新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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フランスの院内感染?は2003年3月北京の状況に酷似(同室者と診察医に症状、検査中)

2013-05-10 13:37:08 | MERS/マーズコロナウイルス/SARS

フランスに帰国した65歳男性が新型コロナNCoVで入院中の件、
最初に入院したバレンシエンヌの病院の同室患者と診察医に同症状が出ていることが判明して最終結果待ち。

  • 最初に入院したバレンシエンヌの病院にて、部屋の近所の人(ancien voisin de chambre du premier malade français )50歳男性と医師35歳男性が感染して、現在、リールとTourcoingで入院中。
  • 検査結果は近々明らかに(dont les résultats "seront connus prochainement", )

まだ最終確定はしておりませんが、この状況は、2003年3月中下旬あたりの北京の状況に酷似しています。
ヒトヒト感染の指標としての院内感染、また、2003年はスーパースプレッダーの存在により感染者が増えたわけですが、この、フランス第一例の65歳男性がそれに相当するのか否か、非常に気になるところです。

ソースはNord Littoral
http://www.nordlittoral.fr/actualite/France_Monde/Breves_France-Monde/2013/05/09/article_virus_proche_du_sras_crainte_de_contamin.shtml

Virus proche du SRAS: crainte de contamination d'un voisin de chambre et d'un médecin

jeudi 09.05.2013, 20:35

 

 

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