恐る階段を降りてみたんです。
看板とはずいぶん様子の違う落ち着いた店内、時間が早いせいか、先客は一組だけ、さらに不安な気持ちになる、大丈夫かなあ?・・・もっとも平日の夜だし、最近、めっきり人が少なくなった八王子だし、時間に関係なく、まあこんなものなのかもしれないんだけど・・・
生ビールを飛ばして、最初からおしんことハイボール(600円)・・・そんなに居酒屋に詳しいわけじゃないんだけど、多分これは結構高い気がする、このあたりでも、ハッピーアワー、ハイボール100円とか200円なんて看板よく目にすらからなあ、ただ、とても濃くて美味しいハイボールではあったなあ
で、炭火やきとりのお店とあったので、まずは軽く焼いてもらう・・・特別変わった部位があると言うわけでもなさそうだが、本日のオススメとあるホワイトボードから適当に頼んでみる、塩かタレか迷うのでそれも適当にやってもらうことに・・・で、タレできたのはこちら!
「シロ」・・・腸の中でも、空腸のあたりのことらしいが、これ鳥かなあ、豚さんかもしれないなあ
「しびれ」・・・これは鳥らしくて、食道のまわりのリンパの1つなんですって
「コブクロ」・・・これも鳥じゃないなあ、多分、豚だなあ、鳥の子宮はこんなに大きくないよね?
大体、平均すると150円くらいだったかなあ、やはり決して安価ではないんだけど、一口食べたら納得、いやむしろこれは安いなあって・・・丁寧な仕事で、最大限臭みがおさえられていて、炭火の香ばしさもさることながら、この歴史を感じさせるようなタレが、たっぷり、うんうん、とっても美味しいぞ、次はなんだ?塩できたぞ!
「タン元」・・・これは豚っぽいかな?厚みがちょうどよくて、食感と旨味、完全に両立してる
「トリハツ」・・・鳥の心臓、これもなるほど塩できた理由がよくわかる、臭みがなくて、歯応えバッチリ!
次はオススメの、ブラックボードから、注文することに・・・こっちはお魚メインなのかな?
「生カキ」 見た目からして間違いない、これは確実にうまい、デカすぎて、どっから食べたらいいのか分からないよー・・・ああ、なんで清涼感なの?大きいと思ったけど、しつこいほどの身の厚さじゃなくて、余計な部分がないから、とっても食べやすい、もう、間違いない、この店はなんでも旨いに違いない!
気づけばなんと店内は満席、カウンターもほぼ埋まっている、平日の夜でこの賑わい、いやあ、これはまさに繁盛店だ、次はこれだ!
「あんきも」 ビジュアルがすでに、頼んで正解!と言ってる、口の中でとろけて、旨味と甘味がクーって! これならと、こっちも頼む!
「あんきもの天ぷら」 もしかして、初体験かも!熱が通って、ますますとろけたこの食感、うんうん、こういう食べ方もありだなあ、そうだ、定番っぽいこれも!
「モツ煮込み」 ああ、思った通りだ、めちゃくちゃ上品な味がする、モツがまた、柔らかいこと、これも正解、つまりは全問正解ってことだな、あっそういえば、おしんこは彩り鮮やかではあったけど、若旦那の好みではなかったかもしれないけど、それは好き嫌いの多い若旦那のせいだから、見逃してあげましょう(どんな目線で物言ってんだ?)だって、茄子と人参ってねー(普通だろうが!)いくらなんでも茄子って(茄子農家の皆さんは、本当に怒ってらっしゃるからな!)焼き茄子は大好物です!(おっ、フォロー入れてきやがったな)
いやあ、大満足でした、八王子に来る機会があったらまた来たいなあ、皆さんも是非行ってみてね