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コミック12,000冊!スーパーマニアック銭湯の裏事情!

龍涎香-りゅうぜんこう(アンバーグリス)

2012-09-05 16:44:57 | 日記

先日、こんなニュースを耳にしました。

イギリスの少年チャーリー・ネイスミス君は南西部ドーセット州の海岸を父親と散歩していた時風変わりな石にふと目が留まった。早速自宅に持ち帰りインターネットで調べてみると、貴重な龍涎香(アンバーグリス)とわかったという。重さは600グラムで、4万ポンド(約500万円)ほどの値が付くと見られている。
 
なぬ?・・・500万円?・・・拾った石が?・・・美味しい話しじゃない?^^
旨い話に目がない若旦那・・・早速調べてみましたよ!

龍涎香とは、マッコウクジラの腸内で生成される結石で、香水の原材料として広く用いられており、高級ブランドが香りを持続させる保留剤として利用する場合が多いらしく、高級香水に利用できる品質だと、1グラムで数万円の値が付くこともあるとか^^ちなみに、世界最大と言われているものは、400キロ以上もあったんだって!ちょっともう金額の計算できないんですけど(涙)

見た目は大理石のようだが、水よりも軽いために海を漂流していたり、海岸に漂着した塊が偶然見つかる場合があるそうだ。かつては口から出ると思われていたが、現在では肛門という説が有力なんだと・・・もう、どっから出ようと、つまりはウンチでもいいよね、こうなったら!

生成プロセスについては、今も完全には解明されていないようだけど、龍涎香の中にイカのくちばしやあごの骨など來雑物があることから、クジラがイカを多食した後不消化物が胃腸を刺激して生ずるという説があるようです。また、雄のマッコウクジラは繁殖時期には食物をとらず、従って腸の蠕動運動も停滞しているので、糞が排泄されずに盲腸にたまり分泌物と共に変化して形成されるのではないかとも考えられています・・・しつこいけど、もう、ウンチでもいいよね、高価ならね^^

かつては、捕鯨国による商業捕鯨の際に、採取されるケースが多かったそうだが、捕鯨の禁止された現在、発見されるのは、アフリカ、インド、日本、スマトラ、ニュージーランド、ブラジルなどの海上で漂流しているものが、ほとんどらしく、たまに、海岸に打ち上げられるのそうだ!長期間海上を浮遊した、黄金色を帯びているものが最高級品とされているそうで、逆に灰色のものや、マッコウクジラの腸内から採取した黒く柔らかいものは、品質が劣るとされているらしい・・ふむふむ、つまりは、海岸に打ち上げられるほど、漂っちゃった奴が最高ってことね!^^ちなみに、ネイスミス君が見つけたのは、こんな感じらしいよ!

って、おい!これ、黄金色じゃんか!最高級品か?くそー!!やるなぁ、チャーリー!!
若旦那もこれから、海辺に行ったら、拾いまくるよ!^^
でも、色と質感には要注意だ!うっかり、黒いの拾うと、ただのウンチの可能性あるからね^^
皆さんも気をつけてね!


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