「立川湯屋敷 梅の湯」には常時数人のアルバイトの子たちが来てくれている・・・閉店の時間にやってきて、洗い場のお掃除を手伝ってくれる頼もしい若者たちだ^^現在は精鋭3人の体制だ・・・だったのだが、その中の一人が大学卒業とともに「立川湯屋敷 梅の湯」も卒業することになった。
送別会をするにあたって、何が食べたいかと聞いたところ、「ホルモン」と答えたので、他のバイト君たちも誘って、つい先日訪れたばかりのこちらのお店へ!
彼がやってきたのは今からちょうど4年前。親元を離れ「立川湯屋敷 梅の湯」から徒歩3分程度のところに居を構え、電車で多摩地域の大学に通う彼は、岩手県の高校を卒業したばかりのまだあどけない顔をした少年だった。
その彼も今や22歳、お酒も飲める歳になったということなので、今日はガンガンいきますよぉ^^
まずは、酒の肴として、メニューにあったすべての刺身系を頼んでみた
左上 「センマイ刺し」 右上 「タン刺し」 左下 「ガツ刺し」 右下 「ホルモン刺し」
センマイ刺しやガツ刺しは今年に入ってからも何度か頂いたけど、タン刺しとホルモン刺しに関してはこれまでにも食べた記憶があまりない・・・ホしかしルモン刺しなんてメニューがあっていいんだろうか?・・・めちゃくちゃ美味しいんだけど、ぐにょぐにょしたまま食べちゃうなんてねぇ^^
もちろん、バイト君たちも初体験ということで、アルコールがすすみます^^
もうどれがどれだかわからないんだけど、「シマチョウ」「マルチョウ」「テッポー」「ミノ」「ギアラ」「ホソ」ととにかくお店にあるホルモン系はすべて食べていきますよ・・・何しろ、彼らは若いですからね、いっぱい食べられるんです(おまえは、その上に大盛のライス頼んでたけどな!)
大体、似たような味なので、やはりポイントは食感・・・そんな中、皆が口をそろえて「これ美味しい」と言ったのが、左下の「トロトロホルモン」・・・って、それって部位の名前じゃないからなぁ、よそのお店では頼みようがない^^皆さんも是非、こちらのお店で食べてみて!
左上 「ナンコツ」 右上 「レバー」 左下 「砂肝」 右下 「ぼんじり」
「ナンコツ」は何がくるかな?って思っていたら、豚の喉がきました、若旦那の大好物の一つです・・・食品卸しの「Aプライス」さんでよく冷凍された喉ナンコツを買ってきて、自分で焼いて頂くくらいの大好物です(どれくらいか、わかりづらい)
「レバー」がすごくよかった・・・最近はやりのシロレバみたいなものじゃなく、シンプルなレバーの鮮度がいいもの・・・色が違うし、臭みが一切なくて、それでいてジューシーなんだよね、誰かが言った「これ最初に食べたら、レバー嫌いにならないですね」・・・うんうん、そうそう、そういう印象!
「最強のハツステーキ」だったかな?
ものすごい大きさで、なんだか原形がわかりそうなハツがきた・・・中まで火が通るのか不安になるようなものだったけど、口にしてみるとサクッと音が鳴るような噛み応え・・・なかなかだ・・・でもそうだなあ・・・これって多分小さくても同じような食感だから、そこまで大きくなくてもいいかな^^
ではこっちのでっかいのはどうだ!
鉄板からはみ出すほどの大きさ・・・その名も「はみ出すカルビ」だったかな?
ウチのバイト君たちは、とっても堅実だから、1枚1800円というこのカルビを頼むのを躊躇していたとのこと・・・今日は送別会だよ?ケチケチ若旦那でも今日はいっちゃうよ!
この若旦那の一大決心を察したかのように、このカルビ、なんと焼いているうちに脂の部分が溶けてなんと4つに綺麗に分割されるという離れ業を繰り出してくれた・・・さすがの国産牛・・・これはとっても美味しかった・・・頼んでよかった^^
生ビールで乾杯したあとはそれぞれ、ハイボールやサワーや、よくわからないものなど、どんどん飲みます・・・飲み放題があったら良かったんだけど、こちらのお店にそんなルールはないらしい・・・しかし、アルハラ若旦那の号令のもと、最後は煮込みを食べながらさらに飲む・・・いやぁ、めちゃめちゃ楽しい会でした・・・
なんとなんと、7時から飲み始めてあっという間の4時間半、お店はもう閉店時間をむかえたようです・・・彼らはその後、「立川湯屋敷 梅の湯」できちんと掃除をしてから、フラフラになりながら家路についたのでした・・・こんな日ぐらい休ませてやればいいのに、それをしないところが若旦那のダメなところではあるけれど、嫌な顔一つしないでやってくれる彼らに感謝感謝の一日でした!
クドウ君・・・長い間、ありがとう。また近くに来たら顔出してね!