新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

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opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

カンボジアのH5N1コンスタントに

2014-03-10 09:06:03 | インフルエンザ:海外の動き/海外発生

カンボジアのH5N1ヒト感染、2013年から世界の主流みたいになっていますが3月もコンスタントに。

  • 首都プノンペンで3歳男児。National Pediatric Hospital に入院後3日後の死亡。2014年の6例目。この少年の住む村では、2月中旬から90%の鳥が死亡していた。
    http://www.globaltimes.cn/content/846832.shtml
  • 10歳女児。Rorveang village, Knor Damborng commune, Cheung Prey district, Kampong Cham (newly named Tboung Khmun) province。海軍医療チームが発熱者サーベイランスで見つけた(NAMRU-2)。
    確定診断はパスツール研。1月26日発症、タミフル投与にて回復。4例目。http://www.cdcmoh.gov.kh/PressRelease/51-52-PressRelease.Eng.pdf
  • 11歳女児。La Ork village, Krek commune, Ponhea Krek district, Kampong Cham (newly named Tboung Khmum) provinceおなじく海軍医療チームが発熱者サーベイランスで見つけた(NAMRU-2)。
    確定はパスツール研。2月9日発症。タミフル投与にて回復。5例目。
    http://www.cdcmoh.gov.kh/PressRelease/51-52-PressRelease.Eng.pdf

カンボジアにおけるケースがコンスタントに報告される背景に、米海軍の支援があります。
このNAMRU-2の詳細は、在カンボジア 米国大使館のHPで紹介されています。
http://cambodia.usembassy.gov/namru2.html

 


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