新型インフルエンザがヒト感染能力獲得 といってもH5N1じゃなくて、もうちょっとおだやかなH7型の話ですが、気になるニュースにかわりありません。
H7がヒト肺細胞にくっつきやすく変異してきているのが確認されたとPNAS誌に発表されています。
H7は昨今話題のH5N1ほど激烈ではないものの、2003年オランダの鳥インフルエンザで話題になりました。
ヒト感染では、呼吸器よりも眼を介した感染をしやすいとか。また、鳥の腸管α2-3にくっつきやすいこともわかってきています。
ソースは5月26日付Bloomberg↓
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601082&sid=aVWZxrgJpeo0&refer=canada
虫対策、やります。
すでに2月にコメントされていたこと、失礼しました(汗顔の至りです)。
私は新型インフルエンザの脅威に気付いてから、まだ2ヶ月くらいです。周囲に話しても反応はよくありません。われわれ一般人への脅威の周知のためにも、今後もお願いします。
虫対策、ぜひぜひやってください。
まだ、蚊がじゃんじゃんH5N1をうつしてまわるというきっちりした証明こそないものの、理論的には可能性ありです。たとえば2月20日付の拙稿http://blog.goo.ne.jp/tabibito12/e/7375a8d2b57abd2959d86b967d427196
そのソースhttp://www.liebertonline.com/doi/abs/10.1089/vbz.2007.0142
みたく、蚊の体内からH5N1が見つかっています。
要は、対象となる虫なり動物なりの細胞受容体(アンテナのようなもの)にくっつくことが出来れば可能性あがるわけなので、要注意です。 備蓄品リストに殺虫剤染み込ませた蚊帳など良いかも。私はマラリア流行地のセネガル在勤中、3年間、蚊帳の中で寝ていました。
毎日、チェックさせていただいております。
悲しい話やら、怖い話が多いですが、暗い気持ちにならずに読めるのがありがたいです。
もし機会があったら教えていただきたいのですが、
いざ、パンデミックというときには、家に篭城する予定ですが、そのときにウイルスを虫(ダニ・蚊など)が媒介して、感染する可能性は有るのでしょうか?
有るとすれば、虫対策もしなければ。
これからも、よろしくお願いします。
いや~冷や汗、冷や汗です。
ーH7ならなぜ穏やかなんだっ
すみません、これはソースのbloombergのタイトルの直訳でした
Mild American Bird-Flu Strains Gained Ability to Attack Humans
「mild→穏やか」、この警告せねばならぬ時期にもっと頭を使った訳のほうがよかったですね。訂正の方は、別投稿でいたします。
今回報告されたヒトに感染しやすいH7型ウイルスの内、H7N3型はH5N1型と同じ高病原性であり、全く穏やかな話ではありません。
H7タイプならなぜ穏やかなのでしょうか?
このような「(故意、過失を問わず)誤った情報の流布」は、勝田氏の最も危惧するところと思いますが、如何。
Webで「H7 インフルエンザ」とグーグレば、簡単にクロスチェックできる世の中です。このブログを見ている主婦等も多いと思いますので、確実な情報提示を願います。
ソースは以下。
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20080527-OYT8T00400.htm