新型インフルエンザ・ウォッチング日記~渡航医学のブログ~

照会・お便りetcはこちらへどうぞ
opinion@zav.att.ne.jp(関西福祉大学 勝田吉彰研究室)

スウェーデンの交雑(H1N2)

2019-02-09 10:07:19 | インフルエンザ:対策/対策の進歩

インフルエンザウイルスの遺伝子交雑。10年前、H5N1が騒がれていた頃にはあらゆるメディアに載り人口に膾炙した話題でしたが、おおかた忘れられた今、ひっそりとスウェーデンで。

  • 新たにH1N2検出。スェーデン南部。
  • H1N1とH3N2の交雑。H1はH1N1から。N2はH3N2から。
  • 従来の季節性インフルワクチン有効。
  • まったく初めてではないものの(昨年3月オランダで)、極めてレア。

今シーズンは日本の大騒動、昨シーズンは豪や英連邦のオージーインフル騒動。インフルエンザが強大な心理的影響力、マスコミ動員力を世界的に獲得したのは、やはりH5N1が原点でしょうか。今後もいろいろ心理的火種になりそうです。

https://www.cdc.gov/flu/spotlights/h1n2-infection-sweden.htm

Influenza A (H1N2) Reassortant Infection in Sweden

 

 


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2月8日(金)のつぶやき | トップ | 2月9日(土)のつぶやき »
最新の画像もっと見る

インフルエンザ:対策/対策の進歩」カテゴリの最新記事