立川湯屋敷梅の湯 若旦那のフロント日記

コミック12,000冊!スーパーマニアック銭湯の裏事情!

「全国浴場新聞」コラム「銀輪躍動」2018年3月 「小学校」

2019-01-07 23:00:00 | 銭湯

毎日ブログを書いている若旦那にとって、毎月200文字くらいのコラムは訳ないと思われるんだけど、実際、浴場新聞だから浴場に関連したことが書きたいという思いがあったりして、とにかく筆が進まない・・・そういえば、若旦那のブログも「フロント日記」というわりに、ほとんどお風呂の話出てこないしね・・・もしかして商売愛が足りなすぎるのか?(今頃気づいたのか?)

そんな時、絶対に書きたいと思う話に出会った・・・それが、地元立川第3小学校の子供たちの銭湯盛り上げプロジェクトだ!このプロジェクトに関してはその後、若旦那も小学校で授業もやらせていただいたんですよねぇ・・・お風呂の今昔を話したりしたんだけど、子供たちから「先生!」なんて呼ばれちゃったりして、楽しかったなぁ(おまえは、本当に先生とか呼ばれるのが好きだなあ・・・レベルが知れるぞ!)

でも、だからこそ、短く書くのは本当に難しかったし、今読み返してもちょっとひどい出来だと思う・・・しかし、嘘偽りのないものをそのまま知らせる正直者の若旦那・・・そのコラムがこちら!

 

第3回 「小学校」

私の地元の町の小学3年生が地域学習の一環で近隣の銭湯を盛り上げるプロジェクトを立ちあげてくれた。

児童たちは、自分たちで最寄りの銭湯に交渉し、全員揃って入浴、その体験をもとに広報ビデオや劇を作ってくれたり、市内のフォーラムにおいて銭湯の良さをPRしてくれたりと、大変心強いサポーターとなって活躍をしてくれている。

今は銭湯の良さを近隣の皆さんに知らせることを目的としてペンキ絵をモチーフにした手ぬぐいの制作にあたってくれている。

銭湯を応援してくれる子供たちの笑顔も大変励みになるのだが、私が最も嬉しく思ったのは、子供たちが口々に

「一度入れば良さがわかる」とか、

「大きなお風呂は気持ちいい」とか、

「なくなると寂しい」と声をかけてくれたことだ。

 子供のうちに一度銭湯を体験してもらえば、きっと心の中に銭湯の気持ちよさが残るはず、やはり銭湯にはまだまだ切り開ける未来があると確信した。

2018.3.1 全国浴場新聞「銀輪躍動」

 

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